ホコリが故障の原因に!キーボードを徹底的に掃除する方法
ホコリ、汗、アカ、お菓子の食べかすなどで知らず知らずのうちに汚れてしまっているパソコンのキーボード。みなさんは掃除をしたことがありますか? 掃除をせずに汚れが溜まってしまうと、故障の原因になりかねません。今回はキーボードの徹底お掃除術を紹介します。
よ〜く見ると隙間に汚れが……
みなさんは自分のパソコンのメンテナンスを定期的にしていますか? キーボードはパソコンのパーツの中でも、一番触る頻度が高いところ。機械の中でも多く使う場所というのは故障のリスクは必然的に高くなります。そのため定期的にその部分をメンテナンスしていかなければいけません。
そこで今回はキーボードの掃除方法を紹介していきます。
■目次
1. キーボードも汚れる
2. キーボードの汚れは故障の原因
3. 準備
4. 掃除
まとめ
1. キーボードも汚れる
モノを使っていれば当然、汚れがつきますし、寿命もすり減っていきます。キーボードも当然汚れますし、使いっぱなしにしていては寿命も短くなります。もしキーボードが汚れ、それを見て見ぬふりをしていたらどうなりますか? キーボードが壊れ、文字を打ち込むことができなくなります。
文字を打ち込めなくなったら、パソコン本体はしっかりしているのに仕事の資料作りやインターネット検索、ショッピングなどすべてのものが使えなくなってしまいます。
2. キーボードの汚れは故障の原因
まずキーボードの故障原因から考えていきましょう。
1つ目がキーボードの基板自体の故障。これが故障したら素人はお手上げです。買い替えになるでしょう。
問題なのが2つ目。汚れが原因の故障です。キーボードは一定間隔で配列された文字の間に隙間があります。隙間が空いていたら当然、ホコリ入りこみます。
さらにパソコンを使う時、何か飲み物を飲んだり、食べたりしていませんか? その食べかすや、こぼした飲み物もキーボード内部には入り込みます。それに加え、使っている人自体の手の汚れや油、髪の毛など、キーボードは掃除しなければ必然と汚れがたまってしまいます。
3. 準備
ではキーボードの掃除の準備を開始しましょう。
●準備するもの
・洗剤(洗浄力は強くなくて良い)
・エアダスター
・綿棒
・酸素系漂白剤
・ビニール(複数枚)
以上を準備しておいてください。
4. 掃除
さあ始めていきましょう。まずはキーボードの文字盤を全て取り外します。
文字盤を全部外すのでキーボードの写真を撮ることや、キーボードの型番からインターネットで写真を拾うなどして、文字配列を忘れないようにしましょう。
文字盤が全て外れたら、ビニールに入れてそこに洗剤を投入して浸け置きします。このときに全部の文字盤を同じビニール袋に入れてしまうと、後から探すのが大変になってしまうので、上から1列目、2列目と列ごとで文字盤を小分けにします。
文字盤を浸け置きしたら今度はキーボードの汚れを除去していきましょう。とりあえずエアダスターでホコリを吹き飛ばします。周りに細かな汚れが飛ぶので、外やゴミ箱の中など、汚れても良い場所で行ってください。
ホコリや細かなゴミが飛んだら今度は、ベタつき汚れや黄ばみなどを除去していきましょう。今回は除菌効果もある酸素系漂白剤をお湯で1.5倍程度に薄めたものを使用しました。
綿棒でこすり汚れを取り、最後に新しい綿棒で水拭きをしてください。
キレイに汚れが除去できました。
キーボードの汚れが除去できたら、文字盤を元に戻しましょう。この時、文字盤は洗剤に浸け置きしておいたので水洗いで洗剤を洗い流します。ザルを使えば短時間でジャブジャブ洗えます。後は文字盤を乾かした後、写真を見ながら元通りにする復旧作業をして完了です。
まとめ
今回はキーボードの掃除をしていきました。キーボードはパソコンを使う時に絶対触れる場所。そのことから、一番汚れている場所でもあります。
日頃から、キーボードを掃除しないという人は、汚れは凄いことになっているはずです。
故障して使えなくなる前に掃除することをオススメします。