濱田岳「××になったらバンジー飛んでもいい」その真意とは?

2017年11月19日 14時00分

エンタメ anan

徐々に寒さも本格的になる季節に突入しますが、そんなときにオススメしたいのは、笑顔で心と体が温かくなるコメディドラマ『日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~』。現在、Amazonプライム・ビデオにて絶賛配信中のオリジナルドラマですが、今回は主演を務めたあの方にお話を聞いてきました。それは……。

幅広い層から愛されている人気俳優の濱田岳さん!

【映画、ときどき私】 vol. 125


CMやドラマ、映画などで見ない日はないくらい大活躍中の濱田さんですが、本作では心に決めた女性に告白するためにバイクで日本一周を目指すという主人公を演じています。本作ではなんと日本国内を2万キロ以上も移動しながら、約3か月に渡って撮影されたそうですが、その裏側や心境について語ってもらいました。


この物語は実話をもとに描かれた同名漫画の実写版ですが、最初に話を聞いたときの印象は?

濱田さん 吉本浩二先生の漫画はほぼエッセイで、相手を倒したりするような派手な話でもなく、「あるある」と思えるところがあったり、自分の弱い部分と照らし合わせてくすくす笑っちゃうような内容なので、よくある実写映画にはハマらない作品だと感じました。それに、これだけのスタッフを全員引き連れて日本を一周できるようなスケールで撮影できるということも含めて、いましかできない企画だなと思ったんです。


いい大人の男がバイクに乗って弱って誰かに甘えたくて風俗行くところとか、誰がそんなの見たいんだって思うんですけど、実際に旅をしてこのスケール感でやっているからこそ笑える映像になるんですよね。だからこんな仕事はもうないくらいのつもりで臨むべきじゃないかなと思って、参加させていただきました。


本作の見どころといえば、ストーリーとともに移り変わる美しい風景。日本にもこんな場所があるんだなと改めて感じさせられ、さっそく行ってみたいと思う人も続出すること間違いなし。


今回訪ねた場所のなかでお気に入りの場所はありますか?

濱田さん それぞれの名所に行けばテンション上がる部分はあったと思うんですけど、毎日こなさなきゃいけないことが多かったので、僕ら自身は旅をしている感覚はそんなに持ちづらかったんです。それに、みなさんも社会科で習ったと思いますが、日本は約70%が山なので、バイクで走っていても景色がそんなに大きく変わらないときも多くて、たとえば「よっしゃー、香川から徳島を超えたぜー!」みたいなことを実感できたりするところがなかったんですよね(笑)。


なので、そういうのが一番解消されたのはやっぱり北海道で、途端に風景も植物が変わるので、僕らのテンションも上がりました。バーンと抜ける平地の感じも本州では味わえない光景でしたし、季節的にも8月の終わりで麦が色づいていたので、「ビールのCMみたーい!」という気分で楽しかったです。


そのなかで印象に残っている出来事はありましたか?

濱田さん あとは、北海道の宗谷岬がいわゆる「バイカーの聖地」と呼ばれる場所で、実際に旅をされている方がたくさんいたんですけど、そのなかでも印象的だったのは愛知県からひとりでスーパーカブに乗って来ていた30代くらいの女性が宗谷岬に向かって涙しているのを見たことです。道中では雨にも風にもやられたり、女性ひとりで心細いこともあったりしたと思うんですけど、やっぱり宗谷岬にくると感極まるものがあるんだというのを目の当たりにしたいい思い出ですね。


いろんな土地を回っていますが、各地で食べたおいしいものはありましたか?

濱田さん 僕もせっかくだからその土地のものを食べられるつもりで行っていたんですけど、でもそこは撮影なのでほぼ3食お弁当ばっかりで、「いつもと変わらないじゃないか」と思っていたんです(笑)。なので、ちょっとでも撮影が早く終わると行ける人を集めてみんなで居酒屋に流れ込んだりしていましたね。


今回、一番長く泊まった富山県ではお魚が有名なのでおいしくいただきましたし、北海道の撮影で食べたうに丼もおいしかったです。それから熊本と福島で馬刺しをいただいたんですけど、それが全然違うことを知って、そんなささいなことでも喜んでたんですよ。あと、高知ではどうにか場所を探してカツオを食べたりしていたので、けっこう必死に食べてた印象がありますね(笑)。


撮影のためにバイクの免許を取られたそうですが、実際に乗ってみてどうでしたか?

