換気扇をピカピカに掃除するアイデア5選!【換気扇・レンジフード・フィルター・ファン・カバー】
みなさんはどれくらいの頻度で換気扇の掃除をしていますか? 年末の大掃除に1回程度という方はこびりついたギトギトの油汚れにショックを受けた経験もあるかと思います。そこで今回は頑固な換気扇やレンジフードの汚れを掃除するアイデアから日常的なメンテナンスの方法まで幅広くご紹介します! ぜひ参考にして換気扇をピカピカにしてみてくださいね。
換気扇、掃除をしないとどうなるの?
キッチンにこもりがちなニオイを換気してくれる換気扇。毎日使う場所なのに、コンロまわりやシンクに比べて掃除の頻度が少ないのはなぜでしょう。
高い位置にある換気扇は手が届きにくく、つい後回しになってしまうのが理由のひとつでは? 意を決して年末の大掃除に換気扇のカバーを外してみるとギトギトした油汚れに驚いてしまったという方も多いことでしょう。
キッチンの汚れの正体は油汚れとそこに付着したホコリ。掃除をしないままでいると換気効率が落ち、部屋に臭いがこもりやすくなります。また、モーターにも負担がかかるため、故障の原因に繋がることも。汚れがひどくなると換気扇本体や油受けから汚れた油が垂れ、キッチンの壁や調理台などを汚す原因にもなります。
溜まった汚れが雑菌の温床となるのは衛生面においても問題であるため、湿度の高い季節はとくにこまめにきれいにしておきたいところです。
換気扇の取り外し方
●換気扇をオフにする
換気扇をしっかり掃除するためには、レンジフードや油受け、ファンなどのパーツを取り外す必要があります。換気扇の種類によって取り外すことができるパーツは異なりますが共通するのは「必ず換気扇のスイッチをオフにしておくこと」。オフにしていても何かのはずみでスイッチがオンになってしまうこともあるので、あらかじめブレーカーを下げておくと安心です。
●レンジフードを外す
レンジフード(深型)の内側に、前板を固定している金具(またはネジ)があるため、ロックを解除します。次にスイッチ部分のコネクタをツメを押しながら引き抜きます。最後に、前板を両手で手前に引いて外します。万一落下したときに備えて、ペットや赤ちゃんがいるご家庭では作業中にキッチンに入ってこないようご注意を。
トッププレート(天板)がガラスやホーローでコーティングされたコンロの場合、掃除中に分解したパーツを落とすと表面に傷がついたり割れたりする恐れも。ガスの場合は作業前に元栓を閉め、バスタオルや新聞等でコンロの表面を覆っておくといいでしょう。
●シロッコファンを外す
最近のキッチンで多いのが「シロッコファン」と呼ばれるファン。昔からあるプロペラファンより換気効率が良いことが特徴です。シロッコファンはファンを押さえている金属部品(ベルマウス)をはずし、ファンを手で押さえながら真ん中にある大きなネジ(ツマミ)を緩めると外すことができます。シロッコファンはネジを緩める方向が通常のネジと逆のものが多いようなので、回す方向にご注意を。
●ダクト用換気扇の外し方
トイレやミニキッチンなどに設置されているダクト用の換気扇は、カバーがツメで引っかけてあるだけのものは手で引っ張れば簡単に外すことができます。ネジで止めてあるタイプはドライバーで外します。キッチンのシロッコファンのように内部にファンがついている場合はレンチやスパナのような工具が必要ですが、奥まったところにあるため普通のレンチでは回すことができません。無理だと思った場合は、外さなくてもできる範囲で掃除をし、あとは専門業者に依頼しましょう。
▼換気扇の取り外し方の詳しい記事はこちら▼
https://limia.jp/idea/70055/?utm_medium=referral&utm_source=rss_life.news.biglobe.ne.jp
レンジフード・換気扇の掃除方法、教えます。油汚れがべっとり付いたレンジフードもピカピカに!
換気扇掃除を時短で行う方法とは?
