ゆうこす 「婦人科に彼氏と行って...」その理由は?

2019年10月22日 19時20分

エンタメ anan

東京・渋谷で開催された“女子の健康”をテーマにした体験イベント『Ladyknows Fes 2019 supported by NISSAY』に、タレントの菅本裕子(ゆうこす)さんが登場! トークイベントで、“婦人科”や“生理”など女子のリアルな悩みについて赤裸々に語ってくれました!

Ladyknows Fesって?

『Ladyknows Fes 2019 supported by NISSAY』は、10月11日(金)の国際ガールズ・デーに向け、若い女の子たちがふだんあまり意識していない自身の体や健康について、楽しみながら知ることができる体験フェス。


ミュージアムやかわいいクリニック、レディースドック、シンポジウムなどが5日間限定で開催されました。

会場は、女子に人気の結婚式場、TRUNK BY SHOTO GALLERY。写真は一階のミュージアムの様子です。


『Ladyknows(レディーノーズ)』は、女性の健康や生き方・働き方をエンパワメントしていくプロジェクトとして2019年4月に発足。代表を務めるのは、広告会社に勤める23歳のクリエイティブディレクター、辻愛沙子さんです。

辻さんによると、イベント開催のきっかけは、「20代~30代女性の“健康診断・人間ドックの未受診率の高さ”を示したデータだった」とのこと。「私もそうなのですが、20~30代の女子は自分が健康体だと思って安心しきっているところがあると思います。この年代は子どもを産むことも選択肢のひとつとしてあるのに、私たちが自分の体に対して関心を持っていないというのはリスク。何かアクションをしたいと思いました」と辻さん。


「行かなければならない」というタスクになりがちな検診を「心がときめくもの、インスタ映えするもの、気分が上がるもの」に変化させた“あたらしい健康診断”が今回のイベントで体験できました!

かわい~!インスタ映えする健康診断


まずは、会場3階で開催されていた『心がときめくクリニック』へ。写真は、身長や体重を測定する「BODYCHECK」でスタッフの方が身長を測っているところです。測定器に天使の羽がついていて超かわい~! 友だちと一緒に行って、写真を撮り合いたくなりますね。

こちらは、一滴・1分で測定できる「BLOOD TEST」。私も試してみましたが、本当に手軽。専用アプリをスマホに登録後、検査キットで指先から採血するだけで終わり。翌々日には検査結果がスマホに届き、生活習慣病に関する13項目についての症状が判明しました。

また、女子にとっては内側だけでなく外側の健康も大事。「BEAUTY DOC」ではパーソナルカラー診断や、髪の毛の状態を見てくれる「髪の未来予測」なども受診できました。

ゆうこすさんのトークイベント、開催!

イベント初日には、タレントの菅本裕子(以下、ゆうこす)さんが登場するシンポジウム『Z世代が考える これからの婦人科UX』が開催され、Ladyknows代表の辻愛沙子さんと一緒に楽しいトークが繰り広げられました。

辻さん トークテーマのZ世代とは、1995年以降に生まれた世代のこと。いわゆるデジタルネイティブ世代です。ゆうこすさんのファンも、その世代に多いですよね。また、ゆうこすさんは、ユニ・チャームさんの生理用品ブランド「ソフィ」のキャンペーン『#NoBagForMe』のメンバーとしても活躍されています。


※筆者注:『#NoBagForMe』とは生理用品を購入するときに紙袋で包んで隠さなくてもいいような世の中にしようというプロジェクト。


ゆうこすさん もともと私は、生理用品のコーナーに行くこと自体が恥ずかしいと思っていたような女の子でした。小学校で初めて生理について習ったとき、女子と男子に分けられ、教室にはナプキンに血のついた絵があって、「この話は絶対男子にしたらダメ!」と怖い先生に言われ(笑)、強烈な記憶として残っています。


生理が初めてきたときも母親に話せなくて、まして父親は男子なので絶対に言えないし、家のトイレには三角コーナーもないし(笑)、「どうしたらいいの!」って感じでした。でも母にバレて、そしたら「赤飯炊く」とか言い出し、「父親にバレちゃう」って焦りました(笑)。

ゆうこすさん そんな生理のコンプレックスを持った私のような女の子でも、生理について堂々と隠さず話せるような世の中にしたいよね、というのが『#NoBagForMe』の活動で、第一弾として生理用品のパッケージ開発をしています。アンケート投票を実施して、かわいい猫ちゃんのデザインに決まったんですよ!

