“世界一セクシーな男”ライアン・レイノルズとバスツアーに行ってみた!

2018年06月04日 19時00分

エンタメ anan

いよいよ2018年も下半期に突入! その幕開けにぴったりといえるのは、現在大ヒット公開中の映画『デッドプール2』。そんな “デップー旋風” が吹き荒れるなか、今回はあるスペシャルな企画に参加してきました! それは……。

ライアン・レイノルズと行く!TOKYOバスツアー!


【映画、ときどき私】 vol. 169


これまで、米ピープル誌の「最もセクシーな男性」や「最もセクシーなパパ」にたびたび選出されるなど、セクシーといえばライアン・レイノルズですが、漂う色気には全世界の女性たちが虜になってしまうほど。


そういう筆者も憧れの存在を目の前に興奮を隠すのがやっとでしたが、今回はなんと「俺ちゃん中の人バスツアー」と題して行われたライアンの東京観光に同行させていただきました! 贅沢すぎる模様をインタビューと合わせてお伝えしたいと思います。

バスは六本木を出発し、渋谷のスクランブル交差点を目指して出発進行!


車内では、最新作『デッドプール2』について記者からの質問が殺到。さっそく、その様子をお楽しみください!(一部ネタバレを含みます)

まず、『デッドプール』シリーズの魅力は?

ライアン デッドプールはコミックの中でも非常にユニークな存在で、ほかのスーパーヒーローができないことも、彼はやっていいし、言ってもいいという特権があるんだ。ダーティなところもあるし、道徳的にもあいまいなんだけど、だからこそ共感を呼ぶキャラクター。ただのクソ野郎にならない努力はしているよ(笑)。

ご自身のコメディセンスはどうやって培われたのですか?

ライアン 一番影響を受けたのは自分の父親かな。すごくおもしろい人というわけではなかったけど、ユーモアをうまく使う人だった。僕は男4人兄弟の一番末っ子だったから、いじめられたときには空想して過ごしたりもしていたし、ユーモアで切り抜けるという自己防衛の手段を取っていたんだ。だから、そういう部分はデッドプールに通じるものがあると思うよ。ただ、僕は自分のスタイルを確立できたのは35歳くらいで、かなり時間がかかってしまったけどね。


今回も鍛え上げられた肉体がすごいですが、どのように体形を維持していますか?

ライアン 撮影の前はハードなトレーニングをするけど、特にこの作品のためには毎日2時間はワークアウトして、食事も気をつけているんだ。25歳の頃はコンクリートの上で転んでも笑えたけど、41歳のいまは転んだらケガするからおそろしいよ(笑)。

アクションはいつまでやりたいですか?

ライアン できるだけ長くやりたいと思うけど、100%できないならやるべきではないとも思っているんだ。だから、健康体でいるように、トレーニングは続けていきたいね。


ただ、男性は60代でもアクションスターがいるのに、60代で活躍してる女性のアクションスターはいないから、そういう人たちにも出てきて欲しいなと思うし、そのときがいまこそ来てるんじゃないかな。僕の周りには少なくとも3人くらいは、僕をボコボコにできるような60代の女性はいるからね(笑)。

とにかくいろいろなネタが詰め込まれていますが、入れたかったのに入れられなかったネタはありますか?

ライアン 使えなかったものは、カタログができるほどあるよ! 法的な理由もあったけど、編集中にディズニーがフォックスを買収したこともあって、ディズニーのジョークは全部諦めることになったんだ。


僕と脚本家は、ネタをちりばめるのが大好きだから、1回観ただけじゃわからないことがいっぱいあるはずだよ。それは何度も観て探して欲しいけど、背景に隠れているところもいろいろあるし、数秒しか映らないカメオ出演もあるから、けっこう気がついてないものがあるんじゃないかな。


SNSでも大盛り上がりの本作ですが、ファンの書き込みはチェックしますか?

ライアン ファンの書き込みはよく読んでいるよ。というのも、この作品はファンが作ってくれたようなもの。なぜなら、僕は2004年からこの映画を作りたいとずっとフォックスに言ってたんだけど、「絶対に作らないぞ!」と断られ続けていたんだ。


でも、僕たちがテストで作った映像がたまたまインターネットでリークされて、それを見たファンが「ぜひ作って欲しい!」と声をあげてくれて、それを無視できなくなったからこの作品が生まれたという経緯なんだよ。だから、本当にファンのみなさんのおかげだし、感謝以外の気持ちはないんだ。

早くも3を期待する声もありますが、いかがですか?

