まさかのネタバレも!? 「さらざんまい」の声優3人がその魅力語る

2019年05月26日 19時30分

エンタメ anan

話題のアニメ『さらざんまい』で、ケッピを怒らせてカッパにされてしまった中学生男子の一稀、悠、燕太を演じる、村瀬歩さん、内山昂輝さん、堀江瞬さんのお三方に“さらざんまい”の見どころと中学生時代の思い出を伺いました。

――最初に『さらざんまい』に出演することになったと聞いた時、どう思いましたか?



村瀬歩さんas矢逆一稀


内山:恥ずかしながら、これまで幾原監督の作品を観たことがなかったんですが、お名前はもちろん存じ上げていたので、『さらざんまい』に出演できてとてもうれしかったです。


村瀬:僕は幾原監督の作品がすごく好きで、オーディションを受けさせていただいた時から絶対出たいと思っていたので、出演が決まった時は夢見心地でした。


堀江:自分が好きな監督の作品に出るというのがひとつの夢で、幾原監督もいつかお仕事で関わりたいと思っていた方のおひとりでした。もともと作品も好きで観ていたので、その監督の作品に出られるというのは単純にうれしかったです。ただ、自分がどこまで監督の作品の世界観についていけるのか、という不安もありました。


――幾原監督に対する印象はいかがでした? お会いする前と後でイメージは変わりました?


内山:事前に何か特定のイメージがあったわけではないんですが、実際にお会いして一緒にお仕事をしていく中で、とても柔和な雰囲気で接しやすい方だなと思いましたね。いるだけで現場になごやかな雰囲気をもたらしてくれるというか。


堀江:作品の印象から近寄りがたい人だったらどうしようと思ってました(笑)。監督のお名前で検索してみると赤い髪にメッシュが入ってるスタイリッシュな写真が出てきたりとか、これまで僕が関わったことのないタイプの方だったので、お会いするまではドキドキだったんですよ。でも、実際にお会いしてみたらすごく物腰のやわらかい方で、純粋な心を持ってるんだなと。幾原監督の目は、すごくキラキラしてるんです!


村瀬:もともと監督の作品は好きで観ていたんですけど、実際にお会いしてみたら、人間の見方だったりキャラクターの作り方だったりがすごく「わかる」というか。共感できる部分がとても多くて、言語感覚や、自分が好きなものが似ている、といっても僕が幾原監督の作品を観て好きになってることも多いので僕が監督の感覚に似てるんでしょうね。それと、面白いことが好きな方なんだなというのはアフレコが始まってわりとすぐの頃に気づきました。コメディタッチのシーンの芝居の時、まず監督がやってみせてくれるんですけど、それが誰よりも一番面白い(笑)。一方で、よくわからないところにこだわりポイントがあったり、とにかく不思議な方でした。


3人の“つながり”と謎が徐々に明かされる。



内山昂輝さんas久慈悠


――いよいよ物語も佳境に入ってきましたが、これまでで特に印象に残っているのは何話ですか?


堀江:燕太で言うと3話ですね。それまでも燕太は事あるごとに一稀とのつながりを誇示するんですけど、それだけ一稀に執着しているのって怖くないですか? 男同士だから怖いというのではなく、単純に燕太の想いの強さに恐怖してしまったんですよね。後の展開でも一稀に執着しすぎるがゆえに燕太が行きすぎた行動をしてしまうところがあって。でも、それだけ誰かを想えるのはすごいなと。普段は理性で蓋をしているだけで、実は誰もが燕太のような浅ましさを持ってるんじゃないか、というのがわかる回ですね。


内山:悠は、お兄さんとのあのシーンですかね(さらっと)。


村瀬:めっちゃネタバレじゃん!


内山:悠の背景は少しずつ描かれていって兄という存在が悠のすべての判断基準に大きく影響していることがわかる。なぜあんなにダークな生き方をしていて、性格的にも暗い雰囲気を持っているのかっていうのかが、徐々に明らかになっていきます。でもまさか10歳の悠を演じることになるとは思わなかったな(笑)。


村瀬:僕は、6話がエモかったですね。一稀に関しては“つながりたいのに、つながれない”っていうアンビバレントさを持っている子だなと思うんですよ。一稀ってすごく自罰的で、自分なんかいないほうがいい、他の人と関わっちゃいけないっていう気持ちがすごくある。でも関わりたい気持ちもあるんですよ。ただ、なぜ一稀がそうなってしまったのかっていう理由が次第にわかってきます。


内山:6話って、ケッピがサッカーボールみたいに蹴られる回だ!


