『この世界の片隅に』主人公・松本穂香、オーディションでは…

2018年07月06日 11時00分

エンタメ anan

NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で注目を浴び、7月スタートのドラマ『この世界の片隅に』では主人公に大抜擢。若くして自ら芸能界の扉を叩き、着実に夢の階段を駆け上がる新進女優・松本穂香の素顔とは。

透明感あふれる清楚なビジュアルに、どこか守ってあげたくなるような儚げな雰囲気。でもひとたびカメラの前に立つと、見るものを惹きつけて離さない強烈な存在感を放つ人。そんな底知れない魅力を感じさせる“女優・松本穂香”ができるまでと、今思うこと。そしてその視線の先にある意外な夢とは?


――新ドラマ『この世界の片隅に』のヒロイン・北條すず役には、約3000人の応募者の中から、5回のオーディションを経て大抜擢されたそうですね。


松本:周りの方々はすごく喜んでくれたんですけど、自分ではそこまで実感が湧かなくて(笑)。


――オーディションでは緊張されませんでしたか?


松本:オーディションの時はとにかく自分がすずさんだと思って演じました。今まで受けてきたオーディションでは、上手く演じなくちゃとか、この役を掴まなくちゃとか、役以外のことを考えてしまうことも多かったんですけど、この時だけは何も考えずに受けられたところがあって。もちろんオーディションに臨む前は、“絶対私がすずさんを演じるんだ”という気持ちはしっかり持っていたんですけど。


――その心境の変化は、なぜ?


松本:台本をいただいて読んだ時、今までにないくらい自分の中にすっとすずさんが入ってきた感覚があったんです。周りの方にも、「そのままでいいんじゃない?」って言っていただいて。私も結構ぼーっとしてるって言われがちなので、すずさんと似ている部分が多いのかもしれません。


――ハマり役、なんですね。


松本:だといいんですけど…。それと、今回のドラマの脚本家がNHK連続テレビ小説『ひよっこ』でお世話になった岡田惠和さんだったことも心強かったですね。


――‘16年に公開された劇場アニメ版のヒットは、プレッシャーにはなりませんでしたか?


松本:それが、この役が決まるまで原作コミックもアニメも見たことがなかったんです。でも、変に先入観やイメージを持たずにできたので、逆によかったのかもしれません。演じることが決まって初めてアニメ版を見た時は、「これは大変なことになったな…」って思いましたけど(笑)。さすがに、今はプレッシャーも感じているんです。基本的にはそういうことに鈍いタイプなんですけど、周りの役者さんが宮本信子さんをはじめ、本当に素晴らしい方々ばかりなので…。(村上)虹郎くんも同い年なのに、すごくしっかりしてるんですよ。けど、それが心強くもあって。正直いろんな不安もありますが、共演者の方やスタッフさんを信じて頑張ろうと思っています。


――広島弁には慣れましたか?


松本:だんだん馴染んできたと思います。撮影の合間も方言指導の先生とずっと話をしているので。でもやっぱり難しいです。ちょっとしたアドリブが必要な時もなかなか勇気が出なくて、知ってる単語しか出てこない(笑)。言い方を間違えちゃって時間が止まる、みたいなこともよくあります(笑)。


――デビューしてから、何か転機になったお仕事はありますか?


松本:やっぱり『ひよっこ』が大きかったと思います。毎日のようにイラストを描いてSNSに投稿してくださる方がいたり、今でも澄子って役名で呼んでくださる方がいたり、NHKのスタジオに“澄子へ”って、役名でお手紙が届くこともあって。役がここまで愛されるってすごいことだったんだなって、今にして心から思うんです。その当時からありがたいことだとは思っていたんですけど、今、すずさんという役を演じていて、原作がとても愛されているぶん、ちゃんと受け入れてもらえるかなっていう不安があるので、余計に。


――NHK連続テレビ小説といえば、松本さんは『あまちゃん』に刺激を受けて女優を志されたとか。


松本:私、すごく飽き性なので、普通のお仕事だと飽きちゃうかなって。だからちょっと特別なお仕事がしたいっていう気持ちは昔からあったんです。で、高校の時に演劇部に入って少しずつお芝居に興味を持ち、『あまちゃん』にどっぷりハマって、やっぱりこのお仕事をやってみたいなって思って。それで今の事務所に自分から書類を送ったんです。オーディション雑誌を見て受けるところを探していたんですけど、今の事務所は有名な女優さんが何人もいて、レッスン費用もかからなかったから、なんか安心だなって(笑)。


