LINEで誤送信!...取消できる便利な「削除」&「送信取消」を解説

写真・大内香織 文・宍戸沙希

【LINE連載】 vol.5

「LINEの送信を取り消したい!」

「彼に送るつもりのメッセージを、母に送ってしまいました。母にバレずにメッセージを削除する方法はありますか?」(ミサコ/33歳)

vol.4では、「コピー」や「Keep」などの、メッセージを長押しすると出てくる隠れた機能を紹介しましたが、実は、便利な機能がまだまだたくさんあるのです!

今回は「送る相手を間違えてしまった」「このトークを削除したい」など、誤送信したときに“送信をなかったこと”にする機能を、LINEの社員であるりょかちさんに教えてもらいます。

「削除」のやり方

まずは、自分のトークルームのみで消す方法を紹介します。

トークルームが画像やスタンプで埋まってしまい、「昔のトークをさかのぼってみるのも面倒」と思ったときに便利なのが“長押し”機能の中にある「削除」です。

トークルームを開きます。

削除したいメッセージを長押しして「削除」ボタンをタップ。

削除したいメッセージやスタンプをタップ。

右下の「削除」ボタンをタップ。

この「削除」機能は、あくまで自分のトークルーム内のメッセージを削除できるもの。よって、相手のトークルームからは削除できないので要注意!

「削除」機能を使ったことが相手に知られることもありません。

「送信取消」のやり方

ミサコさんの相談のように、たまにやってしまうのがLINEの誤送信。

彼氏に送るはずだったLINEを家族に送ってしまった、先輩に間違えてふざけたスタンプを送ってしまった……なんて恥ずかしい経験、みなさんも一度はしたことがあるのでは!?

そんなとき、24時間以内であれば送信した内容を“なかったことにできる”機能があるのです。

それが「送信取消」機能。

送信を取り消したいメッセージを長押し。

「送信取消」を選択。

確認画面に移動して、「送信取消」を選択。

送信を取り消したいメッセージは1度に1件のみ選択が可能です。

※相手のバージョンによっては「送信取消」の機能が使えない場合があります。

複数のメッセージやスタンプを取り消したい場合、この操作を繰り返してください。

相手がメッセージを確認する前に取り消せば万事解決!

ただし、「メッセージの送信を取り消しました」という通知は相手に届いてしまうため、「送信取消」のメッセージが気になる場合は、「ごめん、字を間違えた」などとフォローを入れるようにしましょう。

迷惑メッセージが届いたら…「通報」機能を解説!

知らない人から突然連絡がきたり、スパムのような怪しいメッセージが届いたことはありませんか……?

もし見知らぬ人から迷惑メッセージがきた場合、トーク画面上に「ブロック」または「通報」ボタンが出てくるため、こちらの機能を使ってください。

通報する場合には、

・スパム/宣伝目的

・異性交際/出会い目的

・迷惑行為

・その他

という選択マークが出てくるので、「同意して送信」をタップ。

万が一「友達に追加」してしまった場合も、役に立つのが、メッセージを長押しすると出てくる隠れた機能の「通報」ボタン。

メッセージを長押しし、「通報」をタップ。

「通報」することでLINEの管理者にユーザー情報やトーク履歴のデータが届き、調査してくれる仕組みになっているんですよ。

みなさんも安全に、楽しくLINEを使いこなしてくださいね!

Information

りょかち/ウェブプランナー

1992年生まれ。LINEで働くかたわら、“自撮ラー”としてSNSで注目を浴び、webメディア等でも活躍中。若者とインターネット文化の関係についてなど、多く寄稿している。近著に『インカメ越しのネットの世界』(幻冬舎plus)がある。

※この記事で紹介するやり方は2020年1月31日時点の方法です。

※この連載で紹介するやり方はiPhoneの場合です。Androidはやり方が異なる場合があります。