清原翔「相当やばいやつだった」役者になる前の“空白の5か月”

2019年06月07日 20時40分

エンタメ anan

NHK連続テレビ小説『なつぞら』の“照男兄ちゃん”役でお茶の間に親しまれている清原翔さん。整った顔立ちに、身長185cmという抜群のスタイル。一見クールな雰囲気だけれど、「笑うなって言われるほうが難しい」そうで、撮影中もこちらがキメ顔をオーダーすると途中で噴き出してしまう一幕も。そんな程よく肩の力が抜けた自然体のスタイルが、人を惹きつける魅力なのかもしれません。

俳優を目指すまでは公務員になろうと思っていました。



――朝ドラの反響はどうですか?


清原:最初はそこまでなかったんですけど、第6週(吉沢亮さん演じる天陽とのスキー対決エピソード)からやっと出番が多くなって。そのタイミングでNHK『あさイチ』にも出させていただいたこともあり、そこからの反響は今までに比べて桁違いに大きかったです。良くも悪くも、こんなにたくさんの評価が届くことはなかったので、いただいた感想を見ながら、嬉し涙しそうになりました。役者やっててよかったなって思いましたね。


――北海道で撮り下ろした『清原翔 Visual Book in「なつぞら」』も発売されました。


清原:僕のフォトブックなんて売れるとは思えないんですけど(笑)。


――そんなことないですよ! 実は昨年末の小誌で’19年のNEXTブレイク俳優に清原さんを選ばせていただいたのですが…


清原:あ、そうです、そうです。その節はありがとうございました。すごい嬉しかったです!


――その予想が的中というくらい、今ノリに乗っている印象です。


清原:いやいやいや。全然そんなことないですよ。環境の変化もそこまでないですし。でも今は毎日充実してるなとは思いますね。


――周りの反応は?


清原:照男がフィーチャーされた放送週はすごかったですよ。友達にも初めて演技を褒めてもらえましたし。嬉しいですよね、単純に。親戚に見てもらえる機会ってそんなになかったんですけど、やっぱりみんな朝ドラは見てくれているらしくて、僕が登場するたびに父方の親戚のグループラインが盛り上がっているみたいです(笑)。


――清原さんは大学生の時『MEN’S NON-NO』のモデルとしてデビューされたんですよね。


清原:そうです。大学2年の時ですね。


――でもこれだけの容姿をお持ちであれば、自分で応募しなくてもスカウトとかありそうですけど…。


清原:いやいやいや。それまでずっとオタクみたいな格好をしてたんで。神奈川育ちですけど、東京に出たこともなかったですし。全くモテもしませんでした。


――服に興味もなかった?


清原:なかったです、全然。服も地元のすっごい安い衣料品店とかで買ってたんで。それこそメンノン(MEN’S NON-NO)なんて読んだこともなかったですし。


――じゃあモデルになった時、周りがびっくりしたくらいですか?


清原:いや、友達もそんなにいなかったので、反響も何もなかったです(笑)。ただ、高校を卒業したあたりから、周りにやっとおしゃれな友達が現れ始めて。それでメンノンを読むようになり、専属モデルという存在を知ったんです。


大学卒業後の5か月間は相当やばいやつでした。


――モデルになるまでは、将来何になろうと思っていたんですか?


清原:それまではずっと公務員になりたかったんですよ。といっても、仕事の内容に興味があったわけではなくて、暦通りにしっかり休める人生を送りたかったから(笑)。


――なぜ、モデルの道に?


清原:モデルも休みが多いと勝手に思ってたんですけどね(笑)。でも、表舞台に立つ仕事に漠然とした憧れはあったんです。だからたとえ公務員になってたとしても、辞めてた可能性はありますね。


――俳優デビューは大学を卒業されてからなんですよね。


清原:メンノンモデルの先輩たちを見て、“俳優という選択肢もあるのか…”と自然に思うようになって。正直、大学を卒業する時はめちゃくちゃ悩みました。大学院に進んで、2年間の猶予をもらおうかなとも思っていましたし。でもやっぱり、役者という仕事をやってみたいと思っちゃったんですよね。たとえ院に進んでも、2年後に普通に就職するなんて考えられないだろうなと思って。でも今の事務所に入るまで、空白の5か月があったんですよ。バイトとたまにあるメンノンの撮影くらいしかやってなくて。周りはみんな普通に就職して働いているのに。だから相当やばいやつでしたよね。


