ベッキー「周りの人を幸せにしたい...」元気の“原動力”を明かす

2021年12月20日 19時00分

エンタメ anan

過去に3度も個展を開催しているタレントのベッキーさんが『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』のプレス限定イベントに出席。その後インタビューに応じ、バンクシーやアートについて、語ってくれました。

ベッキーさん登場!


【女子的アートナビ】vol. 231


世界で300万人以上動員している話題の展覧会『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』が、原宿駅前の東京・WITH HARAJUKUにてはじまりました。


開幕に先駆けて開かれたプレス限定イベントに、ベッキーさんが登場。キュレーターの山峰潤也さんと一緒にトークセッションが実施されました。


まず、展覧会の感想について問われると、ベッキーさんは「会場に一歩足を踏み入れた瞬間バンクシーの世界観に入れて、すごいです!」と興奮気味に回答。


また、バンクシーについては「愛がある人。世界のこと、先のことをいろいろ知っている人だと思う」といい、もし会えたら「悩みを相談してみたいです(笑)いいアドバイスをもらえそう」と語りました。

山峰さんは、「たくさん作品があり、めまいがするくらいの展覧会。バンクシーはアートの世界で時代の寵児。政治などいろいろなメッセージも含まれているので、若い人たちが感化されるような機会になればいい」とアピールしました。

ベッキーさんインタビュー!

イベント終了後、ベッキーさんにインタビューを実施。まずは、バンクシーの魅力について、語っていただきました。

――バンクシー作品の魅力は、どんなところにあると思いますか?


ベッキーさん 伝えたいことを100パーセント伝えてくれていない感じがいいです。30パーセントくらいポーンと投げかけられて、あとは人それぞれどうキャッチするか。アートは基本そうだと思いますが、なかでもバンクシーは考えさせられます。こういう意味なのかな、とか。謎解きみたいで、その時間が楽しいですね。


――本展のバンクシー作品のなかで、特に《ボム・ラブ》が好きだと仰っていました。少女が爆弾を抱えているというシュールな作品ですが、どんな部分に惹かれましたか。


ベッキーさん 遠くから見たら全体の色がピンクで、女の子がステキな表情で何か抱きしめているから、「ハッピーな絵かな?」と最初は思ったのです。でも、抱いているのは爆弾なんですよね。それって、すごく胸を締め付けられる。


相反するものを組み合わせるのがバンクシーらしさなのかもしれませんけど、いろいろ考えさせられます。しかも、この絵の隣に、軍のヘリコプターをイメージした作品が並んでいたので、ふたつセットで胸にぐっときました。

「キュン」とした作品は…


――ベッキーさんはお父さまがイギリスの方で、イギリスにもよく行かれていたそうですが、バンクシー作品にもそのお国柄が感じられますか?


ベッキーさん すごくイギリスらしいです。イギリスに行ったらよく行く大型スーパーの絵が描いてあったり、国旗も出てきたり、あとはケイト・モスをモチーフにしていたり。


レンガの町の雰囲気が作品に出てきたりすると「キュン」とします。今は世界一のアーティストといっても過言ではないバンクシーの作品に、イギリス感が満載なのがうれしいです。

――バンクシーの活動スタイルはどう思われますか? 神出鬼没で謎が多いですよね。


ベッキーさん 正直、どこまで言っていいのかわかりませんけど……。建物にアートを描いてしまって、ひょっとしたら困っている人もいるかもしれないですよね。だから100パーセント支持をしてはいけないのかもしれないですけど、でも、「次は何をしてくれるのだろう」と楽しませてくれる感じが最高ですよね。


バンクシーは、新作を単に発表するだけでなく、この国に行ったとか、いろいろな舞台裏を考えさせてくれることも含めてアート。彼は、生きざまそのものがアートですよね。代表作は、結局彼自身だと思います。

周りの人を幸せにしたい


――ベッキーさんはご自身でも絵を描かれ、個展も開かれています。ベッキーさんの作品は、とても明るくて、ハッピー感があふれていますね。


ベッキーさん 自分のルールとして、ハッピーな気持ちでしか筆を持たないと決めています。見た人の目、心を汚したくないという気持ちがあるので。とはいえ、つらいときもある。つらいときは、「つらいな。でもハッピーになりたいな」という気持ちで描くと、ぎりぎりハッピーゾーンに入るから、なんとか前向きになれます。


