「うちの子、布団をはいじゃう!」解決策...生後11か月の育児 #34
文・小阪有花
【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 34
生後11か月の赤ちゃん、気になること

初めての育児。我が子はかわいいけれど、不安や悩みがどんどん湧いてくるもの。そんな新米ママのために、この時期の気になることを解決します!
男の子のほうが病気をしやすいと聞きますが、実際はどうなんですか?
保育園でも、男の子のほうがお熱でお休みする子が多いイメージです。男の子は繊細で臆病になりがちなので、精神的な部分で熱が出やすいとも言われています。あくまでひとつの意見ですが……。
今まで食べていたものを最近嫌がるようになりました。
感情の発達とともに、今まで良かったものも嫌になったりするのが、この時期の特徴です。無理に食べさせようとするのではなく、嫌いになってしまったものについての絵本などを取り入れ、再度興味が湧くよう待ちましょう。
タオルケットを何度かけても蹴飛ばして寝ています。
もしかしたら暑いのかもしれません。赤ちゃんは基本汗っかきなので、環境を調整するように気をつけてください。暑くなくてもはいでしまうようなら、腹巻きなどがおすすめです。

歩行器を使おうか迷っています。
歩行器は、歩く練習をさせるものではなく、遊びの一種として取り入れていただければと思います。その際は必ず大人がそばにいてください。歩行器は、ちょっとした段差で歩行器ごと転んだりと危険もあります。個人差はありますが、遊びで1日合計1~2時間くらいを目安にしてください。
後追いが激しくなってきました。どうしたらいいですか?
離れても必ず戻ってくることを知らせることです。「待っててね」など声をかけ、そのあとは泣いていたとしても一時的に離れることは大丈夫です。待っていれば必ず帰ってくるということがわからないので不安になっています。帰ってきたときは、ただいまと笑顔で抱きしめてあげてください。
こさか ゆか/保育園プロデューサー
ただいま長年の夢だった絵本作家になるため、クラウドファンディング(12月28日まで)に挑戦中です。テーマは「子どもの心に寄り添える絵本を作りたい」。ご支援よろしくお願いいたします。
https://faavo.jp/tokyo23/project/3316
リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。
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