知らなかった…! ランチョンマットで彼のコクハクを聞き漏らさない方法 #5

ひとり暮らしの独身女性が、友だちや彼氏を部屋に呼ぶ時。おもてなしがチラリと見えるようなテーブルコーディネイトがしたいものですが、かといってお皿やグッズを買いそろえるのは現実的ではない。気軽に手に入るもの、もしくは家にあるもので、どうやったらおしゃれに見えるのか？　ただいまテーブルコーディネイト勉強中の保育士・小阪由佳さんが、簡単にマネできるテクニックをイケメンコーディネーターの中野瑞貴さんに教えてもらいます！

文・小阪有花

ランチョンマットがこんなに大切だったなんて!

小阪 今年一回目ですね。新年あけまして、これからまたよろしくお願いいたします!

中野 新年おめでとうございます。こちらこそ、よろしくお願いいたします。

小阪 さっそくなのですが、テーブルコーディネィトに、ランチョンマットはあるほうがいいですか?

中野 それは、もちろんあるほうがいいですよね。

小阪 そもそもランチョンマットってなんですか?

中野 ランチョンマットは、もともと西洋からきたもので、目的は、食事を簡単にすませるためのものです。西洋では、食事の際はテーブルクロスを敷いて食事をするのですが、テーブルクロスはとにかく洗うのが大変です。その問題から、もっと簡単に食事ができないものか? とつくられたのが、ランチョンマットです。

小阪 ほほー。テーブルクロスなしで食べるという発想にはならないんですね。

中野 なりません(笑)。ならない理由はあとで説明しますね。まぁ、しかし、今となっては、簡単に食事をする方法ではなく、テーブルを華やかにするという目的に変わりました。ランチョンマット1枚で、食卓の雰囲気がかわって楽しくなるよね! という感じで。

ランチョンマットのサイズは統一されている?

小阪 ランチョンマットの大きさは決まっていますか?

中野 45センチ×32センチが一般的です。

小阪 丸い形のものもありますよね? うちには、キッズをイメージしたニコちゃんマークのランチョンマットがあります! かわいいですよ。

中野 丸い形のランチョンマットもありますが、丸い形はサイズは決まっていません。汚さないようにというよりは、おしゃれ目的ですからね。

小阪 インスタで丸いランチョンマットが使われているのをよくみます! 女の子らしくてかわいくなりますよね!

ランチョンマットを使う意味

小阪 ランチョンマットっていろんな種類がありますね。

中野 そうですよね。テーブルクロスやランチョンマットをつかったことのない人ってたくさんいると思います。でも、ランチョンマットは多くのメリットがあるんですよ。

小阪 冒頭で伝えようとしていたことですね。

中野 はい。ランチョンマットを使うメリットは3つ。まずひとつめは、テーブルが華やかになる。これは毎回伝えてますね。

小阪 はい。

中野 ふたつめは、テーブルに傷がつきません。汚れなどは拭いても落とせますが、食器等を置いた時にできる小さな傷は取り返しがつきません。これをランチョンマットで防ぐことができます。

小阪 ああ。あの、なんでできるんだこの小さい傷て思ったことあります。あれは食器を置いた時の傷なんですね。気をつけなきゃ。

中野 3つめは、テーブルに食器を置いても音がしないということです。食器を置く際、必ずなにかしら音がしますよね?

小阪 わずかではありますが、お茶碗を置く時とかにしますね。

中野 そういった音を吸い取ってくれるのが、ランチョンマットです。食器の音がないことで、静かに食事ができ、会話のさまたげにもなりません。

小阪 彼の小さな声でのコクハクや、不満げな舌打ちもよく聞こえるってことですね……。

ランチョンマットの選び方

中野 ランチョンマットの選び方は、テーマにそったもの、または家にあるテーブルにあわせたランチョンマットにします。テーブルを利用しておしゃれにできるのもランチョンマットのいいところですね! テーブルクロスを使うと、テーブルが全部かくれてしまいますからね。

小阪 それがいい人もいるかもてすが(笑)。私は、仕事でアタフタしてる時はテーブルクロスで全部かくしたいです(笑)。

中野 ははは。では、そうじゃない人はランチョンマットがおすすめです。

小阪 ありがとうございます! 今回はランチョンマットの使い方を教わりました! 次回もたのしみにしています!

Information

中野瑞貴さん

TV、メディアで紹介されている、イケメンによる紅茶教室『プライベートサロン シェシカ』の講師。テーブルコーディネーター1級、テーブルウェアフェスティバル2017テーブルコーディネートコンテスト2作品入選。

こさか　ゆか／保育園プロデューサー
リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。