竹内涼真、たった2ヶ月で肉体改造していた! 撮影秘話明かす
2月19日に発売されたばかりの「カラダがよろこぶストレッチ」特集では、健康的でしなやかな筋肉を携え、3度目の表紙を飾った竹内涼真さん。いまでこそ表紙の常連だが、初登場は2016年8月、2分の1ページのインタビューから。
「実は写真を撮られることがずっと苦手でした。だんだんページ数をいただけるようになったものの、撮影スタジオの白壁の前で、自分をどう見せたらいいのか毎回わからなくて。それが吹っ切れたのがこの2070号。これ、中目黒のスタジオでしたね、よく覚えていますよ。こういうページにしたいとか、こう写りたいという意識や細かなところにもこだわりを感じるようになったら、照れくささがなくなり、撮られ方がわかってきたんです」
この年、ドラマ『陸王』に出演すると、プロのアスリートさながらのストイックな役作りが話題に。いまでは、カラダごと様変わりさせる役作りも厭わない。竹内さんのそんな役者人生を追いかけるように、ananでも多くの特集にご登場いただいた。
「初めての表紙は川栄(李奈)さんと一緒の『ベストコスメ』特集で、ドラマ『陸王』が終わったあと。このページの料理のシーンは、形が決まっていない、流れの一部を切り取った感じがすごく好きなんです。そのあとアスリートのカラダつきから少し戻った頃に、映画『センセイ君主』、ドラマ『ブラックペアン』と続き、そして写真集も作らせていただいて。さらに、写真集の発売に合わせて、『カッコいいカラダ』特集の表紙にも選んでいただきましたが、このカラダではムリだとすぐに思って、テーマを聞いた直後からパーソナルトレーニングをスタート。週に4~5日通い、2か月でカラダを作り上げました」
360度どこから見ても、パーツごとに筋肉が隆起した肉体美は、大きな反響を呼んだ。
「この表紙は、ドラマや映画と同じように、役者としての作品作りのひとつだと思いました。食事を増やして筋トレをして…の2か月は辛かったけど、妥協せずにやりきったことで僕にとって大きな自信に繋がったし、これをきっかけに自分が求めるお芝居のレベルも上がったんです。そう考えると僕にとってのananは、作品作りへの集中力やこだわりなどのプロ意識を培うことができた雑誌。50年間の歴史を紡ぎながら、いつまでも読者から『見たい』と言われる存在であり続けるanan。これからもananとともに、僕も成長を続けていきたいですね」
No.2070(2017年9月27日号)
この撮影が写真の撮られ方が変わったきっかけに!
「Vネックニットと髪型の感じがすごく気に入ったし、この撮影から雑誌の撮影を楽しめるようになりました。それまでの顔と比べてもらえたら一目瞭然だと思う。きっとこの写真はファンのみなさんも好きなはずです!」
No.2095(2018年3月28日号)
日常を切り取ったかのような自然な流れの撮影が楽しかった。
「初表紙は、映画『センセイ君主』で共演した川栄さんとの2ショット。実は僕がインフルエンザにかかってしまい、撮影日をリスケしていただいて…。元気になって臨んだ撮影は、ほのぼのした雰囲気で楽しかったです」
No.2109(2018年7月11日号)
たった2か月での肉体改造はお芝居のレベルアップにも。
「写真集撮影の2か月後にこのカラダを作れたのも、トレーナーの仲田健さんを信じて二人三脚で頑張ったから。食事も変え、最初は肉を中心にたくさん食べなければいけなかったから、食費がめっちゃかかりました(笑)」
写真集『Ryoma Takeuchi』2500円(マガジンハウス)
たけうち・りょうま 1993年4月26日生まれ、東京都出身。俳優。主演ドラマ『テセウスの船』(TBS系)が放送中。出演作『太陽は動かない』の映画版が5月15日公開、WOWOWの連続ドラマは5月24日スタート。コート¥270,000 Tシャツ¥45,000 パンツ¥125,000 シューズ¥103,000(以上ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120・60・1966)
※『anan』2020年3月11日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・徳永貴士 ヘア&メイク・佐藤友勝 取材、文・若山あや
(by anan編集部)