乃木坂46西野七瀬「素の私の根暗な部分が…」 映画初出演での“苦労”とは?
こざき亜衣さんの大人気コミック『あさひなぐ』が、乃木坂46のメンバーを主要キャストに迎えて、待望の実写映画化! ひょんなことから薙刀部に入部することになった運動音痴主人公、東島旭を演じるのは西野七瀬さん。映画初出演にして初主演となる西野さんにこの映画の見どころを伺いました。
劣等感を抱えている旭ちゃんの気持ちにすごく共感できました
本作で初主演を飾った西野七瀬さん。
「映画は初めてだったんですけど、撮影期間中は毎日充実していて、映画ってこんなに楽しいんだなぁって感動しちゃいました(笑)。薙刀の練習もライブのリハと並行してやっていたので体力的にはきつかったけど、新しいことを始める機会ってなかなかないので、習えること自体嬉しかったです」
西野さんが演じた東島旭は、運動音痴でも、ひたむきに努力する女の子。
「旭ちゃんは明るい女の子なんですけど、どうしても素の私の根暗な部分が演技に出てしまうことがあって(笑)。そこは監督とよく話して、声のトーンをあげたりしながら旭に寄せていきました。でも、私自身も常に劣等感を抱いていたり、私はみんなよりできない、もっと強くなりたいって思うことがあったので、旭ちゃんの気持ちには共感できる部分が多かったです」
西野さんおすすめの見どころは袴姿。
「袴が大好きだったので、着られるだけでテンション上がっちゃって(笑)。着方が難しくて最初は自分で着られなかったんですけど、先生のお手本を動画に撮って家で練習。途中からは袴を着るのも、頭に手ぬぐいを巻くのも、全部自分でできるようになりました」
元・美術部で運動音痴の東島旭(西野七瀬)は、新しい自分になることを夢見て高校に入学。そこで薙刀部の先輩・宮路真春(白石麻衣)と出会い、その強さに憧れて入部を決意する。9月22日(金)全国公開。(C)2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 (C)2011 こざき亜衣/小学館
にしの・ななせ 1994年5月25日生まれ、大阪府出身。「袴にハマりすぎて、お寺に泊まったときに着た館内着の紐を袴の結び方にしたら、ほどけなくなって大変でした(笑)」
※『anan』2017年8月30日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス) スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE) ヘア&メイク・KUBOKI 中山友恵(共にThreePEACE) 文・菅野綾子
(by anan編集部)