【インタビュー】すみれ 理想は『キャプテン・アメリカ』みたいに一途な男性
大手アメコミ出版社マーベル・コミックの人気シリーズを原作とした海外ドラマ『マーベル インヒューマンズ』。その第3話〜5話に、音の反響で対象の位置を測る“エコーロケーション”という能力を駆使するインヒューマン(超人類)・ローカス役でゲスト出演する、女優のすみれさんにインタビュー。作品の見どころはもちろん、ご家族とのエピソードやストレス発散法まで、素顔の魅力に迫りました。
役作りのために10kg近く体重を増やしました


『マーベル インヒューマン』(C) 2017 MARVEL & ABC Studios.
――今回、『マーベル インヒューマンズ』のオーディションを受けようと思われたきっかけを教えていただけますか?
【すみれ】 昔からマーベルの作品が大好きで、人生で一度は出演させていただきたいなって、ずっと思っていたんです。マーベルは今とても勢いがありますし、この作品も最初の2話がIMAX配給で劇場公開されたり、とても力を入れていると聞いたので、これはチャレンジするしかない! と。
【すみれ】 昔からマーベルの作品が大好きで、人生で一度は出演させていただきたいなって、ずっと思っていたんです。マーベルは今とても勢いがありますし、この作品も最初の2話がIMAX配給で劇場公開されたり、とても力を入れていると聞いたので、これはチャレンジするしかない! と。
――出演が決まったときのお気持ちは?
【すみれ】 実をいうと、もともと私が受けたのはローカスじゃなくてジェーン役のオーディションだったんです。ジェーンは人間で、ハワイでファーマーをしているという設定だったんですが、監督が描いていたジェーンのイメージとはちょっと違っていたみたいで…。でも、オーディションで私のお芝居を見た監督が、すごく気に入ってくださって「違う役に合うと思う」って言ってくれて。それがローカスだったんですよね。
【すみれ】 実をいうと、もともと私が受けたのはローカスじゃなくてジェーン役のオーディションだったんです。ジェーンは人間で、ハワイでファーマーをしているという設定だったんですが、監督が描いていたジェーンのイメージとはちょっと違っていたみたいで…。でも、オーディションで私のお芝居を見た監督が、すごく気に入ってくださって「違う役に合うと思う」って言ってくれて。それがローカスだったんですよね。
――すみれさんにとって第2のふるさとでもあるハワイが物語の舞台になっていますが、撮影はいかがでしたか?
【すみれ】 ジャングルの中とか海辺とか、ハワイの大自然の中での撮影が多かったので、撮影しながら癒やされました。そのぶん、撮影場所がちょっと遠くて…。実家から、車で1時間半とか。渋滞してると、3時間くらいかかることもあって、撮影で疲れているときは、ひとりで運転して帰るのがちょっと大変でした。でも、撮影自体、毎日あったわけじゃないし、実家に戻れば家族や友人が待っていてくれる。そう考えるだけで、疲れも吹き飛びましたね。
【すみれ】 ジャングルの中とか海辺とか、ハワイの大自然の中での撮影が多かったので、撮影しながら癒やされました。そのぶん、撮影場所がちょっと遠くて…。実家から、車で1時間半とか。渋滞してると、3時間くらいかかることもあって、撮影で疲れているときは、ひとりで運転して帰るのがちょっと大変でした。でも、撮影自体、毎日あったわけじゃないし、実家に戻れば家族や友人が待っていてくれる。そう考えるだけで、疲れも吹き飛びましたね。
――劇中では、アクションシーンにも挑戦されているそうですね。
【すみれ】 思ったよりもハードじゃなくてちょっとがっかりしたんですけど(笑)、放り投げられたり、爆破されたり、いろいろありましたね。私が演じるローカスは主人公ブラック・ボルトの敵役“マクシマス”の手下なので、強そうに見えるよう、もりもり食べて、たくさん筋トレして、10kg近く体重を増やしました。
【すみれ】 思ったよりもハードじゃなくてちょっとがっかりしたんですけど(笑)、放り投げられたり、爆破されたり、いろいろありましたね。私が演じるローカスは主人公ブラック・ボルトの敵役“マクシマス”の手下なので、強そうに見えるよう、もりもり食べて、たくさん筋トレして、10kg近く体重を増やしました。
――役作りで10kgも!? 今はすっかりスリムな体型に戻られてますが、どんなダイエットをされたんですか?