堀江:すごい雑に扱われてましたよね、ケッピ(笑)。


村瀬:テーマはシリアスなんだけど笑えるシーンがたくさんあるのも面白いところですよね。これまではヤキモキさせられる部分が多かったけど、6話以降は物語が一気に展開していくので、まだまだこれから楽しめると思います!


学校は楽しくなかった!? 3人の中学生ライフ。



堀江瞬さんas陣内燕太


――みなさん『さらざんまい』では男子中学生を演じてますが、中学時代どんな子でした?


内山:学校、楽しかったですか?


村瀬:僕は特に何にも考えずに生きてたかな。普通に勉強して、普通に友達とカードゲームで遊んだりしてました(笑)。


内山:僕は、中学校はさして楽しくなかったですね。


堀江:僕もあんまり楽しくなかったですね…。


村瀬:なんだなんだ、すごい陰キャが集まってるぞ(笑)。学校行くの楽しくなかった?


堀江:お友達はいましたか?


内山:友達はまあ普通にいたけど、納得いかないことが多くて。


村瀬:集団があまり好きじゃなかったんだね。


内山:だいたいの中学生と話通じないなーとしか思わなかったし。堀江さんは何が楽しくなかったんですか?


堀江:友達がいなかったから…。


内山・村瀬:(爆笑)


堀江:陸上部だったんですけど、長距離だったので、個人戦で…。青春っていうほどのこともなく。やめたいなと思いながら、ずっとやっていました。


村瀬:でもやってたんだ(笑)。僕は帰宅部だったな。1か月だけ卓球部だったんだけど、先生に「お前、才能ないからやめたほうがいいよ」って言われてやめた。


内山:才能絶対ないであろう顧問に、そんなこと言われたの…。


村瀬:今でも忘れられないけどね、その先生のこと(笑)。内山くんは、何部だった?


内山:僕は科学部でした。


堀江:ピッタリだ!


内山:でも暇だったから遊んでばっかり。英語禁止ゲームやって罰ゲームでスクワット10回とか設定して、文化部なのに連日スクワット100回とかやってました(笑)。


村瀬:なんだかんだ、楽しんでるじゃん(笑)。


内山:何の役にも立ってないですけどね、顕微鏡の使い方さえほとんど覚えてない(笑)。


『さらざんまい』 東京・浅草に住む中学2年生の一稀と悠、燕太は謎の生命体・ケッピによってカッパにされてしまう。3人が人間に戻るためにケッピが与えたミッションとは…。フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて毎週木曜24:55~放送中!


むらせ・あゆむ 12月14日生まれ。アメリカ出身。2011年より声優として活動をはじめ、『新世界より』(’12年)の青沼瞬役で初のメインキャラクターに抜擢。’16年、第10回声優アワードで新人男優賞を受賞。衣装はすべてスタイリスト私物


うちやま・こうき 8月16日生まれ。主な出演作品は、『キングダム ハーツ』シリーズのロクサス役、『機動戦士ガンダムUC』のバナージ・リンクス役、『ユーリ!!! on ICE』のユーリ・プリセツキー役など。カーディガン¥150,000(DENIM×TOMORROWLAND/TOMORROWLAND TEL:0120・983・522) パンツ¥35,000(semoh TEL:03・6451・0705) その他はスタイリスト私物


ほりえ・しゅん 5月25日生まれ。2015年より声優として活動をはじめ、『ナナマル サンバツ』(’17~’18年)の越山識役でTVアニメに初主演。’18年に第12回声優アワードで新人男優賞を受賞した。ジャケット¥125,000(STUDIO YPSILON/TOMORROWLAND) その他はスタイリスト私物


※『anan』2019年5月29日号より。写真・網中健太 取材、文・尹 秀姫 スタイリスト・小田優士 ヘア&メイク・加藤ゆい(Hair&Make-up fringe/村瀬さん) 福島加奈子(内山さん)


(by anan編集部)

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