DISH//・北村匠海「本当に続けてきてよかった」 新アルバムに込めた思い

2021年02月22日 20時10分

エンタメ anan

2020年の音楽界を席巻したDISH//。ニューアルバム『X(クロス)』の発売も控える彼らに新アルバムのことや『anan』の「自己分析特集」にちなんで自分自身について語っていただきました。

北村匠海「僕の口から出る言葉がDISH//の意思になる」



昨年から今年にかけて、エンターテインメント界はすごく苦しい時だと思います。その中で、言葉を届けることを諦めてはいけないとずっと作り続けていた曲が、今作『X』には収録されています。どれも血の通った作品になりました。リード曲の「ルーザー」には、グループ存続の危機や挫折、惨敗をしながらも戦い続けてきた僕らの思いが込められています。このアルバムができた時は“本当に続けてきてよかった”と思ったし、23歳の今のタイミングでそう思えたことは大きかったです。


僕はボーカリストなので、メンバーの気持ちを代弁してMCでしゃべり、歌を歌います。自分の口から出る言葉がDISH//の意思となるので、メッセンジャーとしての責任感やみんなを背負う感じが少なからずあって。だからメンバーといろんな話をして、思いを聞くことは意識していますね。いろんなバンドの形があるけれど、ボーカルの僕が引っ張るのではなく、横一列で歩んでいくイメージですね。


役者と音楽という全く違うものを、どちらも100%の力で頑張れていることは僕の強みだと思います。役者として“自分ではない自分”でいる分、音楽で自分自身としていられることで、すごく心のバランスがとれる。逆に、役者をしていることで身についた表現力が、ヘビーなロックやファンク、シティポップなど楽曲によって変えている歌い方の技術にいい影響を与えているし、ボーカルとして音楽のジャンルというものを自分の色に染められるんだと思います。逆に弱点は朝が弱いこと(笑)。


自分の人生のものさしを誰かに決められるのは嫌なので、これからも役者に限らずいろいろな仕事をしたいし、バンドとしてはもっともっと自由になりたい。そういう夢をきちんと話して叶えていく。そんな僕を見た人が勇気をもらえるとか、自分の人生を諦めないと思えるような生き様を、これからも体現していきたいです。


きたむら・たくみ 1997年11月3日生まれ。東京都出身。ドラマ『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)に出演中。主演映画『東京リベンジャーズ』が7月に公開される。ブルゾン¥82,000 Tシャツ¥9,000 パンツ¥39,000(以上レターズ TEL:03・6427・0280) リング、右手¥34,500 左手¥30,000(共にプリュイ/プリュイ トウキョウTEL:03・6450・5777) その他はスタイリスト私物


矢部昌暉「この4人がいれば無敵だと4人が思ってます」



DISH//での活動以外に、舞台をやらせてもらっているんですけど、舞台を始めてから、DISH//での立ち位置が変わった気がします。僕は、公の場に出る矢部昌暉を“キャラクター”として捉えているんです。素の僕に、つけ加えたほうがいいものを加えて、削ぎ落としたほうがいいものを落としていく、役作りのような感覚。というのも、僕は知らないうちに、いろいろ溜め込んで爆発してしまうんです。そうなると、何も考えられなくなってネガティブになっちゃう…。なので、オン/オフを切り替えたほうがいいタイプなんです。


僕には、他の3人のようなズバ抜けた音楽センスはありません。だからこそ、メンバーの中でリスナーと一番近い存在でいられるのかなって。今、みなさんがどんなものを聴きたくて、見たがっているのか、第三者的な目線から感想を言うのが、DISH//における僕の役回りですね。


緑黄色社会さんとコラボした「ニューノーマル」は、「誰かに合わせるんじゃなく、自分らしくいてほしい」というメッセージを込めました。日本人って、“前へ倣え”的に、人に合わせて行動するとこがあるじゃないですか。窮屈に感じず、もっと自信を持って生きられたらいいなって思うんです。曲に「普通」という歌詞が出てくるんですけど、何が普通なのかは自分が決めればいい。自分が1+1=3だと信じれば、3でいいし、その答えに至るまでの理由にこそ、その人らしさが出ると思うんですよね。


僕はライブや舞台というナマモノが大好きなので、今、それができない悔しさはもちろんあります。でも、「これからDISH//は、どうなっちゃうんだろう…」みたいな未来への不安はまったくないんですよね。「この4人がいれば無敵だ」って、僕ら4人全員が心から思っているから。メンバーは空気のように、いて当たり前だし、いないと生きていけない。そのくらい大事な存在なんです。


やべ・まさき 1998年1月9日生まれ。東京都出身。担当はコーラス&ギター。俳優として舞台を中心に数多くの作品に出演。『青山オペレッタ THE STAGE』が4月上演予定。コート¥125,000 シャツ¥44,000 パンツ¥43,000(以上レターズ) その他はスタイリスト私物


