「ヒット」の作り方 話題の編集者・箕輪厚介が教える!

2018年12月10日 19時00分

エンタメ anan

あの本の著者が語る、人生を好転させるために大切なこと。

箕輪厚介さん(編集者)『死ぬこと以外かすり傷』


行ったことのない国に行くとか、やったことのない作業をするとか、僕はそういうことにまったく抵抗がありません。例えば、最初に作ったビジネス雑誌『ネオヒルズ・ジャパン』もそうで、当時、出版社の広告部に勤めていた僕の編集経験はゼロでした。基本的な編集用語すら知らないまま作業することも多かったのですが、だからこそ、あり得ないくらいの熱量で乗り切ることができたと思います。


たとえ自分の行動が世間の常識から外れていても、力を入れるポイントさえわかれば、ヒットは作り出せる――それが僕の導き出した答えです。サッカーに例えると、ここぞという時に力一杯走る、というイメージですが、多くの人はジョギングをしてしまっている。責任感が強くて段取りは守るのに、いざという時に力が出せなかったり、押しが弱かったり。そうやって、なんとなくのっぺりと頑張っていては、いつまでも“その他大勢”のままでいてしまうと思います。「どんなに忙しくても、あの人の電話には必ず出る」とか「理不尽を押し付けてでも交渉する」など、その時どきで勝負時を見極めることが大切です。


もちろん、世の中の人みんながチャレンジャーのようになったら、僕の商売あがったりなので困るのですが(笑)、10のパワーがあるとしたら10年かけて使うのではなく、1年で10使ってしまう、というのもアリだと思います。まるで飛行機が離陸する時みたいに、とんでもないパワーを発揮すべき1年なり2年なりが、人生のどこかのタイミングで絶対にあるはず。そして、世の中の多くの経営者や第一線で活躍している人と同じように、一度雲の上に行ってしまえば、あとは安定軌道に乗って落ち着くこともできる。だから、上昇していく時に完全に振り切れるかどうかが肝心。極論、仕事を辞めても死にはしませんから(笑)。だから遊びみたいなもの、と考えてもいいわけです。責任感とかお金を稼ぐとかではなく、楽しいからやっているだけ。“こうあるべき”という思い込みを外した瞬間に、人は案外強くなれるのかもしれません。


坪田信貴さん(学習塾塾長、起業家)『才能の正体』


僕はこれまで、塾講師としてさまざまな生徒さんの指導を行ったり、企業の中で人材育成の手助けをしたりしてきました。塾の生徒さんの中には偏差値30台からスタートして、見事に慶應や東大などの難関大学に合格した人もいますし、企業では多くの優秀な人材に触れることができました。しかし、そんな彼女・彼らを評価する際に、周囲の人間が決まって言う言葉があります。「あの人にはもともと才能がある」。地頭がいいとか、要領がいいだとか、生まれつき与えられた能力があったからこそ結果を残すことができた、と言うのです。でも、本当にそうでしょうか? 僕が思うに、そんな才能は“幻想”。所詮は彼女・彼らが残した結果だけを見てあとから判断しているにすぎません。本当の意味での能力とは、正しいやり方で努力することで、少しずつ磨かれていくもの。現在結果を残している人や、第一線で活躍しているような人は、当然、そこまでの過程でものすごい鍛錬をしているというわけです。だから、そういう人と自身を比べて「あの人には才能があるから…」と自分が“やらない理由”にしてしまうのは、意味のないこと。僕らが「立つ」「歩く」「漢字を書く」などの能力を幼少期に身につけていったのと同じで、誰もが持っている“才能の芽”を繰り返しトレーニングして育てることが何より大事なのです。


学生時代に比べ、社会人になるとより多くの選択肢があることに気づきます。例えば写真を撮る、文字を書く、話す。すべての動詞が職業になると言っても過言ではありません。選択肢が多いほど迷いも出てくると思いますが、何から手をつけていいかわからなければ、とにかく“一流の人”に会うことをおすすめします。優秀な人のインターンになったり、憧れの人に思い切って手紙を書いてみてもいいでしょう。一流の人の一流の仕事に触れることで自分の中での意識が必然的に変わり、“やりたいこと”も見えてくるかもしれません。最初から「無理だ」とは決めつけず、自分の可能性を常に磨き続けてください。


みのわ・こうすけ 2010年に双葉社に入社。広告部に籍を置きながら雑誌『ネオヒルズ・ジャパン』を創刊し、Amazon総合ランキング1位を獲得。その後、幻冬舎に移籍し、2017年にNewsPicks Bookを立ち上げ、編集長に就任。『多動力』(堀江貴文)や『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(佐藤航陽)などを編集。自身初となる著書『死ぬこと以外かすり傷』(小社刊)が好評発売中。


つぼた・のぶたか 映画化もされて大ベストセラーになった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)の著者。心理学を駆使した学習法により、これまでに1300人以上の子どもたちを「子別指導」。起業家としては、人材育成、チームビルディングの能力を企業から求められ、新人研修などを行う。新著『才能の正体』(幻冬舎)が好評発売中。


※『anan』2018年12月12日号より。写真・中島慶子 取材、文・瀬尾麻美 撮影協力・PROPS NOW


(by anan編集部)

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2018年12月10日 19時00分

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