ライアン 実はすでに僕が尊敬する監督と一緒に脚本も練っていて、「全然違う方向に持っていこうぜ!」という話になっているんだ。アイディアもいっぱいあるんだけど、今回登場するチームのXフォースがかなり大きなものになると思うし、いままでのスーパーヒーローものではやったことのないような、新たなジャンルにもしていきたいと話し合っているところだよ!

毎回クレジットにも遊び心がありますが、どうやって決めていますか?

ライアン 僕はプロデューサーもしているので、めちゃめちゃふざけちゃおうということでクレジットでも遊んでいるんだ。たとえば、今回カメオ出演するマット・デイモンは、自身の主演作『リプリー』で出演していたジュード・ロウの役名であるディッキー・グリーンリーフにして欲しいというからそうしたし、ブラッド・ピットなんかは50番目くらいにちょろっと名前が出てくるくらい。


あとは、悪役のジャガノートは、実は僕が声とモーションキャプチャをやっているから、クレジットも「彼自身」という表記にしてあるんだよ。そういうのもすごく楽しんでやっているんだ。


妻のブレイク・ライヴリーさんの反応はどうでしたか?

ライアン 彼女とは世代が違うから音楽のチョイスとかいろいろなことを相談することもあるし、劇中のヴァネッサとウェイドの関係には僕たちの関係を反映しているところも多いかな。でも、映画を観たときの反応を見たかったから、あまりすべてを語らないようにはしていたんだ。ちょうど2週間ほど前に初めて上映会があったんだけど、彼女は泣いて感動したと言ってくれたよ。

ご自分が好きなシーンはどこですか?

ライアン 一番好きなのは、アクションでもなんでもなくて、ジャガノートと戦ったあとのシーン。デッドプールが大変なケガを負ってしまうんだけど、そのあとにブラインド・アルの家にみんなが訪ねてくるところかな。観客も最初はふふっと笑い出して、どんどん大爆笑になるんだけど、僕もすごく気に入っているんだ。

日本の作品から影響を受けていることもありますか?

ライアン 日本のアーティストには尊敬している人が多いけど、映画で言えば、黒澤明監督。彼が残した遺産はものすごく大きいと思うし、どれかはまだ言えないんだけど、次のデッドプールのアイディアのひとつに、ある黒澤作品からヒントを得ているものもあるんだ。あとは、僕が一番好きな作家は村上春樹さん。『ノルウェイの森』とか『海辺のカフカ』とかが大好きなんだ。僕は彼の影響でNYマラソンにも出たことがあるくらいなんだよ。

と、話が尽きないなか、バスは渋谷に到着!


さっそくスクランブル交差点で撮影開始。雨が降っているにもかかわらず、楽しそうなライアンは、まさに水もしたたるいい男です。

渋谷に実際に降り立ってみていかがでしたか?

ライアン もっとすごくクレイジーないことになるかと思ってたら、全然普通に反対側まで歩いて行けちゃったよ(笑)。多いときで5000人くらいの人が歩くと聞いてたから、もっとすごいことになるかと思ったけど、雨のせいか人が少なかったのかな。


ただ、気づいていた人も少しいて、こんな時代だからすぐにスマホで写真を撮られたよ。僕が子どもの頃ならみんなライターを出したと思うけど(笑)。でも、こういうランドマークを歩けたのは楽しかったよ。

先ほど黒澤監督の映画がアイディアになっているというお話でしたが、次回作を日本で撮影する可能性は?

ライアン ぜひやりたいよ! 僕の親友であるヒュー・ジャックマンも日本で撮影してすごく気に入っていたから。でも、僕の出身地でもあるカナダのバンクーバーでも撮影したいんだ。ただ、今回のXフォースが中心の映画ならインターナショナルになるだろうし、きっと世界中いろんなところに行くと思うので、日本というのもありえるかもしれないね。


でも、僕は2本持つという刀のルールを破っているから、日本では許されないんじゃないかな?

二刀流も三刀流も日本にはいるから大丈夫ですよ!

ライアン 本当に!? それは知らなかったよ。じゃあ、カナダは絶対に日本と戦争しちゃダメだね(笑)!


今回、ネタのなかにはかなり自虐的なネタもありましたが、自分の失敗をさらけ出せる理由は?

ライアン 僕は自分をネタにするのがすごく好きなんだ。本当はもっとやりたかったんだけど、やりすぎるとストーリーに集中できなくなるから、これくらいがデッドプールらしさかなと思って今回はあのようにしたんだよ。というのも、僕とデッドプールって境界線がわからないくらいかぶっているところもあるからね。

脚本も担当されていますが、気に入ってるところは?

