100年前のかわいいリアルアンティークに出逢える店〔Torico-lore〕へ行ってみよう♪

2019年02月22日 21時03分

住まい LIMIA

「かわいらしいアンティーク雑貨は好きだけど、どこで買えばいいかわからない」「高いから趣味として続けられない」――そう考えて諦めてはいませんか? 東京・渋谷にリアルアンティークショップ〔Torico-lore(トリコロール)〕なら、“カワイイ”を諦めずに済みますよ♪

カワイイもの好きなオーナーが集めたリアルアンティークがずらり

〔Torico-lore〕があるのは、恵比寿駅前の賑やかな大通りから少し入った閑静な場所。7分ほどで、こんなに静かな場所があるのか、と驚いてしまいます。

ショップのウィンドウ越しに見えるのは、昔々ヨーロッパの子どもが遊んだんだろうなぁと想像してしまうようなピアノのおもちゃと、ギフトボックスたち。これだけでテンションが高まります。

店内に入って、まず目につくのはホーロー鍋や食器の数々。実は、〔Torico-lore〕のオーナーは、『東京アリス』や『クローバー』などの作品で知られる漫画家の稚野鳥子さん。アンティークの中でも生活骨董品であるホーローが好きで、ずっと集めていましたが、「こんなにかわいらしいものを自分のところにとどめておくのはもったいない。もっとほかの人たちにも知ってほしい」ということで2017年12月9日にオープンしたのだそうです。

そのこともあり、ホーローアイテムの品揃えは豊富。さまざまな大きさの鍋や食器類、ポットからファウンテンといった大きなものまでどれもこれも、さりげなく置いておいてもお部屋のアクセントになりそうなものばかりです。

実は、店内にあるものは、どれもオーナーと店長が直接フランスまで出かけて行って買い付けたものだそう。今でも年に数回、仕入れの旅に出かけるんだとか。

仕入れるのは、1920年代に実際に使われていたものばかり。生活の跡が見られる品々に愛おしささえ感じてしまいますね。

ホーローだけじゃない! 陶器や人形、手仕事による逸品も

少し奥に入っていくと、人形や陶器の食器が並んでいます。人形のほとんどはドイツ製。人形の老舗メーカー シュタイフがあるので納得ですね。

比較的、数の多い小ぶりの食器は、貴族など裕福な家の子どもたちがままごと遊びに使っていたものだそう。小さくても、凝った絵柄があり、「本当のお金持ちは、子どもの頃からいいものに触れていたんだな」と想像も膨らみます。

さらに奥に進んでいくと、繊細なカッティングが施されていたり、細い糸で編まれたレースが縫い付けられたりした、手仕事の結晶のような白いドレスがずらり。子ども用から淑女向けまでさまざまな大きさのものが大切に掛けられています。

「着て楽しんでいただくこともできますし、子ども用はトルソーに、ベビー用はドールに着せて、飾っている人もいますよ」とはスタッフの小畑さん。今でも着用に耐えられる、というのが驚きです。

手仕事を助ける道具類もありました。こちらは靴下のダーニング(できてしまった穴を、縦横に糸を通してふさぐ補修方法の1つ)に使う木製の卵。アヒルのヒナと一緒にディスプレイしているところに、アイテムに対する愛を感じました。

刺繍糸や糸巻き、レース糸など手芸用品もずらり。繊細な色の糸たちを見ていると、「当時の女性たちは、どんなステッチを施したんだろうか。お茶とおしゃべりを楽しみながら、手芸に勤しんだんだろうか」と妄想が膨らみます。

100年前の嫁入り道具にも逢える!

店内を歩きながら、アンティークアイテムに付けられているそれぞれの値札をひっくり返してみたのですが、本物なのに、どれもリーズナブル。

ままごと用の陶器の小皿が3,500円、貴族たちがティータイムに使っていたであろうカップが7,200円、今と違い、ひと針ひと針丹念に施されたバラの刺繍のある手提げバッグが7,000円(!)、赤ちゃんを抱いた《うさ耳娘》人形でも4万9,800円。時がたって価値が上がっているにもかかわらず、当時よりも安いのでは? と心配になってしまうほど。

店内にあるもので、もっとも高額な商品をおしえてもらったところ、入口近くの壁に掛けられている《忘れな草のピンクのウェディング16点セット》とのことでした。これは、6種類の大きさの違うホーロー鍋に、フタ、浅めの両手鍋やおたまなどがセットになっている嫁入り道具。100年ほど前の時代、お嫁入りする娘に持たせるのが流行っていたのでしょうか、〔Torico-lore〕にはちょくちょく入荷しているようです。

今も昔も、娘を送り出す気持ちは同じなんだな、と思うと同時に、そういうものを母親が選んで娘に持たせるとは、いつの時代でもいくつになっても女性はかわいらしいものが好きなんだな、と感じずにはいられませんでした。

〔Torico-lore〕の魅力は、100年の“時”とフランス・日本という“場所”を超えたアイテムに出逢えること。そして、このようなリアルアンティークを入手しやすい価格帯で販売していることも挙げられます。

いったんアンティーク収集を諦めた人でも、これなら再開することができますよね♪

いくつになっても、女性は可愛いものが好きなもの。そんな“可愛い”を〔Torico-lore〕で見つけてはいかがでしょうか。

※価格や店内在庫は取材時のもの

【Torico-lore】
●住所:東京都渋谷区 恵比寿南2−25−12 1F‎
●電話:03-6712-2208‎
●営業:12:00~19:00
●定休日:水曜日

https://www.toricolore.com/
Torico-lore公式サイト

●写真・文/渡辺まりか

LIMIA

2019年02月22日 21時03分

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