【すみれ】 それが、まだ完全には戻っていなくて…(笑)。頑張って戻している最中なんですが、私の場合、ひたすら運動してますね。食べることが大好きですし、体がほしがっているものは与えてあげたほうがいいと思っているので、食事については我慢しすぎず、食べ過ぎないよう心がけている程度。水分でむくみやすいので、トレーニングやストレッチ、お風呂、サウナで、たくさんお水を摂りながら積極的に汗をかくようにはしています。
【すみれ】 それが、まだ完全には戻っていなくて…(笑)。頑張って戻している最中なんですが、私の場合、ひたすら運動してますね。食べることが大好きですし、体がほしがっているものは与えてあげたほうがいいと思っているので、食事については我慢しすぎず、食べ過ぎないよう心がけている程度。水分でむくみやすいので、トレーニングやストレッチ、お風呂、サウナで、たくさんお水を摂りながら積極的に汗をかくようにはしています。
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――物語は、インヒューマンズの国王ブラック・ボルトと、特殊能力を持たない弟・マクシマスが自国の進むべき道を巡って対立するところから始まりますが、すみれさんはご兄弟と意見が対立してもめたりすることはないですか?
【すみれ】 ハワイにいる(義理の)弟とは年齢も離れているので、姉弟ゲンカというよりは、母親的な感覚で叱ったりすることが多いですね。でもやっぱり、お互いに何かあったときは何でもしてあげようっていう気持ちはあります。悩みを相談されたりは…あんまりしないかな。男の子だし。だから今は、妹の青葉(石田純一・理子夫妻の第2子)が相談してきてくれるのを楽しみにしてるんです。まだ1歳半だから、当分先だけど(笑)。
【すみれ】 ハワイにいる(義理の)弟とは年齢も離れているので、姉弟ゲンカというよりは、母親的な感覚で叱ったりすることが多いですね。でもやっぱり、お互いに何かあったときは何でもしてあげようっていう気持ちはあります。悩みを相談されたりは…あんまりしないかな。男の子だし。だから今は、妹の青葉(石田純一・理子夫妻の第2子)が相談してきてくれるのを楽しみにしてるんです。まだ1歳半だから、当分先だけど(笑)。
――妹として、お兄さん(いしだ壱成さん)に相談したり、アドバイスしてもらったりすることはあるんですか?
【すみれ】 壱成はすごく頭がよくて繊細で、物事をよく考えている人なので、アドバイスっていうよりは一緒に考えてくれる感じかな。ただ、たまに宇宙人みたいなことを言うんですけどね(笑)。最近は幸せそうだし、家族としてはよかったなと思ってます。
【すみれ】 壱成はすごく頭がよくて繊細で、物事をよく考えている人なので、アドバイスっていうよりは一緒に考えてくれる感じかな。ただ、たまに宇宙人みたいなことを言うんですけどね(笑)。最近は幸せそうだし、家族としてはよかったなと思ってます。
理想は『キャプテン・アメリカ』みたいに一途な男性
――先ほど、マーベルの作品が大好きだとおっしゃっていましたが、一番好きなヒーローは?
【すみれ】 『アイアンマン』かな。(主演の)ロバート・ダウニー・Jrさんが、本当にかっこよくて、ダンディで、お芝居も素晴らしくて。ストーリーもユーモアがあって、観ていてすごくおもしろかったです。
【すみれ】 『アイアンマン』かな。(主演の)ロバート・ダウニー・Jrさんが、本当にかっこよくて、ダンディで、お芝居も素晴らしくて。ストーリーもユーモアがあって、観ていてすごくおもしろかったです。
――ロバート・ダウニー・Jrさんが演じたスタークのような男性が目の前に現れたら、恋に落ちちゃいます?
【すみれ】 素敵だなとは思うけど、チャラすぎて、恋愛対象としてはちょっと…(笑)。男性としてなら、『キャプテン・アメリカ』のスティーブのほうが好き。イケメンだし、地球を救うヒーローでだし、何より彼女に一途! そんな彼は男性として、本当にかっこいいなと思います。ある意味、理想ですよね。
【すみれ】 素敵だなとは思うけど、チャラすぎて、恋愛対象としてはちょっと…(笑)。男性としてなら、『キャプテン・アメリカ』のスティーブのほうが好き。イケメンだし、地球を救うヒーローでだし、何より彼女に一途! そんな彼は男性として、本当にかっこいいなと思います。ある意味、理想ですよね。
落ち込んだときは“ディズニーマラソン”で乗り切ります
――すみれさんは一緒にいるだけで周りの人をハッピーな気持ちにさせてくれるポジティブオーラの持ち主だと思うんですが、落ち込んだりしたときはどうやって解消していますか?
