“ゆうこす”こと菅本裕子 今後の目標は「ずっとモテていたい」

2021年01月03日 18時30分

エンタメ anan

「モテるために生きている」と公言し、若い女性から絶大な人気を誇る“モテクリエイター・ゆうこす”こと菅本裕子さん。近年はYouTuberやライブ配信者を育てる事業にも乗り出し、実業家としての手腕も発揮。その活躍ぶりには、自身がインフルエンサーとして培った“伝える力”が役立っていたそう。

思いを言葉にするには、まず自分を知ることが必要。



――もともと10代の頃にHKT48のメンバーとして活動されていた菅本さんですが、“実業家”と言われることにはもう慣れましたか?


菅本:そうですね(笑)。最初は社員が2~3人しかいない小さな会社だったのですが、ようやく20人以上に増えたので、最近やっと実感がわいてきました。


――22歳で起業を決めた理由は?


菅本:アイドルを辞めた後、しばらく仕事がなくてニート生活を送っていたんです。そこで自分を冷静に見つめ直した時に、「元アイドル」という経歴だけだと弱いなと思って、「モテクリエイター」という肩書を思いつきました。“モテ”というニッチでキャッチーな発信内容に絞ること、それでいて、会社であることで仕事の依頼も受けやすいだろうし、運も巡ってくると思ったんです。


――周りからの“見え方”を意識することが大事なんですね。


菅本:それに気づけたのは、小さい頃からSNSをやっていたことが影響していると思います。多くの人の反応を得るには、“何をやっている人か”がわかりやすいほうがいいと思い、実践してみました。


――スキンケアブランドやルームウェアのプロデュース、さらにYouTuberとしての活動など、モテをテーマにさまざまな発信を行ってきた菅本さんですが、その一方で、最近はインフルエンサーの育成に力を入れているそうですね。


菅本:せっかくインフルエンサーとして道を開拓してきたのだから、失敗も含めて自分の経験をたくさんの人と共有できたらいいなと思い、人を育てる方向に目を向けることに。そのタイミングで、会社の人員も大幅に増やしました。1人のお仕事だと、どうしてもSNSのいいね!数に結果が左右されてしまうことが多いのですが、今はチーム全体として考えられるようになり、本来やりたかったことから逸れないようになりました。チームのみんなに感謝ですね!


――徐々に事業を拡大していくなかで、特に難しいと思ったことはありますか?


菅本:やっぱり、誰かと一緒にコミュニケーションをとりながら仕事をすることの難しさは感じました。特に今は“個”の時代といわれるほど、たとえば動画編集にしろ商品の販売にしろ、1人で何でもできちゃう時代じゃないですか。私自身、もともとYouTubeは企画から編集まで1人でこなしていたので、それぞれの分野にプロの方がいる意味もわかっていなかったですし、「誰かに任せること」がカッコ悪いと思っていたんですね。でも実際は、技術を持った人に任せることでクオリティも上がるし、時間も効率化できる。そう思ったからこそ、信頼できるチームに自分の意思を共有して、「任せられることは任せる」という方針をとるようになっていきました。


――自分の意思をきちんと共有するために、日頃から意識していることとは?


菅本:自分が「こうしたい」という気持ちを、相手の機嫌を損なうことなくきちんと説明することですね。仕事って、どうしても相手にいいところを見せたくなるのですが、きちんと本音が伝わらないと意味がないので。「私はこう思っています。なぜなら…」と、理由をていねいに説明して掘り下げるようにしています。


――思いを言葉にすることって、意外と難しいですよね。


菅本:そうですね。そのためには、まず自分のことを知る必要があると思います。たとえば、旅行や美術館に行った時に「素敵だった」のひとことで終わらせずに、ちゃんと感想を文章にまとめることも大事。私は日頃からSNSで投稿していたので、気持ちを言葉にする習慣が身についているのは良かったと思っています。


――最後に、今後の目標や展望があれば聞かせてください。


菅本:事業の展望はいろいろあるのですが、最終的には「ずっとモテていたい」です(笑)。それは、恋愛でも仕事でもそう。自分の気持ちと相手の気持ちを大事にできる人こそが“モテる人”だと私は思っているので、基本的にはお互いがWin-Winの関係でいられるのが理想です。「自分が与えてあげているんだよ」というおこがましい気持ちになるのではなく、相手のWinも大事にして、みんなの気持ちが動くような商品やサービスをこれからも作っていきたいです。


菅本裕子 1994年生まれ、福岡県出身。株式会社「KOS」代表。タレント、モデル、SNSアドバイザー、YouTuberなどさまざまな顔を持つ。著書に『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』(幻冬舎)など。


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※『anan』2020年12月30日-2021年1月6日合併号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス) スタイリスト・入江陽子(TRON) ヘア&メイク・サイオチアキ(Lira) インタビュー、文・瀬尾麻美


(by anan編集部)

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2021年01月03日 18時30分

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