橘 柊生「音楽を仕事にして辛いことは何一つないです」



新しいアルバム『X』では、「QQ」という曲をディレクションしました。NulbarichのJQさんに作っていただいた曲に、僕が歌詞を書いています。英語ができないくせに英語の歌詞を入れたがりなので、「こっちのワードのほうがいいかもよ」とJQさんに直してもらったりしたのですが(笑)、過去にも歌詞を書いた経験があったので、それ以外はスムーズにいきました。自分がイメージしていたものが気持ちのいい形に出来上がり、噛めば噛むほど美味しい曲になっています。オシャレな曲なので、anan読者の方にも気に入ってもらえるんじゃないでしょうか。普段から、「これ、いいな」と思ったものやあまり耳にしない言葉、気持ちがいいと感じた単語をメモしていて、歌詞を書く時にはそれをバーッとキーボードに打ち込んで展開し、いい単語をピックアップしています。それをベースに主人公を作り、プロフィールを決めて、ストーリーを作っていく。「QQ」では「有能に見せかけるプロ」というワードが好きです。“プロ=有能であるはずなのに、「見せかける」ということはプロじゃないけど、最終的にはプロなわけで…”と、考えれば考えるほど面白い組み合わせの言葉です。


僕の強みは、好きなことを楽しんで、情熱を持ってできるところ。弱点は、集中力が続かないのと、“嫌いなものは嫌い”となって体が動かないところです。だから今、自分が好きな音楽を仕事にできていることは嬉しいし、辛いことは何もないですね。メンバーに恵まれたことも大きいと思います。みんなが僕のことをアイデアマンと言ってくれていることはありがたいし、実際、アイデアを出すことは好きです。でも、それはメンバーが寛大に受け止めてくれるからこそできること。「また始まったよ」じゃなく、「それいいね」と言ってくれるから出しがいがあるし、実際に採用された時には、やりがいが生まれます。


たちばな・とうい 1995年10月15日生まれ。北海道出身。DJとしても活躍。高いトーク力を持ち、ラジオ『Nutty Radio Show THE魂』(FM NACK5)にレギュラー出演中。ジャケット¥88,000 シャツ¥22,000 パンツ¥48,000(以上ジョン ローレンス サリバン TEL:03・5428・0068) その他はスタイリスト私物


泉大智「DISH// は既成概念を壊せると思ってる」



自己分析の特集なんですね。自分を知るって難しいなあ。ひとつ言えるのは、バンドが好きってことですかね。音楽への熱量は持っているつもりです。でも、普段はあまりしゃべらなくて、思いは作品を通じて伝えたいタイプですかね。特に好きな音楽は、パンク。振り切って、ボウズにしたことも(笑)。見た目やファッションって、人柄とか自分の考えを表現しやすいじゃないですか。なので、服が好きだし、大事にしてますね。


僕、DISH//には、日本の音楽業界に風穴をあけられる可能性があると思っていて。ハングリー精神がすごいんですよ、DISH//って。新しいことをやっていこうというマインドが強いので、既成概念を壊せる気がしてるし、そこにすごく期待もしてるんです。僕にとってのパンクは、こうしなきゃいけないという概念に囚われないということなので。


でも、敷かれたレールの上を走ってきたという事実もあって。そこに対する葛藤があるということを、今回のアルバムでGLIM SPANKYさんとコラボさせてもらう時、最初の打ち合わせでぶわ~っと話したんです。音楽は自由なものだし、正直な自分たちの言葉とか、本質的に嘘のない音楽を伝えたかった。その思いを汲んでくれてできたのが「未完成なドラマ」です。GLIM SPANKYさんは、音楽的ルーツが見えるバンドで、もともと好きで聴いていたので、音楽の世界観については信頼してましたし、まったく不安はなかったですね。


最近、何か嫌なことがあっても、それって次にいいことが訪れるために必要なことだったんだなって思うんですよ。点と点を繋ぎ合わせていくと、過去の失敗にも意味があったんだなってわかるんですよね。悩むことも大事ですけど、その時間がもったいないと感じるようにもなりました。何が起きても立ち止まらず、受け入れて進む。そうしていったら、めちゃくちゃポジティブになれましたね。


いずみ・だいち 1996年6月1日生まれ。東京都出身。2017年、加入。担当はドラム。テレビ神奈川『関内デビルの泉』レギュラー出演中。SNSで高いファッションセンスを発揮。ブルゾン¥125,000(ブラックミーンズ) シャツ¥33,000(ニュージアン) 共にエムエイティティ INFO@THE-MATT.COM Tシャツ¥8,000(ユーズド/レターズ) その他はスタイリスト私物


ディッシュ 2011年12月に結成。’13年6月メジャーデビュー。これまでに12枚のシングルと3枚のアルバムを発表。ニューアルバムを記念して、池袋PARCOにて大型展覧会「DISHX EXHIBITION//」が2月28日まで開催中。


約1年10か月ぶり、4枚目のフルアルバム『X』は、2月24日発売。全12曲収録。【完全生産限定盤(CD+2DVD)】¥10,000 【初回生産限定盤A、B(CD+DVD)】各¥6,000 【通常盤(CD)】¥3,000(ソニー・ミュージック)


※『anan』2021年2月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・鴇田晋哉 ヘア&メイク・Emiy 取材、文・小泉咲子 重信 綾 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー AWABEES TITLES


(by anan編集部)

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