蛍光灯シーリングライトは買い替えどき?LEDシーリングライトがとっても明るい!
照明の定番と言えば、シーリングライト。昨今は蛍光灯からLEDへと光源が進化していますが、「LEDは暗い」というイメージをお持ちの人もいるでしょう。ところが、最近のLED光源の明るさはすさまじいものがあるとかないとか……。編集部でイマドキのLEDシーリングライト〔NEC〕の《HLDZG1862》を購入して実機テストをしてみました♪
家庭用としては最強レベルのLED照明[HLDZG1862]
購入テストをしたシーリングライトは、〔NEC〕の18畳用シーリングライト《HLDZG1862》です。アマゾンの実勢価格で11,980円(税込、2018年3月24日現在)と価格もこなれています。光源のLEDは昼光色で、定格光束は8,100ルーメン(lm)いうスペック。ルーメンとは、LEDの明るさの指標です。白熱灯や蛍光灯ではワット(W)が明るさの指標ですよね。
8,100ルーメンがどれくらいすごいかと言いますと……自動車のLEDヘッドライトの最強クラスに匹敵します! 直視したら「眩しい!」と目を背けるくらいの明るさ。消費電力は62ワット。家庭用では最強レベルと言えるでしょう。
蛍光灯のシーリングライトのスペックは?
こちらは、交換前の蛍光灯シーリングライト。38ワットと30ワット、合計68ワットの丸形蛍光灯が付いています。省電力タイプではあるのですが、68ワット使って4.5〜8畳用というスペックです。
LEDシーリングライトの本体は?
《HLDZG1862》のカバーを外したところです。LEDを拡散カバーで覆うことによって、偏りのない光源になっています。外側にも光を回すことで、天井面も明るくなります(LEDを目立たせるように暗めに撮影しています)。
LED&蛍光灯シーリングライトの明るさ比較をしてみました♪
光源から1メートルの位置で、照度計を使って明るさを測ってみました。以下の数字は、カバーを装着したときの数値です。
照度計はルクス表示。《HLDZG1862》は、光源から1メートルの位置で2,240ルクスありました。2,000ルクスあれば、机の上で製図や電子部品の組み立てができるほどの明るさです。お店のショーウインドウくらいと考えれば分かりやすいでしょうか。
とにかく明るいです。この記事を書いているブラックのキーボードの文字がパッチリと見えます。本を読んだり、手紙を書いたりといったときに完全ストレスフリーですね。
また、子供の勉強部屋は明るい方が良いと思います(参考書の文字が見やすい、という意味です)。勉強をするには、1,000ルクス以上の明るさが望ましいとされています。このスペックなら問題ありません。
同じ条件で、蛍光灯のLEDシーリングライトの明るさを測定したところ520ルクスでした。500ルクスと言えば、本を読むには暗く感じ、化粧をするのにちょうどいいくらいの明るさです。
ちなみに間接照明は……
これまた同じ条件で、間接照明の明るさを測ってみました。220ルクスとシーリングライトに比べれば暗いですが、ダイニングの明るさとしては普通のレベルです。シチュエーションによって、必要な明るさは変わりますよね。
イマドキの照明らしい配慮も光ります♪
〔NEC〕定番のシンプルなリモコン。蛍光灯シーリングライト時代とデザインがほとんど同じ気が……。ただし、性能には文句ナシです。100%から10%までの連続調光機能があり、「ちょっと灯りを暗くして落ち着きたい」といったシチュエーションにも対応できます。消灯時にはすぐにライトが切れるのではなく、徐々にフェードオフします。
明るさの記憶機能もあり、30分・60分のスリープモードも備わっています。
いかがでしたでしょうか。何かをするときに必要な明るさには年齢による差もあります。調光機能があれば「明るすぎる」ということにはなりませんので、照明が暗いとお嘆きの方には明るいLEDシーリングライトはおススメです♪