俳優パク・ボゴムに聞いた! 気になる魅力的な女性は...

2019年03月31日 19時00分

エンタメ anan

柔らかい雰囲気の中に垣間見える、芯の強さと熱さ。韓国のみならず、アジアを魅了する俳優パク・ボゴムさんが語る、2年ぶりの新作、そして演技のこと。

たくさんのことを学んだ、新作『ボーイフレンド(原題)』。


2011年のデビュー以来、俳優としてのキャリアを着実に積み上げてきたパク・ボゴムさん。最新作のドラマ『ボーイフレンド(原題)』では、しがらみの中で自由に生きられない年上のヒロインを、真っすぐな温かい愛で包み込む主人公、キム・ジニョクを演じている。


「最初に台本の4話までをいただいたのですが、どの話もエンディングが新鮮でとてもおもしろくて。特に、僕が演じるジニョクというキャラクターが魅力的でした。前向きで確かな意思を持ちながら、人の話もちゃんと聞いてあげられる人。そして物の質や多い少ないで幸せを感じるのではなく、自分が持っているものに満足し、その大切さもきちんと知っている姿は、僕から見てもとても格好いいと思いました」


そんなジニョクからは、ドラマを通してたくさんのことを学んだそう。なかでも、一番大きかったのは「正直に表現する」ということ。


「僕は相手の気持ちを考えて少し慎重に話すほうなので、ジニョクの堂々と正直に話す姿は、学ぶべきところなんじゃないかなと。あと、彼は家族をとても愛している人なんです。そして時間の大切さもよく知っている。若い頃って、友達や恋人などと多くの時間を過ごしがちじゃないですか。もちろん、そういった時間も大事ですが、家族と一緒に過ごす時間というのが永遠ではないことを、僕自身もまた感じたし、たくさんの方にわかってもらえたらいいですね」


ツンデレ皇太子の成長と恋を描いた宮中ロマンス『雲が描いた月明り』以来、ドラマの出演は約2年ぶり。出演作を決める時に、ボゴムさんが大切にしていることは?


「台本を読む時に、まず、自分が共感でき、理解することができるキャラクターであるかを見ます。僕自身がそう思えれば、その役をうまく表現できるし、見ている方も共感することができるんじゃないかなって」


“共感”というキーワードは、役作りをする上でも同じ。


「役者は、自分が歩んだことのない、経験したことのない人生を間接的に体験する職業だと思っています。そこから学ぶこと、気づくことも多いですし。演じる役柄の感情や、考え方について共感が難しい時は、監督や脚本家の方とたくさん話したり、自分を説得しながら、理解しようと努力します。悪役や自分とは性格が異なる役でも、その背景を理解できたり、共感できるのであればやってみたいですね」


今回演じたジニョクには共感できるところも多く、とても魅力的だったそうだが、ボゴムさんが思う男性の魅力について聞いてみると、「自分自身を大切にしながら、それでいて他の人を理解しようと配慮する姿は魅力的な男性像だなと思います。あと、強い人には強く、弱い人にはやさしく接することができる男性も格好いいですよね」


ボゴムさんもそんな雰囲気があるように思いますが。「なりたいと努力していますが、そう言っていただけて嬉しいです(笑)」


では、気になる魅力的な女性は?


「同じですね。自分を大切にできるということは、自分自身をまず愛してあげられるということ。自分に対して、頑張ったなら“よくやった!”と褒めたり、頑張ったねと言ってあげられる人であれば、心も視野も広くなるんじゃないかなって。男性女性に関係なく、言葉や心、考え方が美しく健康的な人が素敵だと思います」


食べることが大好きで、TV番組などでもおいしそうによく食べる姿がキャッチされているボゴムさん。日本食で一番好きなメニューは?


「日本の食べ物は全部おいしくて、ひとつを選ぶのは難しいですね…。でも、これだけは絶対に食べなきゃって思うのは、トンカツ!(日本語で) トンカツは絶対に食べます」


最後に、今後やってみたいことを聞いてみると、こんなうれしい答えが。


「日本で、学生の役をやってみたいです! 日本のドラマや映画には、特有の感性があるじゃないですか。初恋とか、初々しい感じの学生たちの映画など、そんな作品に出てみたいですね。そうしたら日本語をもっと勉強しないとだけど…もしそんな機会があるなら、ぜひ挑戦してみたいです!」


パク・ボゴム 1993年6月16日生まれ。2011年、映画『ブラインド』でデビュー。待望の最新主演ドラマ『ボーイフレンド(原題)』がM-netにて放送中。日本デビューシングル『Bloomin’』も絶賛発売中。


※『anan』2019年4月3日号より。写真・尾身沙紀(io) スタイリスト・Lee Hye Young ヘア・Ji Kyoung Mi メイク・Han Seul Yi 取材、文・前田 和


(by anan編集部)

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2019年03月31日 19時00分

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