濱田さん それまでは本当にバイクには興味がありませんでした。でも、教習所に行ったときには久々にどこかに通って何かを習うというのも楽しく感じましたし、その先に撮影が待っていると思ったら全然苦じゃなかったです。


あとは、この企画ならではだと思うんですけど、普段のお芝居ではなかなか車でも運転させてもらえないんですけど、せっかく旅をしているんだからということで、乗っている風景も大事に撮ってくれました。それもあって初心者のわりにだいぶ乗れたと思いますし、免許取り立てで日本の各地を走れるというのは最高の贅沢だと思うんですよね。だから嫌いになる要素がどこにもなくて楽しかったです。


30歳を過ぎた男性が「女性に告白するために日本一周しよう」という発想はなかなかないだけに予想外の出来事の連続につい引き込まれてしまうはず。


もしご自分が同じ立場だったら、日本一周に挑むか、別の方法で自分に自信を付けようと思うかどうしますか?

濱田さん 僕だったら後者かな(笑)。でも僕はそこが吉本の好きなところで、「彼女に告白するために」と銘は打ったものの、「断腸の思い」というワードがはまるかというとそこまでの覚悟でもないし、何をするかというのがずっと漠然としたまま回っちゃったんですよね。


でも、見方によってはこの人はなかなか強い人だなとは思うんですよ。たったひとりで野営して日本一周するとか、僕にはできないので。だから、自分の強さに気づかず回っちゃった人ということで、僕はすごく愛らしくていいなって思いますけどね。


ちなみに、濱田さんならどんな方法を取りますか?

濱田さん 小さい頃からあんまりそういう場面に出会ったことがないので、どうするかというのは想像の域なんですけど、自分の好きなものをもうちょっとがんばってみるとか、人に堂々と話せる何かを身に着けたいなと思うかもしれないです。あとは自分磨きってことでムダ毛を処理したりとかですかね(笑)。


各地でさまざまな人たちと遭遇しますが、個性豊かなキャストと対峙していかがでしたか?

濱田さん なかなかのペースで1日の分量を撮って、終ったら移動みたいな状態だったので、どうしても隠し切れない疲れはありましたけど、そこに濃いキャラクターのゲストが次から次へとみなさん元気いっぱいでやって来るんですよ。だから、「これは辛いな」と思いつつも、物は考えようで、空手の修業のように倒しても倒しても強いやつが出てくるのと同じだと思って臨むことにしました。


ただ、いま無事に旅を終えて思うことですけど、本当に先輩方やステキな若い俳優さんたちに助けてもらってやっと成立したという気がしています。吉本は基本的に受け身なので、行く先々で変な人に巻き込まれてましたけど、みなさんが振り回してくれたので、それはやりやすくてノーストレスでした。


吉本は恋愛に対しても受け身ですが、そのあたりは共感できましたか?

濱田さん AかBかでわけたら僕と吉本の考え方は違うんでしょうけど、好きな人からのメールで一喜一憂するのはわかりますね。吉本の憧れの女性である恵理を演じた本仮屋ユイカさんと栃木で撮影したときに、僕らはいつも通り血眼になって店を探して「どっか行くぞ!」となってたんですけど、本仮屋さんがそれをすごくおもしろがってくれて、「ご飯に行くのが恒例ですけど行きますか?」と誘ったときに連絡先を交換したんです。


それで、そのあとに本仮屋さんがメールをくれたんですけど、恵理さんからもらったような気分がしてゾワってなっちゃったんです(笑)。とはいえ、仕事の付き合いですから、絵文字とかハートマークがあるわけでもなく、句読点とあってもビックリマークくらいの男の人が打つようなメールではあるんですけど、それだけでも本仮屋さんの太陽のような笑顔が浮かんで、手にじっとりと汗をかく感じは吉本の気持ちがわかった瞬間でしたね(笑)。


劇中では見事なコマ回しも披露していましたが、何か特技はありますか?