換気扇はキッチンだけではなく、家のいたるところにあります。例えば「脱衣所」や「トイレ」。通気口としての役目があり、目には見ない花粉や外気の汚れがたまっているはず! こまめに掃除をすることでクリーンな空気を家の中に取り入れたいですね。
そんな通気口の掃除を簡単にしてくれるのが、__________7hm7_____さんオススメの《粘着フィルターシート》です。100均で購入することができるこの便利なアイテムを通気口の大きさにカットして貼るだけ。汚れたらシートを交換するだけなので、お掃除の時短になるというわけです。
▼換気扇の時短掃除に関する詳しい記事はこちら▼
https://limia.jp/idea/64071/?utm_medium=referral&utm_source=rss_life.news.biglobe.ne.jp
便利グッズで換気扇・通気口の埃や花粉、PM2.5を防止★
重曹を使って換気扇を掃除してみよう!
キッチンの換気扇の主な汚れは「油汚れ」です。食品を扱うキッチンはできるだけ安全・安心なものを使って掃除をしたいですよね。そこでおすすめなのがナチュラルクリーニングの代表格「重曹」です。酸性の油汚れを弱アルカリ性の重曹と水が中和するため、簡単に落ちやすくなりますよ。効率よくしっかり落とすためのポイントは次の通り。
●熱めのお湯を使う
固まっている油は温度が上がると溶けるため、40~50度のお湯を使うことで落ちやすくなります。キッチンの換気扇汚れは、重曹水の漬け置き洗いで落としましょう。酸性の油汚れを、弱アルカリ性の重曹と水が中和するため、簡単に落とすことができるのです。
重曹を使うときの重要なポイントは2点あります。
1点は、熱めのお湯を使うこと。固まっている油も温度が上がると緩む(溶ける)ので、やけどしない程度の温度(40~50度)のお湯を使うことで、落ちやすくなります。ただし、重曹+水は弱アルカリのため、熱湯だとアルカリ度が上がって強アルカリの炭酸ソーダに変化します。炭酸ソーダはアルミニウム製のパーツやお鍋などを変色させてしまうので、熱湯を使用する場合は素材に注意するようにしましょう。
●浸け置きにする
お湯1Lに対して重曹1カップほどを止水をしたシンクなどに溶かし、換気扇のパーツを2時間~半日ほど浸け置きします。油汚れが浮いてきたところを歯ブラシでこすると簡単に汚れを落とすことができます。
オキシクリーンを使用するアイデア
家中の汚れをすっきり落として切れることで話題の《オキシクリーン》を使った掃除方法です。monkichiさんによると、トイレの換気扇カバーを“オキシ漬け”にすると簡単にお掃除をすることができるのだとか!
monkichiさんは扇風機のファンと一緒に3時間ほどオキシ漬け。《オキシクリーン》も重曹同様、40〜50度のお湯につけると良いとのこと。
ホコリが溜まっていた換気扇カバーがピカピカに! 換気効率も良くなり、クリーンな空気を送ることができますね。
▼monkichiさんの詳しいアイデアはこちら▼
https://limia.jp/idea/150897/?utm_medium=referral&utm_source=rss_life.news.biglobe.ne.jp
扇風機(換気扇も)を片付けるためオキシクリーンで分解洗浄!
レンジフードの手強い汚れを掃除する方法
換気扇のなかでもっとも頑固な汚れが付着してるのがキッチンのレンジフードです。毎日の料理で油や蒸気に混ざったほこりを吸っているレンジフードは汚れがいっぱい。頑固な汚れを取り除く「重曹」と「セスキ炭酸ソーダー」を使った掃除方法をご紹介しましょう。
「重曹」と「セスキ炭酸ソーダ」はどちらもアルカリ性でキッチンの油汚れ落としに多く使われます。作り方は水500mlに対して重曹またはセスキ炭酸ソーダを小さじ1入れてよく混ぜ合わせるだけ。このときお湯で作ると弱アルカリから強アルカリになり、より汚れ落としパワーを発揮してくれます。
汚れ落ちはセスキ炭酸ソーダの方が期待できますが、その分、目に入ったときの心配も増します。目を保護するための眼鏡の装着と併せて、高いところを掃除するときは重曹スプレーを使用するなど、用途・場所によって使い分けることがポイントです。
このときシンクを止水する方法もありますが、二重にしたビニール袋を使うと、浸すお湯もセスキ炭酸ソーダを使う量も少なく済むのでおすすめです。20分ほど浸けていると油汚れがみるみると浮き上がってくるのがわかるはず!