【すみれ】 大好きなディズニーランドに行って、ディズニー映画見て、ディスニーソングを聴いて、カラオケでディズニーソングを歌う! 子どもの頃からクレイジーなくらい、ディズニーが好きなんですよ。世界中のディズニーランドにも、ほぼ行っていて。たぶん100回以上は行ってますね。行ってないのは、パリと香港だけなんです。話がそれちゃいましたけど(笑)、そうやって“ディズニー・マラソン”してると、子ども心に戻れるというか、大人の大変さとかを忘れることができるし、素直に感動したり、笑ったり、泣いたりすることでストレスも発散できちゃうんです。
【すみれ】 大好きなディズニーランドに行って、ディズニー映画見て、ディスニーソングを聴いて、カラオケでディズニーソングを歌う! 子どもの頃からクレイジーなくらい、ディズニーが好きなんですよ。世界中のディズニーランドにも、ほぼ行っていて。たぶん100回以上は行ってますね。行ってないのは、パリと香港だけなんです。話がそれちゃいましたけど(笑)、そうやって“ディズニー・マラソン”してると、子ども心に戻れるというか、大人の大変さとかを忘れることができるし、素直に感動したり、笑ったり、泣いたりすることでストレスも発散できちゃうんです。

――そんなすみれさんがお薦めするディスニー映画は?
【すみれ】 全部お薦めですけど、今だったら『モアナと伝説の海』かな。私は、ママと一緒に映画館で観たんですけど、最後はふたりで号泣(笑)。男性に引っ張っていってもらうんじゃなくて、逆にひっぱっていく感じの強さも、すごくかっこいいなと思いましたし、女の子が夢を追いかけながら、自分自身の力で立ち直っていく姿を見て、『私も頑張れる!』って思えたんです。
【すみれ】 全部お薦めですけど、今だったら『モアナと伝説の海』かな。私は、ママと一緒に映画館で観たんですけど、最後はふたりで号泣(笑)。男性に引っ張っていってもらうんじゃなくて、逆にひっぱっていく感じの強さも、すごくかっこいいなと思いましたし、女の子が夢を追いかけながら、自分自身の力で立ち直っていく姿を見て、『私も頑張れる!』って思えたんです。
――最後に、このインタビューを読んでいる皆さんへのメッセージをお願いします。
【すみれ】 『マーベル インヒューマンズ』は、感動したり、笑えたりするだけじゃなく、共感したり、考えさせられたりするところもたくさんある、本当に素晴らしい作品だと思います。私が出演しているのは3〜5話ですが、かっこいいというか、悪役の私は、あまり観られないと思うので(笑)。インスタとかにちょっとしたクリップをアップしたときも、「え? これすみれさんの声ですか?」とかコメントに書かれるくらい低い声を出して演じたりしているので、そんなところも含めて、楽しんでいただけたら嬉しいですね。
取材・文/今井洋子 撮影/徳永徹
【すみれ】 『マーベル インヒューマンズ』は、感動したり、笑えたりするだけじゃなく、共感したり、考えさせられたりするところもたくさんある、本当に素晴らしい作品だと思います。私が出演しているのは3〜5話ですが、かっこいいというか、悪役の私は、あまり観られないと思うので(笑)。インスタとかにちょっとしたクリップをアップしたときも、「え? これすみれさんの声ですか?」とかコメントに書かれるくらい低い声を出して演じたりしているので、そんなところも含めて、楽しんでいただけたら嬉しいですね。
取材・文/今井洋子 撮影/徳永徹
INFORMATION
『マーベル インヒューマンズ』
マーベル・コミックを実写化した海外ドラマシリーズ。インヒューマンズ(超人類)が住む王国のロイヤルファミリーが経験する壮大な冒険を描く。
全国無料のBSテレビ局Dlife(ディーライフ)にて3月3日(土)スタート
毎週土曜21:00〜
マーベル・コミックを実写化した海外ドラマシリーズ。インヒューマンズ(超人類)が住む王国のロイヤルファミリーが経験する壮大な冒険を描く。
全国無料のBSテレビ局Dlife(ディーライフ)にて3月3日(土)スタート
毎週土曜21:00〜

PROFILE
すみれ 1997年7歳でハワイに移住。高校まで過ごした後、米国のカーネギーメロン大学演劇科に進学。2011年、芸能界にデビューし、舞台やテレビをはじめ、2016年日本映画「手をつないでかえろうよ シャングリラの向こうで」、2017年ハリウッド映画「The Shack」出演など幅広く活躍している。
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