パンツ丸出しだけじゃない! バービー、お笑い以外の“エシカルな顔”

2020年04月04日 21時00分

エンタメ anan

お笑い芸人としての活躍の一方で、社会的な視線を持つ女性としても注目を集めているバービーさん。活動の根っこにはシンプルな思いがありました。

最初のきっかけは、大学時代に見た車内広告。



バラエティ番組などで、ご自身曰く“パンツを出し切る仕事”をする芸人として、お茶の間に愛されているバービーさん。一方で最近、笑いに貪欲な芸人としての顔とは別に、エシカルな視点を持っていることが各方面で話題になっています。そんなバービーさんが一番最初に社会貢献活動をしたのは、大学生のときだそう。


「中学生か高校生のとき、“私たちが1人生きるのにかかるコストで、アフリカの人たちが何人生き延びられる”みたいなことを習ったんです。それを聞いて、自分が生きていることの恩返しをいつかしたいな…と考えていて。上京して大学生になり、電車に乗っていたとき、“あなたの寄付で、途上国の子どもたちを支援できます”的な広告を見て、“これだ!!”と思い、チャイルドスポンサーになったのが最初です。確か1口5000円くらいで、毎月バイト代から寄付してましたね。その後、芸人になり大学時代より貧乏になったので(笑)、一時期やめていましたが、収入が安定してから再開し、今はインドの女の子とタンザニアの男の子の成長を見守っています」


以前小誌の取材で「困った人同士をつなぐ橋のような存在でありたい」と語ってくれたバービーさん。それが形になったのが、今年発売されたピーチ・ジョンと一緒に作ったランジェリー。体にコンプレックスを持つ女性たちに勇気を与えたと、大きな話題に。


「気に入った下着を着ける、それだけでテンションって上がるじゃないですか。でもすべてのボディサイズの女性にその楽しみがあるわけではなかった。サイズがないから買えないという経験を通じ、“私の体ってダメなんだ”と思ってしまう人たちがいるならば、そこを解消したかったんです。私自身、欲しい下着のサイズがないという、悲しい経験をたくさんしてきましたから(笑)。発売以降いろんな反応をいただいていて、喜びの声もたくさんありますが、同時にみなさんの悩みは思っていたよりも細かいことにも気づかされた。全員をハッピーにするのは本当に難しいですが、その中でもっと頑張りたいなと思っています」



もう一つバービーさんが力と思いを注いでいるのが、ご自身の故郷、北海道は夕張郡にある、栗山町の地域再生活動。きっかけは’15年にドラマ『農業女子はらぺ娘』を地元北海道で撮影したこと。


「農業に従事する女性の苦労や、日本の農業の先行き不安などを描いた作品で、ふと自分の地元を見たら過疎化が激しくて…。まだ小さな甥っ子が住む栗山町がハッピーな場所であってほしかったので、友達と2人で“町おこしがしたい!”と役場に乗り込んだのが最初です。今思うとなんと浅はかなことか…(笑)。いろんなことをやっていますが、いよいよ形になりそうなのが“空き家再生プロジェクト”。地元にたくさんある空き家をリノベーションし、オーナー制度を作り、貸別荘として活用する、というプランです。ゆくゆくは、宿泊は空き家、食事は町の食堂というように、栗山町全体が一つのホテル的に機能したらいいな、と思っています。今は、泊まりに来てくれた人たちに栗山町の魅力を伝えるためのプラットフォーム作りをあれこれ詰めているところ。栗山町の美味しい野菜を使い名産品を作れないか、新しく作ったテストキッチンで研究中です」


キラキラした表情で、自身の活動について話をするバービーさん。エシカルな行動を起こすエネルギー源は、何なのでしょう?


「正直、相手のためにっていう意識はあんまりないんです。極端に言うと、私が楽しいからやってるっていうか…(笑)。さっきも言いましたが、全員を幸せにするのは私の力では無理です。でも、私が楽しいことが誰かの役に立っていたら最高じゃないですか。私、自由に生きたいと思っていて、それを実現するには、物事に執着しちゃダメなんですよね。執着しなくなると、自分の持っているものを人のために使うことがイヤじゃなくなって、そうすることでさらに自分は自由になれる。私にとってはとてもいいループなんですよ。でも、お笑いだけは執着しちゃうんですよね。何があっても手放したくない。パンツを丸出しにしながら、楽しくて人が喜ぶことをやっていきたいです(笑)」


私のエシカルな活動


夢に向かう子どもたちを支援。


月々の寄付で、子どもが住む地域の教育や保健衛生、水資源開発などの支援をするプログラム。「インドの女の子の誕生日には、シールや髪留めを送ったりしました」


ピーチ・ジョンとのコラボ下着。



初回の打ち合わせからデザイン画を持参。自らプレゼンし、企画を勝ち取ったバービーさん。「多いときはほぼ毎週打ち合わせ。出来上がったときは感無量でしたね」


購入した空き家を素敵に改装中。



栗山町で活動中の空き家再生プロジェクト、こちらはリノベーション作業の写真。「全国のDIY上手な方に町に長期滞在してもらい、作業をしてもらっています」


バービー お笑いコンビ「フォーリンラブ」メンバー。大学でチベット密教を学んだという、異色の経歴の持ち主。バラエティ番組を中心に活躍。昨年末開設したYouTubeチャンネル「バービーちゃんねる」が好評配信中。


※『anan』2020年4月8日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・谷口夏生 


(by anan編集部)


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2020年04月04日 21時00分

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