婦人科に彼氏と行って…

さらに、お二人のトークは婦人科の話に移っていきます。

辻さん 生理用品もデザインひとつでハードルが下がりますが、婦人科検診についても同じです。例えば、男性の先生の触診は、お医者さまに罪はないのですけど、抵抗感がある女性も多い。それに、あくまでタスクになっているのが今の健康診断の状況だと思うので、「おしゃれな場所で楽しく検診を受けてみよう」とか、「ワンコインで手軽に検診受けてみよう」という感覚が女性には重要なことと思います。


ゆうこすさん 今まで婦人科というのは、症状が出てヤバいとなったら行く、みたいな場所でした。私自身すごくおろそかで、生理が止まりまくっていたんです。ストレスとかで生理が全然来なくなって、それなのに「生理がなくてラッキー」とか思っていた時期もありました。本当は、そんな状態は絶対にダメなんですよね。それで、やはり体を壊してしまい、婦人科に行きはじめました。


でも、最初はひとりで婦人科に行くのが怖かったので、彼氏についてきてもらって、「勇気をふり絞って行ってきます」みたいな感じでした(笑)。「お医者さんは怖くなかったよ」みたいな婦人科のレビューがたくさんあれば、行きたくなりますよね。

私たちが行ってもいいんだ!

最後に、女子が行きたくなる婦人科について、お二人が熱く語ります。

辻さん 女性は、男性に比べると正規雇用でない人が多く、検診の未受診率も男性に比べると高いのです。一回の検診費用は1~3万円かかりますが、フリーランスの方や非正規雇用の方が自腹で3万円払って、美容院とかネイルとか普段の生活を差し置いて行けるか、というと、特に若い女性の場合、まだ自分は大丈夫だろうと思ってしまうのです。


でも、実際に子宮頸がんは20代でも起こりうるリスクがあり、若い時から検診を受ける習慣をつけるのはとても大事です。今回、ワンコインの500円で婦人科検診(子宮頸がんと乳がんの検診)を実施するという企画もあり、チケットを販売したら一日で完売しました。やはり、女性の中でも課題意識はあるのだと思いました。婦人科をアップデートする必要がありますよね。

ゆうこすさん 今まで、産婦人科とかは私たちが行っていいのか、わからないような感じでした。でも、今回の『心ときめくクリニック』の会場は若い子向けのデザインになっていて、「私たちが行ってもいいんだ! 私たちのためにしてくれているんだ」と思えました。デザインの力はすごいですね。ピンクと紺でかわいいですし、スタイリッシュです。


辻さん このデザインは男性の方がしました。女性の課題は女性だけで何とかするのは難しく、社会全体で変えていかないといけないと思います。あくまで女性に届けるイメージですが、彼氏と一緒に来ても恥ずかしくないような、おしゃれな場所だったら婦人科も行きやすくなりますよね。


女性の健康について、今後もより多くの方に関心をもってもらい、楽しそうと思ってもらえるような取り組みをしていきたいです。ワンコイン・レディースドックの実施もしたいですし、大きな夢では、いつか常設の施設をつくれたら、という思いもあります。一過性ではなく、ひとりでも多くの女性に検診を受けていただく場所にしていけたらと思っています。

次回は3月8日に!

ゆうこすさんと辻さんのトーク、いかがでしたか? イベント会場では、多くの女子たちが笑ったりうなずいたりしながらお二人の話に聞き入っていました。また、男性の参加者も多く、この活動に対する関心の高さがうかがえました。


本イベントは終了しましたが、今後2020年3月8日の国際女性デーにも同じようなイベントが開かれるそうです。ananweb読者のみなさんと同世代の女子たちが立ち上げたLadyknowsのプロジェクト、ぜひ公式サイトをチェックして今後の活動に参加してみてくださいね!

anan

2019年10月22日 19時20分

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