浸けておくだけでギトギトだった油汚れがこんなにすっきり! レンジフードの種類によっては1か月に1度お湯を入れると、自動的にレンジフードがフィルターやファンを洗浄してくれるものや、ファンの着脱もワンプッシュで済むタイプもあります。ご家庭のレンジフードの性能を取扱説明書でしっかり把握して掃除をするようにしましょう。
▼重曹とセキス炭酸ソーダを使った換気扇掃除の詳しい記事はこちら▼
https://limia.jp/idea/70698/?utm_medium=referral&utm_source=rss_life.news.biglobe.ne.jp
安全の為にも日頃から心がけたい!手強いレンジフード掃除を実践してみました
換気扇、レンジフードを定期的に掃除してみよう
高所にあるレンジフードは毎日使っているのになかなか掃除の手がゆき届かない場所。気づいたときには、汚れもすっかり層になってしまっていた、なんてことも。こまめに掃除をすることで手強い油汚れもサヨナラできますよ。
●レンジフード×重曹
レンジフードの汚れのほとんどは、調理油がホコリと混じって酸化したもの。強いアルカリ性の「重曹」を使って油を浮かせて取り除いていきましょう。
重曹を水で徐々に割っていき、ペースト状にします。重曹のペーストをレンジフードまわりの気になるところへ雑巾を使って塗布、擦りながら汚れを落としていきます。細かなところは歯ブラシを使えばキレイに落ちますよ。仕上げはお湯に浸した雑巾をかたく絞り、しっかり拭き取っていきましょう。
●レンジフード×アルカリ洗剤
市販のアルカリ洗剤も手強い油汚れには力を発揮します。ただし、洗浄力が強いため。取り扱いには十分注意を。また、皮膚に付着すると肌荒れの原因となるので、ゴム手袋を着用するようにしてください。
はじめにキッチンペーパーにアルカリ性洗剤を染み込ませます。油汚れが気になる箇所に貼り付け、洗剤の蒸発を防ぐために、上からラップで覆います。後は放置して汚れを浮かせるだけ。仕上げはお湯でしっかり拭き取りをすることも忘れずに。
●レンジフード×カバー
レンジフードの汚れはあらかじめフィルターを取り付けておけば、掃除の手間を大幅に軽減してくれます。調理中の煙や油を全て吸い込むレンジフード。カバーにフィルターを付ければフィルターを交換するだけなので掃除の時短にもなりますね。フィルターはホームセンターや100均などで購入することができます。すぐに汚れてしまうので、定期的に交換をするようにしましょう。
▼詳しい換気扇・レンジフードの定期的な掃除の詳しい記事はこちら▼
https://limia.jp/idea/114755/?utm_medium=referral&utm_source=rss_life.news.biglobe.ne.jp
【定期掃除推奨】毎日使うレンジフードは、日々のメンテナンスでキレイに
こまめな掃除と定期メンテナンスで換気扇をいつもスッキリ&ピカピカに♪
高所にある換気扇はどうしても掃除を後回しにしがち。そのため、年に一度の大掃除では頑固にこびりつついた汚れに悪戦苦闘している方も多いことでしょう。そんな換気扇の掃除は日頃からこまめに掃除をすることで結果的に掃除の「時短」にも繋がります。ご紹介した方法を参考に、換気扇の汚れを落とし、いつもクリーンな空気で過ごしましょう♪
https://limia.jp/keywords/49614/?utm_medium=referral&utm_source=rss_life.news.biglobe.ne.jp
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