中の人がコッソリ...今だけ!「スタバ発ベーカリーの限定菓子」人気のヒミツ

2020年11月21日 18時40分

スターバックスが運営するイタリアンベーカリー『プリンチ®』の期間限定菓子が話題になっています。それは、クリスマスシーズンならではのイタリアの伝統発酵菓子パネトーネ！　ほかにはないおいしさのヒミツと、お家でできるパネトーネのアレンジ方法をご紹介します！

文・田中亜子

スタバ発のベーカリー『プリンチ®』から、期間限定のパネトーネが話題!

クリスマスが近くなるとよく見かけるお菓子のひとつがパネトーネ。天然酵母のパネトーネ種によって作られるイタリア伝統の発酵菓子で、ホリデーシーズンの家族の団らんに欠かせないものとして親しまれているのだそう。

そんなこの時期ならではのパネトーネが、スターバックスの運営するイタリアンベーカリー『プリンチ®』より「ホリデーパネトーネ」として、期間限定で販売中です。1個￥5400という価格にも関わらず、はやくも話題を呼んでいるこちら。他にはないおいしさのヒミツを担当者の方に聞いてみました!

ーー既に大評判ですが、ご自慢ポイントを教えてください。

市場に出ているパネトーネは、焼成後にパッキングされイタリアから長時間かけて輸入されたものが多いですが、『プリンチ®』ではできたてを毎日のようにご用意しています。フレッシュな味わいを楽しめることが、支持をいただいている理由のひとつだと思います。

また、こだわっているのは、毎日欠かさず目と舌で種をチェックする「種継ぎ」から「成形」、「焼き上げ」まで昔からの工程を忠実に守り、職人がひとつずつ丁寧に作っていること。仕込みからできあがりまで、約48時間を要するんですよ。

なかでも、最も重要なのが焼き上がり後の「逆さ吊り」です。これも大きなポイントで、窯から出した後、職人がふたりがかりでパネトーネに串を刺し、翌日まで逆さ吊りにしておくのです。これにより、リッチで柔らかく、しっとりしたパネトーネが、ふっくらとした仕上がりになります。

ーー確かに、ほんのり甘くてしっとりながらも、空気を含んだ軽い食感に驚きます。それに、オレンジピールやサルタナレーズンが程よいアクセントになっていて、とてもおいしいです!

ありがとうございます。もちろん、そのままでもおいしいですが、本場イタリアでは生クリームやマスカルポーネを添えていただくことも。さらにリッチな味わいになるので、アレンジするのもおすすめです。

ーー例えばアイスクリームもいいかもしれないですね。丸々1台大ぶりサイズを購入できるから、少しずつスライスして、いろいろなものを合わせてみるのも楽しそうです。

1台の重さは1kgにもなります(笑)。また、ラッピングをして真っ赤なボックスにお入れしているので、ギフトにもぴったりですよ。

そのほかのアレンジとして次のレシピをご紹介しますね。ご家庭でトライしてみてください。

ホリデーパネトーネフレンチトースト

材料(4人分)

パネトーネ 4枚※

卵 3個

牛乳 200ml

グラニュー糖 25g

バター適量

粉糖お好みで

※パネトーネ1台を10等分したときの4枚分

作り方

1. 卵、牛乳、グラニュー糖を混ぜ合わせ、スライスしたパネトーネを浸す。片面15分、ひっくり返して10分しっかり浸します。

2. フライパンに多めのバターをひき、卵液に浸したパネトーネを並べる。中火で焼き上げ、キツネ色になったらフライ返しでひっくり返し、裏面もキツネ色になるまで焼き上げる。

3. お好みで粉糖を散らしてできあがり。

ーー贅沢なフレンチトーストですね、さっそく作ってみます! また、テイクアウトのほかに、イートインでもいただけるんですよね?

店内では、「ホリデーパネトーネ」を1/10スライスにお切りしたものに、やさしい甘さの粉糖と生クリームを加えた特製のマスカルポーネを添えて提供させていただいています(「パネトーネフェッタ」￥640)。まずは、お試しという具合にお召し上がりください。

ーーこちらに合う飲み物は?

『プリンチ®』では、オリジナルのブレンドコーヒー「プリンチ® ブレンド」(￥400～)をおすすめしています。『プリンチ®』のパンをより楽しむためにブレンドされたコーヒーは、豊かなコクと深みのある風味が特徴でパネトーネともぴったりです。ドリップコーヒーはもちろん、ミルクを合わせてカプチーノ(¥630)にしてもおいしいですよ。

ーーお家でしたら、何のドリンクが合いますか?

ご家庭でしたらお好みのコーヒーや紅茶と合わせていただいてももちろんおいしいですし、プロセッコなどのワインと合わせるのもイタリア式ですね。ワインもパネトーネも止まらなくなりますよ。

ーー以上、スタバ発のイタリアンベーカリー『プリンチ®』で買える、ウワサの「ホリデーパネトーネ」をご紹介しました。今年はパネトーネとともに、クリスマスを思い切り楽しみましょう!