まつもと・ほのか 1997年2月5日生まれ、大阪府出身。2015年1月、短編映画『MY NAME』で女優デビュー。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で、有村架純さん扮するヒロインの同僚・青天目澄子を演じて人気に。現在上映中の映画『世界でいちばん長い写真』や『名前』をはじめ、この秋公開の『あの頃、君を追いかけた』にも出演。


トップス¥5,900(ビッグタイム高円寺店TEL:050・3821・7000) その他はスタイリスト私物


累計120万部を突破した、こうの史代さんの名作コミック『この世界の片隅に』をTBS日曜劇場枠(毎週日曜21:00~)にてドラマ化。太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すず(松本穂香)が、嫁ぎ先の北條家で、不安と戦いながらも懸命に生きる姿を描く。共演は松坂桃李、二階堂ふみ、村上虹郎、宮本信子ほか。7月15日放送開始。


※『anan』2018年7月11日号より。写真・樽木優美子(TRON) スタイリスト・有咲 ヘア&メイク・尾口佳奈(KOHL) インタビュー、文・菅野綾子


(by anan編集部)


anan

2018年07月06日 11時00分

エンタメ anan

Instagram、twitterで旬な話題を配信中!

あなたへのおすすめ

最新記事はここでチェック!

タグ一覧

ヘアアレンジ スタイリング 時短アレンジ術 簡単アレンジ術 前髪 人気ヘアカラー まとめ髪 ショートヘア ボブ ミディアムヘア セミロング ロングヘア ベリーショート ストレートヘア パーマヘア ワンカール 黒髪 ポニーテール お団子ヘア ヘアアイロン活用 セルフカット ヘアケア 髪のお悩み 流行ヘア モテヘア カジュアルヘア ガーリーヘア オフィスヘア ヘアアクセサリー バレッタ ターバン ヘアピン・ヘアゴム 小顔ヘア セルフネイル ジェルネイル 上品ネイル ピンクネイル カジュアルコーデ シンプルコーデ ナチュラルコーデ プチプラコーデ フェミニンコーデ コンサバコーデ ガーリーコーデ モテコーデ ベーシック ゆったりコーデ ママコーデ ストリートコーデ モードコーデ ギャル 結婚式コーデ ミリタリー モノトーンコーデ カラーコーデ スポーツMIXコーデ パーティスタイル ヘビロテ 着回し抜群 トップス アウター カーディガン シャツ ワンピース ビスチェ パーカー フーディー コート トレンチコート カラージャケット スカート フレアスカート タイトスカート ミニスカート デニムスカート 台形スカート ガウチョパンツ ワイドパンツ ワイドデニム スキニーパンツ バギーパンツ 靴下 タイツ スニーカー サンダル ミュール ニューバランス ブーツ ショートブーツ パンプス 帽子 ニット帽 ベレー帽 スカーフ グッズ メガネ ベルト 腕時計 ピアス トレンドアイテム バッグ ファーバッグ クラッチバッグ リュック ショルダーバッグ チェック柄 グレンチェック フリンジ 刺繍 ファー ロゴもの コーデュロイ デニム 色気のある格好 花柄 マスタードカラー ボーダー柄 レイヤード パンツスタイル ドレススタイル ニット スウェット anan表紙 雑誌付録 ユニクロ GU しまむら ZARA メイク術 スキンケア 化粧水 美白ケア 眉毛ケア コンシーラー ファンデーション マスカラ アイシャドウ リップ 乾燥対策 バストケア ヒップアップ マッサージ エクササイズ ダイエット ヨガ 動画レシピ サラダ カフェ巡り スタバ ひとり旅 女子旅 パワースポット巡り 人気スポット 絶景スポット 絶品 お弁当 スイーツ パン 占い 心理テスト 結婚 浮気・不倫 モテテクニック 恋愛お悩み 男性心理 デート 恋愛テクニック ドン引き行動 エッチ LINE体験談 ホンネ告白 胸キュン 片思い カップル話 婚活 倦怠期 ファッション恋愛術 プチプラ おしゃれマナー マネー お仕事 家事・育児 趣味 アプリ 癒し 大人女子 金運 ミュージック アニメ・漫画 アウトドア 清潔感 インスタ映え イメチェン パンチョとガバチョ

本サイトのニュースの見出しおよび記事内容、およびリンク先の記事内容は、 各記事提供社からの情報に基づくものでビッグローブの見解を表すものではありません。
ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容についてその正確性を含め一切保証するものではありません。 本サイトのデータおよび記載内容のご利用は、全てお客様の責任において行ってください。
ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容によってお客様やその他の第三者に生じた損害その他不利益については一切責任を負いません。