あと、私自身、色が好きなのです。カラフルな色は、心が躍ります。だから遊園地や子ども服、子どもの遊び場なんかもカラフルなんですよね。昔からイラストとか描いていましたし、子ども服とかデザインの仕事もしていました。やはり、私はカラフルなものが好きですね。


――絵だけでなく、ベッキーさんご自身も明るくて元気なイメージがあります。ベッキーさんの元気の原動力は、なんでしょうか?


ベッキーさん 私は、そんなに自分では元気だと思っていないのです(笑)。お仕事もあるし、子育ても家事もあって、いつもヘトヘトになっています。でも、いつも意識しているのは、「周りの人を幸せにしたい」という気持ちです。それが、原動力になっているのかもしれません。

アートは、いい世界


――アートというのは、高尚なイメージがあったりして、どんな風に見ればよいのかと考えてしまう場合もあります。


ベッキーさん アートは、どう考えてもいいと思います。見る人が解釈したものが、それが答えだと思います。それだから、いいんですよね。「1+1=2」だけが答えではない。「私はこう思う」という感じで、人の数だけ正解があり、それぞれの見方でいいんだと思います。


例えば「ベッキーの絵は子どもの絵みたいでしょうがない」といわれても、全然傷つかないです。私が楽しんで描いているのだから、それが私にとっての正解。だから、アートはいい世界です。


――これまでに感動したアート体験はありますか?


ベッキーさん やまもとしんじさんというイラストレーターの方が、イラストをプレゼントしてくれて、それが私の理想とするカラフルさとかわいさがあるステキな絵なのです。いろんな動物とかお菓子とかあって、よく見ると私や旦那さん、昔飼っていたペットが描いてあって。


その絵をもらったとき、絵はこっそりと思いを忍ばせて、手紙のように使えたりするすばらしいものなんだと思いました。その絵は、もう宝物です。

とにかく楽しいですよ!


――最後に、anan読者にメッセージをお願いします。


ベッキーさん ananを読んでいるおしゃれさんは、アート大好きという方もいるかもしれませんし、いろいろだとは思いますけど、バンクシーのアートは心がワクワクしたり、考えさせられたり、みんなが触れられるアートだと思います。だから、本当に気軽な気持ちで遊びに来て後悔はないと思います。


場所も原宿ですし、とにかく楽しいですよ! 「アートって好きかもしれない」と思えるようになると思います。


――ステキなお話、ありがとうございました。

インタビューを終えて…

インタビュー前、バンクシーの「ケイト・モス」作品やバスキア作品の前で写真撮影が行われました。明るくキラキラした笑顔がステキで、まさにテレビで見せる元気なイメージそのものでしたが、お話をうかがうと繊細な部分も多く感じられました。


つらいときも常に前向きになれるよう心がけ、仕事や育児、家事、絵画制作に一生懸命取り組んでいるベッキーさん。彼女の生きざまも、ひとつのアートなのかもしれません。

年末年始も開催!

『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』には、貴重なオリジナル作品、版画、立体作品、映像や本など100点以上が集結。


アンディ・ウォーホルやバスキアの作品12点も特別展示されています。バンクシー作品のルーツを探る他作家との比較展示は、日本初登場。特に、ウォーホルの「マリリン」作品から影響を受けた「ケイト・モス」は、必見です。


本展は、年末年始も開催しています。原宿駅から数分の便利なロケーションで見られる楽しい展覧会、ぜひ足を運んでみてください!

Information

会期    :~2022年3月8日(火) ※2月24日(木)休館

会場    :WITH HARAJUKU

開館時間  :10:00~20:00 ※入館は閉館の30分前まで

観覧料   :※日時指定制 

       平日  一般¥1,800、大・専・高¥1,600、中学生以下¥1,200

       土日祝 一般¥2,000、大・専・高¥1,800、中学生以下¥1,400


※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。


撮影 : 安田光優

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2021年12月20日 19時00分

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