きよはら・しょう 1993年2月2日生まれ、神奈川県出身。2013年から『MEN’S NON-NO』の専属モデルとして活動をスタートし、’16年にドラマ『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~ Season2』で俳優デビュー。現在、NHK連続テレビ小説『なつぞら』や絶賛公開中の映画『うちの執事が言うことには』に出演している。パンツ¥32,000 シューズ¥14,000(共にURU/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)


ドラマの舞台、北海道・十勝帯広エリアの大自然の中で撮り下ろしたグラビアや撮影現場での写真を大ボリュームで収録した一冊。そのほか、『なつぞら』への思いを語りつくした約1万字にも及ぶインタビューやドラマの名シーンを集めた読み物ページも必読!『清原翔 Visual Book in「なつぞら」』(KADOKAWA)が大好評発売中。


※『anan』2019年6月12日号より。写真・尾身沙紀(io) スタイリスト・李 靖華 ヘア&メイク・NOBUKIYO インタビュー、文・菅野綾子


(by anan編集部)

anan

2019年06月07日 20時40分

エンタメ anan

BIGLOBE Beauty公式SNSはこちら!

最新記事はここでチェック!

タグ一覧

ヘアアレンジ スタイリング 時短アレンジ術 簡単アレンジ術 前髪 人気ヘアカラー まとめ髪 ショートヘア ボブ ミディアムヘア ロングヘア ストレートヘア パーマヘア ポニーテール お団子ヘア ヘアアイロン活用 ヘアケア シャンプー 髪のお悩み 流行ヘア モテヘア カジュアルヘア オフィスヘア ヘアアクセサリー バレッタ ターバン ヘアピン・ヘアゴム 小顔ヘア セルフネイル ジェルネイル 上品ネイル ピンクネイル カジュアルコーデ シンプルコーデ ナチュラルコーデ プチプラコーデ フェミニンコーデ コンサバコーデ ガーリーコーデ モテコーデ ベーシック ゆったりコーデ ママコーデ ストリートコーデ モードコーデ ギャル 結婚式コーデ ミリタリー モノトーンコーデ カラーコーデ スポーツMIXコーデ パーティスタイル ヘビロテ 着回し抜群 トップス アウター カーディガン シャツ ワンピース ビスチェ パーカー フーディー コート トレンチコート カラージャケット スカート フレアスカート タイトスカート ミニスカート デニムスカート ガウチョパンツ ワイドパンツ ワイドデニム スキニーパンツ バギーパンツ 靴下 タイツ スニーカー サンダル ミュール ニューバランス ブーツ ショートブーツ パンプス 帽子 ニット帽 ベレー帽 スカーフ グッズ メガネ ベルト 腕時計 ピアス トレンドアイテム バッグ ファーバッグ クラッチバッグ リュック ショルダーバッグ チェック柄 グレンチェック 刺繍 ファー ロゴもの コーデュロイ デニム 色気のある格好 花柄 ボーダー柄 レイヤード パンツスタイル ドレススタイル ニット スウェット anan表紙 雑誌付録 ユニクロ GU しまむら ZARA メイク術 スキンケア クレンジング 化粧水 美容液 オールインワン 美白ケア 毛穴ケア 眉毛ケア コンシーラー ファンデーション マスカラ アイシャドウ リップ 乾燥対策 ムダ毛ケア バストケア ヒップアップ マッサージ エクササイズ ダイエット ヨガ 動画レシピ サラダ カフェ巡り スタバ ひとり旅 女子旅 パワースポット巡り 人気スポット 絶景スポット 絶品 お弁当 スイーツ パン 占い 心理テスト 結婚 浮気・不倫 モテテクニック スピリチュアル 恋愛お悩み 男性心理 デート 恋愛テクニック ドン引き行動 LINE体験談 ホンネ告白 胸キュン 片思い カップル話 婚活 倦怠期 ファッション恋愛術 プチプラ おしゃれマナー マネー お仕事 家事・育児 趣味 アプリ 癒し 大人女子 金運 ミュージック アニメ・漫画 アウトドア 清潔感 インスタ映え イメチェン パンチョとガバチョ ナイトブラ 脱毛 置き換えダイエット ケノン 痩身エステ

本サイトのニュースの見出しおよび記事内容、およびリンク先の記事内容は、 各記事提供社からの情報に基づくものでビッグローブの見解を表すものではありません。
ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容についてその正確性を含め一切保証するものではありません。 本サイトのデータおよび記載内容のご利用は、全てお客様の責任において行ってください。
ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容によってお客様やその他の第三者に生じた損害その他不利益については一切責任を負いません。