CNBLUEイ・ジョンヒョンさんがソロで登場!【K-POPの沼探検】#49

2018年01月24日 17時30分

エンタメ anan

人気バンドCNBLUEのギターリスト、イ・ジョンヒョンさんが1月24日、2枚目となるソロアルバム『METROPOLIS』を発表! アルバムのことはもちろん、おすすめの映画や本、初主演した日本映画の現場や、韓国バラエティ番組『ジャングルの法則』で感じたことと、たくさんのトピックについて、流暢な日本語でお話してくださいました。

写真・小笠原真紀 動画・千葉 諭 文・小泉咲子

【ペンになってもいいですか!?】vol. 49


CNBLUEでいちばん “スタイリッシュ” なのは?



――アルバムタイトル『METROPOLIS』はどういったイメージでつけたんですか?


最近、クラブっぽい感じのするハウスが好きなんです。どうも近頃、CNBLUEのライブでも、重低音のズンッズンッっていうのがないと寂しいんですよねえ(笑)。今の気分がアルバムの収録曲にも反映されているんで、いろんなタイトル案からいちばん洗練されていて、スタイリッシュな感じがした『METROPOLIS』に決めました。



――ジョンヒョンさんも、やっぱりスタイリッシュ?


いや、僕は昔から見た目を気にしないタイプなんです。ファッションにもあまり興味がなくて、普段はジャージばかり着ています。今回の来日もジャージしか持ってきてませんしね。もう少し時間的に余裕があれば、着飾ってもみたいですけど、あまりに忙しすぎて……。朝、服を選ぶくらいなら、そのぶん長く寝ていたい(笑)。仕事上、剃らなきゃいけない時以外は、ヒゲも剃りません。ファンのみなさんから「ライブでは剃って」と怒られるんですが、面倒で……。すみません!



――(笑)。CNBLUEのメンバーだと、いちばんスタイリッシュなのは誰?


ジョンシンかなあ。毎日、一生懸命オシャレしてます。高い服もたくさん持っていますしね(笑)。


曲作りは楽しく。仕事にしないのがモットー。



――曲作りについて教えてください。


アルバムを出す、出さないにかかわらず、曲はコンスタントに作り続けています。ストックの中から選んで、パズルのように組み合わせてアルバムにしていくんですけど、作った時はよくても、今は入れたくないとか、うまくはまらないことがあるんです。そうすると、何十曲とストックがあっても、新しい曲を作るしかなくて、もう大変。作ろうと思ってすぐに出きるものではないですから。『METROPOLIS』の中だと、リード曲の「Starry Places」がいちばん苦労しました。作りながら「リード曲になりそう」と思った瞬間から、ブラッシュアップしていくのが大変でした。


――曲は、どのくらいのペースで作っているんですか?


1か月に、3、4曲は作っています。もう、僕にとって、曲作りは趣味! 「アルバムを出すから作ろう」となると、“仕事” になっちゃうじゃないですか。そうすると、全然楽しくないし、ツラくなる。だから、スタジオもなくしました。スタジオがあるとどうしても「行って、作業しなきゃ」って思うんじゃないですか。その時点で、曲作りが “仕事” になっちゃう。それはよくないと思って、機材は全部なくして、家でひとり、ギター1本で作っています。僕、根本的に仕事が好きな人じゃないんですよ(笑)。


――家だとテレビを見ちゃったり、寝ちゃったりしませんか…?


その通り(笑)。なので、いつもちゃんと作っているわけじゃないですよ。いい曲が浮かばなかったら、「もうや~めた!」ってすぐ寝ちゃいます。でも、いい曲ができる時って、ぶわ〜っと出てくるもの。アルバムに収録されている「ひかりの街で」が、そのタイプの曲。5分くらいで書けました。



――ジョンヒョンさんが出演された映画『生きる街』の劇中歌ですね。温かくて、希望を感じられる歌詞が胸に響きました。


歌詞は、メロディを作るのより100倍難しいです。言葉はどうやっても出てくるけど、自分で満足できるところにまで持っていくのが大変ですね。


――初めて日本映画に出演してみて、現場はいかがでしたか?


