小松菜奈×宮沢氷魚「撮影は本当に寒かった!」 吉本ばななの小説を映画化

2021年09月25日 22時40分

エンタメ anan

世界30か国以上で翻訳されている、吉本ばななさんの小説「ムーンライト・シャドウ」が、33年の月日を経て映画化に。メガホンを取ったのは、エドモンド・ヨウ監督。主人公のさつき役に小松菜奈さん、等役に宮沢氷魚さんに加え最旬の若手俳優が配役され、物語の世界観を昇華させた。

小松菜奈:お話をいただき、日本の名作をマレーシア出身の監督が手がけるという異色な組み合わせに興味を持ちました。個性的なメンバーで、生と死に向き合う重さをファンタジーに描くのも魅力的で。この先「間違いなく自分の人生に必要だった」と言える作品になると思いました。


宮沢氷魚:僕も脚本を読んだ時すごく素敵な作品だと思ったんですが、そのあと原作を読んだら、この世界観をどう映像化するんだろうという不安も出てきて。でもエドモンド監督と一緒に撮り重ねていくうちに、情熱的でチャーミングなこの監督に任せたら大丈夫だ、と自信が持てました。


小松:画面越しですが、宮沢さんとは以前、リモートのお仕事でお話ししたことがあって。初対面なのに自然に話せる不思議な雰囲気を持っていて、絶対いい人だ、って思ってましたね(笑)。


宮沢:あははは(笑)。うれしい。


小松:(佐藤)緋美くんも臼田(あさ美)さんも(中原)ナナちゃんも、役柄にピッタリで、演じているうちに役ではなく本人なんじゃないかという感覚になるぐらい。それがとっても素敵に映像に表れています。


――4人のほのぼのとした日常から始まるものの、等と、中原さん演じるゆみこが突然事故で死んでしまうところから物語は一変。恋人を失ったさつきの苦しみと向き合いつつも、完成作を観た時には、役作りについて納得できたという小松さん。


小松:監督はさつきを変わった女の子に描こうとしていたんですが、私は現実を受け止めている普通の女の子を演じたくて、現場では2パターン撮ったりもしたんです。それがすごくうまくつながれていました。そして深いテーマですが、カラフルな衣装やポップな美術演出の効果で、とても見やすくなっていて。以前に監督の別の作品を映画館で拝見した時も思ったんですが、監督のちょっと現実離れした感覚と原作の世界観が見事にマッチしていました。


宮沢:完成作では、映像の美しさに加えて個性的なキャラクターの思いや訴えかけるものをとても色鮮やかに感じました。ただ、僕が12月の寒さの中で水に浸かって撮ったシーンはいつ出てくるんだろう…と思っているうちに、映画が終わって。緋美くん演じる柊のダンスシーンは想像の倍以上ありましたけど(笑)。


小松:あはは(笑)。監督イチオシのおしゃれなシーン。でも冬の橋の上や川沿いの撮影は本当に寒かった!


――寒さと引き換えに、澄んだ空気は、夜空や川原の自然をより美しく見せてくれたのも印象的だったよう。


小松:物語の核になる“月影現象”が起こるシーンは一発撮り。役者もスタッフも、天気も見事にぴったりハマった。その一体感とともに自然との共存が得られた気がして、カットのあとには拍手が起こりました。


宮沢:重いテーマではあるけれど、希望を与えてくれる作品です。


小松:誰にでも共感できる部分があるはず。構えずに観てほしいです。


――物語のキーアイテムとなる“鈴”と“セーラー服”のように、お二人にも大切に持ち歩くものがあるそう。


宮沢:15年使っているポール・スミスの財布がもうボロボロなんですが、これを親がプレゼントしてくれてから大学受験もうまくいったし、この仕事も始められたので幸運のアイテム。いつもそばにないと不安なんです。でも穴が開いてしまい一円玉が落ちるので、そろそろ替えないと…。


小松:私は小さい頃に撮った家族写真。紙焼きだからボロボロだけど、それがよさでもあるんですよね。



『ムーンライト・シャドウ』 恋人の突然の死に直面し、深い悲しみに打ちひしがれているさつき。満月の夜の終わりに死者と出会えるかもしれないという不思議な“月影現象”に導かれていく…。原作は『キッチン』に収録。全国公開中。©2021映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会


こまつ・なな 1996年2月16日生まれ、東京都出身。2008年にモデルデビューし、’14年に映画『渇き。』で俳優デビューを果たす。映画初主演は’16年公開の『溺れるナイフ』。映画『恋する寄生虫』が11月に公開予定。

ジャケット¥163,900 トップス¥71,500 パンツ¥82,500(以上パトゥ/イザ TEL:0120・135・015) リング、人差し指¥121,000 中指¥148,500 薬指¥77,000(以上シハラ/シハラ ラボ TEL:03・3486・1922)


みやざわ・ひお 1994年4月24日生まれ、サンフランシスコ出身。2022年春に放送予定の連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK)に青柳和彦役として出演。代表作はドラマ『偽装不倫』、映画『his』『騙し絵の牙』ほか。

ジャケット¥108,900 シャツ¥39,600 パンツ 参考商品(以上コム デ ギャルソン オム ドゥ/コム デ ギャルソン TEL:03・3486・7611) その他はスタイリスト私物


※『anan』2021年9月29日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・遠藤彩香(小松さん) 秋山貴紀(宮沢さん) ヘア&メイク・小澤麻衣(mod’s hair/小松さん) 取材、文・若山あや


(by anan編集部)

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2021年09月25日 22時40分

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