ライアン お気に入りのシークエンスは、デッドプールの下半身が赤ちゃんの足になってしまうところ。あのシーンは全部自分で書いたんだけど、ポップカルチャーを入れ込んだり、くまのプーさんのネタを入れたりしたところとかも好きなんだ。アクション映画としてはかなり長いんだけど、台本では8ページにもなってしまったんだよ。


『デッドプール2』を作るうえで大事にしていたことは何ですか?

ライアン 地球や宇宙を救うというのはデッドプールにはふさわしくないし、それはそういう資格を持ったほかのヒーローに任せておくとして、デッドプールというのは、キャラクターこそがスペクタクル。爆発する街を守ったりしないからこそ、バジェットはほかのスーパーヒーローものの半分で済むし、ただの赤いコンドーム野郎の映画でいられるんだよ(笑)。

ご自分では1500回近くご覧になっているそうですが、こだわったところは?

ライアン 編集を8か月間やっていたので、そのときは1日に3~4回は観ていたよ。今回は1つのジョークが必要なシーンに、だいたい10~15個くらいのジョークを用意していろんなバリエーションで撮っていたんだ。


編集室ではそのなかからどれがいいかを選んで、これにしようと決めても、何度も何度も見ているうちに飽きてきて、別のものに変えたりすることもあった。そうするとまた違うものになっていったりもしたんだけど、そんなふうに進化させていくところも好きなんだ。


デッドプールはかなり特殊なタイプですが、ご自身にとってのヒーローとは?

ライアン ヒーローって、自分の居心地のよいところから一歩踏み出して何かをすることだと思うんだ。本当に小さいことでもいいんだけど、自分のことではなくて、無私無欲でほかの人のために何かをするということじゃないかな。だから、僕にとってのヒーローは、自分の困難を乗り越えて、妻と一緒にメットガラに行くことだよ(笑)。

子どもの頃に憧れていたヒーローは誰ですか?

ライアン 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が好きで、マイケル・J・フォックスが僕のヒーローだったよ。あとは、ほかの子どもと同じようにアーノルド・シュワルツェネッガー。筋肉のうえに筋肉があるようなところが好きだったんだ(笑)。

まもなく終点に到着しますが、最後に日本でしてみたいことがあれば教えてください!

ライアン 今回、仕事では初来日だけど、実は数年前に2~3週間くらい日本に遊びにきたことがあるんだ。でも、ほかの街に行ってないから、やっぱり京都とか富士山には行ってみたいかな。


それにしても、東京はちょっと歩き回るだけでいろいろなおもしろいものがたくさんあるから、ステキな街だよね。昔、ロスに住んでたこともあるけど、そのときは30分くらい歩いたら死んじゃうほど退屈だったから(笑)。

ということで、バスが到着したのは増上寺!


ここは、デッドプールを語るうえで欠かせないウルヴァリンが『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影のときに使ったことのある場所です。

デッドプールのコスプレイヤーたちのお出迎えに、ライアンもご機嫌でハイタッチ!

そして最後は、ライアン自らヒット祈願! 


ここで無事に「ライアン・レイノルズと行く! TOKYOバスツアー!」も終了しました。さわやかな笑顔を振りまいて立ち去っていきましたが、彼も楽しんでくれたことを願うばかりです。

バスツアーを終えてみて……。


場を盛り上げるために、放送禁止単語をわざと連発してみたりと、とにかくサービス精神旺盛で気さくなライアン。かっこよくて、セクシーで、ユーモアもあって、才能もあって、まさにデッドプール級の無敵っぷりを感じずにはいられませんでした。


とはいえ、実際は不遇の時代も経験しており、努力の人でもあるのも彼の魅力。『デッドプール』の続編はもちろん、今後どんな作品で楽しませてくれるのかますます期待が高まります。まずは、人生最高のバスツアーを体験させてくれたライアンに感謝です! 

何度観ても飽きない魅力満載!

前作よりさらにパワーアップして帰ってきた『デッドプール2』。笑いと毒舌とアクションだけにとどまらず、感動もあるだけに、感情が揺さぶられっぱなしで休む暇もなし! 一度では難しいほど見どころがありすぎるから、リピートは確定かも!?

ストーリー

最愛の恋人であるヴァネッサと幸せな生活を送り、絶好調のデッドプール。ところがある日、未来から来たケーブルという強敵が現れることで、日常が一変してしまう。そのケーブルからある少年を守ることを決意したデッドプールは、特殊能力を持つメンバーを集めてXフォースを結成し、戦いへと挑むこととなるのだが……。

ヤバすぎな予告編はこちら!

作品情報

『デッドプール2』

全国公開中

配給:20世紀フォックス映画

©2018Twentieth Century Fox Film Corporation

anan

2018年06月04日 19時00分

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