演者がベストコンディションでいられるようにサポートしてくれる現場でした。韓国もずいぶん変わってきてはいるんですが、スケジュールをしっかり組み、時間をしっかり守って進む日本の現場が、羨ましくもありました。


ジョンヒョンさんの感性を刺激した本&映画。



――ミュージシャンとして、俳優として、日頃どんなふうに感性を磨いていますか?


いい本を読んだり、映画を観たりしています。最近では、于娟(ウィジ・アン)という中国人女性が書いたエッセイ『私が今日生きていく理由』という本に感動しました。彼女は30歳で世界的に有名な大学の教授となり、明るい未来が待っているはずだったのに、突然、ガンで余命宣告を受けてしまったんです。それから亡くなるまで綴ったエッセイをまとめた本。いろんな人にすすめているんですが、読んだ人は全員泣いています。僕も3回以上泣きました。


映画では『未来よ こんにちは』というフランス映画に衝撃を受けました。女性の哲学の先生が主人公で、教科書を書くくらい頭のいい人なんです。でも、認知症にかかったお母さんを遠ざけたり、浮気した夫を恨んだり、子どもも離れてしまって……。うわべだけ見れば完璧な人生なんだけど、本質的には魂が傷ついている人。そのことを隠して生きているんです。「自分は賢い」と思っている人が観たら、ガツンとくる映画だと思いますね。僕も、自分なりに勉強をしているつもりですし、しっかりしているほうだと思っていたので、そうした気持ちが改まったというか、正直、2週間くらい落ち込んでしまいました……。そのくらい “ヤバい” 映画です。



――まったく話が変わるんですが、韓国のバラエティ番組『ジャングルの法則』に出演されましたね。過酷なジャングルでサバイバルする人気リアリティ番組ですが、いかがでしたか?


あれも、ヤバいです! ほんとうに!! いっしょに行った方はみなさんいい人でしたし、空がキレイで流れ星をたくさん見られたり、たくさんいい経験もできたんですけど、ほんとうにあり得ないヤバさなんですよ。まず、昼は暑く、夜は寒く寝られない……。それと、番組側が本当に何も用意してないし、携帯から何から持ち込めないので、自分たちで確保しない限り、何も食べられないんです。ジャングルに行って初めて、あんなにも速く魚が泳ぐことを知りました(笑)。



――CNBLUEの中で、いちばんサバイバル能力が高いのは?


4人だったら、僕ですね。それなのに、何もできなかったんです。いかに人間は弱く、ひとりじゃ何もできないか、教えられました。でも、帰国して1週間経ったら、ジャングルで感じたことを忘れて、すっかり元に戻ってしまって……。そんな自分に腹が立ちました。それでも、些細なことでも幸せだと再認識できた番組だったので、メンバー全員、1回は行ってほしい。ただ、ジョンシンは、生きて帰ってこられるか、ものすごく不安ですが(笑)。


イ・ジョンヒョン

1990年5月15日生まれ。’10年、バンドCNBLUEとして韓国デビュー。翌年、「In My Head」で日本メジャーデビュー。同作の売り上げは10万枚を突破。日本でも人気を博す。’12年、初出演した韓国ドラマ『紳士の品格』がアジアで大ヒット。俳優としても活躍する。


メッセージ動画はこちら!

https://youtu.be/-DCdY5aMk7o


Information

・ソロアルバム『METROPOLIS』が1月24日リリース。新作をひっさげてのソロコンサートも開催。

2月1日、2日 パシフィコ横浜国立大ホール

2月12日、13日 グランキューブ大阪


・主演ドラマ『ランジェリー少女時代(原題)』が、DATVにて放送中。


・物語のキーマンを演じた日本初出演映画『生きる街』が、3月3日より全国公開に。

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