大人女子なら絶対「ベージュスカート」!差がつく洗練モテコーデ3選 スタイリストのファッション恋愛術 ♯88
イラスト、文・角侑子
【スタイリストのファッション恋愛術】vol. 88
ブラウン×ベージュ
ベージュを同系色のブラウンで合わせるコーデは、洗練された印象を与えるいっぽうで、組み合わせる色のトーンを間違えると肌着感のある残念コーデになってしまいます。だからこそ、上手に組み合わせられたときは周りからの賞賛の声が高い着こなしとなるでしょう。
ベージュはできれば、薄いピンクベージュやグレージュで肌色を感じさせない色を取り入れましょう。トップスとなるブラウンはボトムの色とは違う明るいものもしくは、暗い色を選んでコントラストをつけるようにすると失敗が少なくなります。カジュアルなシーンでは、綿やウールなどの手触りの良い素材を。ドレッシィなシーンではサテンやタフタ、光沢のあるレーヨンやシルク混のニットを選ぶと品の良さが出てきます。
インディゴ×ベージュ
ベージュは数ある色のなかでも比較的明るく、色も薄めなので反対に深みのある濃い色と合わせると、その対比でメリハリの効いたコーディネイトになります。淡い色同士を組み合わせると顔がぼやける方はトップスに締め色としてインディゴブルーを取り入れて。
もちろん暗い色であれば他にもブラックやグレーがありますが、多くの人は無難で合わせやすいモノトーンでまとめがち。あえてブルー系統のトップスを取り入れることで、シンプルだけど考えられたコーディネイトとして認識されるので積極的にインディゴブルーのニットやシャツと組み合わせてみてくださいね。
グリーン×ベージュ
先にもお伝えしたようにベージュは色合わせが難しいと考えて、多くの人はブラックやグレーのモノトーンアイテムと合わせて無難にまとめてしまいやすいです。もちろん、それが悪いというわけではありませんが、せっかくならいつもと違った組み合わせを楽しみたいもの。
そんな時に合わせると良いもう1つのカラーアイテムがグリーン。明るい緑より、深みのあるオリーブグリーンやカーキのほうが大人の女性との相性が良いです。実はベージュと相性が良くて人と被りにくい色がグリーンアイテムなのです。春夏は自然由来の優しい色合いが人気になってくるので、ひと足お先にトレンドを取り入れるつもりで組み合わせてみてはいかが?
足もとにも工夫を
ベージュスカートで悩むポイントは足もとの組み合わせ。ナチュラルカラーのストッキングを合わせるとスカートと肌が同化して野暮ったく見えてしまいやすいです。ストッキングにするならスカートはなるべく肌と同じ色合いは避けて。
今の時期ならグレー・ブラック系のストッキングやタイツと合わせるのが鉄板ですので、レッグウェアも数種類揃えておくと良いですね。ぜひ、ポイントを押さえておしゃれなベージュコーデを楽しんでくださいね。