濱田さん 大技はできないですけど、今回はコマを投げて手に乗せるところまではずっと練習してました。そのときに、コマを教えて下さった方からは本当かわかりませんけど、「芸能人でここまで手乗りがうまい人は特技に書いてもらって大丈夫ですよ!」って言われましたね(笑)。


ほかにやり続けてることや収集癖があるわけでもないけど、料理は好きです。父親が漁師だったこともあって小さい頃から見よう見まねでやっていたので、お魚をおろすのは特技かもしれないですね。それこそ、『釣りバカ日誌』のときはいっぱいお魚をくれたので、そこで奇跡的に役に立ったこともあって、昔からやっていてよかったなと思いました。


ただ、「君は座っていていいよ、僕に任しておきなよ」みたいに率先してやってはいないですけどね(笑)。得意料理があるというよりも、たとえばアジをおろしたらお刺身だけじゃなくて酢でしめたり、揚げたり焼いたりとかあるもので作っちゃう感じです。


今回、吉本と先輩の会話のなかに「男は30歳になるとバンジーに挑戦したり、何かするものだ」というような内容がありましたが、濱田さんも来年でいよいよ30歳。


それを機にやってみたいことはありますか? 

濱田さん 企画をもらえればバンジーでも大丈夫です(笑)。とはいえ、僕は徒然なるままにここまで来ちゃった感じで、「もう30歳か」とは思いますけど、特にやりたいことはないですね。最近は白髪が増えたり、モニターを見てしわっぽくなったなとか思ったりすることはありますけど、それが楽しいというかうれしいんです。歳を取ることにあまり抵抗がないからかもしれないですけど、健康ではいたいなみたいな感じですね。


最後にこれから観る人に向けてのメッセージをお願いします!

濱田さん 本当に日本一周しているドラマや映画というのはこのご時世ではなかなか見れるものではないですし、話もなかなか珍しいものなので、それは純粋に楽しんでいただけるかなと思います。あと、見続けていただければ最後の方には「同じクルーが撮ったの?」というくらい全然違う回があるので、それもぜひ楽しみにしてもらいたいですね。


インタビューを終えてみて……。

「どこにいってもこのまま」と話す濱田さんだけに、とにかく自然体なオーラがあふれていましたが、その魅力こそが多くの人に愛されている理由なのだとひしひし伝わってきました。撮影当時の様子が浮かんでくるような楽しいエピソードはいつまでも聞いていたいくらい笑わせてもらいましたが、ドラマも思わず声を出して笑ってしまうほどおもしろい作品なので、ぜひ裏話とともにお楽しみください!


どんなときも立ち止まらずに、とりあえず一歩踏み出してみる!

人間関係や仕事に疲れてうまく笑えないときがあっても、このドラマを観れば誰もが自然と笑顔になってしまうはず。次々と映し出される日本各地の壮大な景色に癒され、不器用な吉本の姿にほっこりしてみては?  


ストーリー

人生に行き詰まりを感じていたマンガ家の吉本浩二は、心に決めた女性である恵理に告白するために、仕事をいったん辞めてバイクで日本一周を目指すことを決意する。とはいえ、ろくにテントも張れず、慣れない生活に不安になる吉本だったが、旅の途中で大学時代の先輩やさまざまな人たちとの出会いを繰り返しゆっくりと前に進んで行くのだった。数々のハプニングに見舞われるなか、無事に日本一周を終えて強くなった姿を恵理に見せることはできるのか……。


思わず走り出したくなる予告編はこちら!


作品情報

『日本をゆっくり走ってみたよ ~あの娘のために日本一周~』

Amazonプライム・ビデオにて独占配信中

Copyright 2017 Televider Entertainment Inc.




写真・加藤淳(濱田岳)
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2017年11月19日 14時00分

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