その電気毛布、洗濯できるかも?自宅で電気毛布を洗濯してみた
ぬくぬくと暖かい電気毛布。冬本番には欠かせない必需品の一つですが、毎年きちんとお手入れしていますか? そのまま放置していてはダニの温床になっているかも……。そこで今回は、洗濯可能な電気毛布の洗い方について実践解説します。
寒い時期は、暖かい布団が恋しいもの。だからこそ、すぐに布団を温めてくれる電気毛布を重宝している方も多いのではないでしょうか。
一方で、電気毛布はその温かさ故に、たくさん汗を吸って汚れていたり、ダニの温床になっていたりということも……。今回は、電気毛布を丸洗いしてすっきりキレイにしてみました!
◼︎目次
1. 最近の電気毛布は洗濯できるものが多いこと、ご存知ですか?
2. 洗濯できるかタグで確認しよう
3. 洗濯してみた
4. 干してみた
まとめ
1. 最近の電気毛布は洗濯できるものが多いこと、ご存じですか?
寒い時期に大活躍の電気毛布ですが、ついつい電源を入れたまま寝てしまうと、意外と汗をかいているものです。特に子どもは汗をよくかくので一緒に寝ていると、電気毛布はかなりの汗を吸っていることになります。
「電気」毛布という響きが、いかにも水はNG! という感じがしますよね。そんな電気毛布ですが、最近では丸洗いできる商品がとても増えているのです。
2. 洗濯できるかタグで確認する
丸洗いできる電気毛布は、タグに丸洗いできることが書かれています。まずはタグを確認してみましょう。
しっかりと「本体丸洗い」と書いてあります。
さらに洗濯表示でも、洗濯可能なことが確認できます。ちなみのこの表示だと、「30℃以下のぬるま湯で、中性洗剤を使って手洗いが可能」という意味です。ちなみに、アイロンがけやドライクリーニング、ねじりしぼりは禁止、日陰で吊り干ししてくださいという表示がありました。
電気毛布を洗う場合は、しっかりとタグの表示を確認して、正しい洗い方で安全に洗濯しましょう。
ちなみに今回、取扱説明書も保管してあったので確認してみました。
具体的な洗濯の仕方が載っていました。意外にも、手洗いモードなら洗濯機でも洗えるとのこと。これは予想外でした。
3. 洗濯してみた
電気毛布を丸洗いしてみましょう。今回は取扱説明書に書いてあった方法と、ネット上で調べた方法を参考にして、浴槽を使って手洗いしてみました。
まずは本体に差し込んである、コントローラーのコネクターを抜きます。
抜いたこの部分は濡らしちゃいけないような気がします。でも、しっかりと乾かせば大丈夫なんだそう。
早速、電気毛布の丸洗い開始。浴槽に貯めた、30℃以下のぬるま湯に洗濯洗剤を入れて、手洗いします。
押し洗いしながら、たまに持ち上げるのを繰り返すといいのだとか。
続いてはすすぎですが、その前にある程度水を切ります。
浴槽のフチにかけるといいと説明書にあったので、浴槽の手すりにかけて水を切ります。
ある程度洗剤を含んだ水が切れたら、シャワーですすぎましょう。
一度ひっくり返して、両面から水をかけてすすぎます。次に柔軟剤を使って仕上げ。また浴槽にぬるま湯をためて、柔軟剤を混ぜ、電気毛布をつけます。
この後にもう一度手すりにかけて水を切り、軽くシャワーですすいでから、しばらく手すりにかけて水を落としました。
4. 干してみた
さて、次は干すことを考えます。ある程度水が切れた電気毛布ですが、まだまだびちゃびちゃのまま。手洗いで洗いましたが、脱水は洗濯機に任せることにしました。
なるべく洗濯機の底面いっぱいに広がるくらいの大きさに折りたたみ、ネットに入れて洗濯機に入れます。
そして脱水開始!
脱水が終わった電気毛布は、洗濯表示通り日陰で吊り干しします。花粉や虫、排気ガスなどが気になるので部屋干しです。
物干しにまたぐようにかけ、下から除湿機で風を送ります。
1時間ほどですぐ乾きました。
まとめ
一昔前だと、洗濯は絶対に不可能だと思っていた電気毛布ですが、最近のものは丸洗いできるものがほとんど。また取扱説明書にもあったように、タグでは手洗いの表示になっていても、手洗いモードのある洗濯機で洗うこともできるようです。
電気製品なので水で洗うのは危険に感じるかもしれません。でも、タグを確認してルールに沿って行えば安心です。電気毛布を清潔に保つためにも、ぜひ洗濯をしてみましょう。