味も見た目もヤバいやつです! 話題の鳥羽シェフ直伝「パンのおやつ」3選
手作りおやつにトライするなら絶品レシピで!
おうち時間を楽しむために、手作りおやつにトライしたいけれど、手間がかかるのは避けたいし、感動するほどの美味しさを楽しみたい! そんな人にぴったりなのが、簡単なのに美味しくできちゃうプロのレシピ。
そこで今回は、ミシュランシェフであり、レストラン「sio」のオーナーシェフを務める鳥羽周作さん教える、パンを使ったおやつレシピを3つご紹介します。
鳥羽シェフ直伝! パンを使ったおやつレシピ3選
1. ひと手間で絶品に!「5分で簡単! アップルパイ風」
手作りおやつは手間がかかるからちょっと……という人におすすめなのが、このレシピ。いつものトーストが、ちょっとした工夫でまるでアップルパイのように、ぐんと美味しくなるのだそう!
鳥羽シェフ トーストにジャムという組み合わせは普段、食べ慣れているはずなのに、焼き方を変えるだけでサクッ、ジュワ~がたまらないリッチな仕上がりに。この感動をぜひお楽しみください。
【材料】(1人分)
食パン 1枚
グラニュー糖 適量
溶かしバター 適量
リンゴジャム 適量
シナモンパウダー 適量
【作り方】
(1)食パンに溶かしバターを塗り、テフロンのフライパンに油をひかずに両面を焼く。
(2)グラニュー糖、リンゴジャム、シナモンをかけたらできあがり。
鳥羽シェフ このバタートーストは万能なので、どんどんアレンジしてください。いちごジャムなら、抹茶を合わせるのがおすすめです。あんこもありです。
基本のレシピをマスターしたら、アレンジを重ねて、自分好みの味を見つけるのも楽しそうですね。
2. 爽やかなコクがたまらない!「カルピスフルーツサンド」
クリームたっぷりのシンプルなフルーツサンドに、カルピスを入れたらどうなる……? フルーツサンドに食べ慣れている人も、そうでない人もレッツトライ!
鳥羽シェフ ヤバいやつです。味も見た目もレストランです。生クリームにカルピスを合わせることで爽やかなコクを追加します。単純にカルピス、好きなだけなんですが(笑)。食べ進めるとマーマレードが出てきて、最高。最初から最後までずっと美味しいんです。
【材料】(1人分)
食パン 2枚
キウイフルーツ 半分
マスカット 4粒
生クリーム 100g
カルピス原液 30g
グラニュー糖 20g
マーマレード 適量
【作り方】
(1)生クリームとカルピス原液とグラニュー糖を混ぜて泡立て、クリームを作る。
(2)耳を切った食パンの上にクリームを塗り、真ん中にキウイ、斜めにマスカット、間にマーマーレードを置く、
(3)さらにクリームと食パンをのせ、ぴったりラップにくるんで、一晩、冷蔵庫で保存し、なじませる。
鳥羽シェフ 1日なじませるとパンにしっとり感が出て、クリームとの一体感が増します。かなり切りやすくもなります。ラップはピタっとしてください。時間を置くので、使うフルーツは離水しにくいキウイやマスカットなどがおすすめです。
3. 健康志向で罪悪感フリー「すごいフレンチトースト」
先日、ユーグレナ社のコーポレートシェフに就任した鳥羽シェフ。最後に、藻の仲間であるユーグレナのパウダーを使った「おいしくてからだにいい すごいフレンチトースト」を教えてくれました。
鳥羽シェフ フレンチトーストは、しょっちゅう食べるとちょっと罪悪感がありますが、この石垣島ユーグレナを使ったユーグレナパウダーを入れると、罪悪感なく食べられます。なぜなら石垣島ユーグレナには59種類もの栄養素があって、うまみのもとであるアミノ酸も含むため、体にいいうえに美味しいんですよ。味は抹茶みたいになるので、フレンチトーストにはめっちゃ合います。
【材料】(4人分)
バゲット 1本
卵 5個
グラニュー糖 75g
牛乳 100g
生クリーム 75g
からだにユーグレナ グリーンパウダー 1本(5g)
バニラエッセンス 5摘
バター 20g
メープルシロップ 大さじ4
粉糖 適量
【作り方】
(1)バゲットを8等分にカットする。
(2)ボウルに卵を割り入れ、グラニュー糖を加えてよくすり混ぜる。
(3)ユーグレナ、牛乳、生クリーム、バニラエッセンスを順に加えてその都度よく混ぜる。
(4)深さのある容器にバゲットを並べて、上から卵液をかけて一晩置き、中心まで浸透させる。
(5)フライパンにバターを溶かし、バゲットの断面を下にして入れる。
見た目は、まるで高級ホテルのフレンチトーストのよう! それでいて栄養素もばっちりとれちゃう、健康志向の人にもぴったりのフレンチトーストですね。
どれも簡単なのに美味しい、魅力的なメニューばかり! 今すぐ作りたくなった人も多いのでは? ぜひおうちで再現してみて♪
Information
教えてくれた人
鳥羽周作さん 「sio」オーナーシェフ。ミシュラン・ガイド東京で2年連続1つ星を獲得。書籍、YouTube、各種SNSなどでレシピを公開するなど、レストランの枠を超えたさまざまな手段で「おいしい」を届けている。
文・椎原茜