しみの漂白剤『ハイドロキノン』と次世代美白成分『ルミキシル』

2017年10月30日 07時00分

美白ケア ビューティー michill

ハイドロキノンはどんな作用なの?成分は?

ハイドロキノンはイチゴやブルーベリー、コーヒーなどにも含まれる物質で、しみの原因であるメラニン色素の産生を抑えるだけでなく、メラニン色素をつくる細胞そのものを減少させる成分です。言い方を変えると、メラニン細胞を壊死させ強制的にシミ排泄を促進します。
それ故に、『しみの漂白剤』という異名をもちます。

しみの予防をするビタミンCなどに比べても数十倍の効果があると言われているので、日本の美容医療でも人気があります。
『そんな夢のようなお薬、ずっと永久的に使いたいわ!』
美意識の高い方なら当然そのように思いますよね。

長期間使用してもいいの?

そもそもメラニン色素が何故シミを作るのかというと、紫外線からお肌を守るためにわざと黒くなり、それよりも深部の組織が障害を受けるのを防御するためです。このような生体防御反応でおこるメラニン色素の産生を抑えてしまい、細胞数を減少させてしまうので、ハイドロキノンの使用にはそれなりのリスクも背負うことになります。

メラニン色素で防御出来ないまま外出をするということは、海に日焼け止めを塗らない状態で行くようなものなので、紫外線の影響を受けやすい状態になっています。使用中はより一層日焼け止めの徹底が必要になります。

また、長期間の使用や高濃度ハイドロキノンの使用は、メラニン色素をつくるメラノサイトの働きを抑制するため、メラニンを作ることができず、部分的に白斑になる可能性があると言われています。(%濃度によって白斑が起こる可能性も違うため、医療機関でよく医師と相談しながら使用しましょう。)


黄色く変色したものでも使用して大丈夫?

答えは『NO』です。ハイドロキノンはもともと不安定で非常に酸化されやすい成分です。強いお薬なので、かぶれる人もいます。黄色く変色したものは酸化したハイドロキノンですから肌に強い刺激を与える可能性があります。冷蔵庫保存のもの、冷暗所保存のもの、様々な製品がありますが変色していたら使用はやめましょう、開封後はできるだけ早く使いきることをおすすめします。

肝斑にも効果がある?

肝斑だけは一筋縄にはいきません。肝斑はアジア人に多く、30~50代の女性の頬部に、もやもやっとみえるシミのことです。口の上にうっすらヒゲみたいに見えることもあり、妊娠出産などを契機に濃くなる方や、閉経時に濃くなる方も多く、ホルモンバランスが原因ともいわれています。
肌ストレスとなる日光や、こするという直接的な刺激も悪化要因となります。結局のところ、詳しい原因はわかっていませんが、とにかく刺激はNGです。

肝斑にレーザーを強くあてると濃くなってしまったり、一生懸命マッサージをしている方も濃くなったりします。とてもデリケートな肝斑ですからハイドロキノンの強い濃度を長期的に擦るように塗っていると、それ自体が刺激となり悪化要因となる方もいらっしゃいます。
肝斑にハイドロキノンを塗って悪化したというケースがありましたら、一度濃度や塗り方を見直してみる、もしくは中止をして皮膚科に相談してください。


これからの美白製品『ルミキシル』

『しみの漂白剤』である『ハイドロキノン』は、強ければいいというものでもなく、漫然と使用するものでもないですが、使い勝手を間違わなければ、大変安価で有用な夢のお薬であることは確かです。

美容皮膚科では『ルミキシル』というハイドロキノンに代わる製品が現在大変人気になっています。ハイドロキノンがメラニン細胞を壊死させ強制的にシミ排泄を促進するので、肌への刺激や細胞毒性が強く、長期使用が難しいのに対して、『ルミキシル』は天然由来のアミノ酸からなるタンパク質(ルミキシルペプチド)で、細胞を壊死させることなくメラニン生成を抑制しシミ排泄を促進するため、肌へのダメージがない非毒性・非刺激性なのが人気のポイントです。

ハイドロキノンは白抜けすることもあるためポイント使いですが、ルミキシルは顔全体に塗ることができ、ハイドロキノンよりも17倍も高い有効性を持つだけでなく、肌のキメを整え、透明感のある肌に導きます。

値段がハイドロキノンに比べて2~3倍するのと、顔全体ににぬっているとすぐなくなってしまうことが玉にきずですが、ハイドロキノンかぶれしてしまう私も実はルミキシルユーザーです!

michill

2017年10月30日 07時00分

美白ケア ビューティー michill

BIGLOBE Beauty公式SNSはこちら!

最新記事はここでチェック!

タグ一覧

ヘアアレンジ スタイリング 時短アレンジ術 簡単アレンジ術 前髪 人気ヘアカラー まとめ髪 ショートヘア ボブ ミディアムヘア ロングヘア ストレートヘア パーマヘア ポニーテール お団子ヘア ヘアアイロン活用 ヘアケア シャンプー 髪のお悩み 流行ヘア モテヘア カジュアルヘア オフィスヘア ヘアアクセサリー バレッタ ターバン ヘアピン・ヘアゴム 小顔ヘア セルフネイル ジェルネイル 上品ネイル ピンクネイル カジュアルコーデ シンプルコーデ ナチュラルコーデ プチプラコーデ フェミニンコーデ コンサバコーデ ガーリーコーデ モテコーデ ベーシック ゆったりコーデ ママコーデ ストリートコーデ モードコーデ ギャル 結婚式コーデ ミリタリー モノトーンコーデ カラーコーデ スポーツMIXコーデ パーティスタイル ヘビロテ 着回し抜群 トップス アウター カーディガン シャツ ワンピース ビスチェ パーカー フーディー コート トレンチコート カラージャケット スカート フレアスカート タイトスカート ミニスカート デニムスカート ガウチョパンツ ワイドパンツ ワイドデニム スキニーパンツ バギーパンツ 靴下 タイツ スニーカー サンダル ミュール ニューバランス ブーツ ショートブーツ パンプス 帽子 ニット帽 ベレー帽 スカーフ グッズ メガネ ベルト 腕時計 ピアス トレンドアイテム バッグ ファーバッグ クラッチバッグ リュック ショルダーバッグ チェック柄 グレンチェック 刺繍 ファー ロゴもの コーデュロイ デニム 色気のある格好 花柄 ボーダー柄 レイヤード パンツスタイル ドレススタイル ニット スウェット anan表紙 雑誌付録 ユニクロ GU しまむら ZARA メイク術 スキンケア クレンジング 化粧水 美容液 オールインワン 美白ケア 毛穴ケア 眉毛ケア コンシーラー ファンデーション マスカラ アイシャドウ リップ 乾燥対策 ムダ毛ケア バストケア ヒップアップ マッサージ エクササイズ ダイエット ヨガ 動画レシピ サラダ カフェ巡り スタバ ひとり旅 女子旅 パワースポット巡り 人気スポット 絶景スポット 絶品 お弁当 スイーツ パン 占い 心理テスト 結婚 浮気・不倫 モテテクニック スピリチュアル 恋愛お悩み 男性心理 デート 恋愛テクニック ドン引き行動 LINE体験談 ホンネ告白 胸キュン 片思い カップル話 婚活 倦怠期 ファッション恋愛術 プチプラ おしゃれマナー マネー お仕事 家事・育児 趣味 アプリ 癒し 大人女子 金運 ミュージック アニメ・漫画 アウトドア 清潔感 インスタ映え イメチェン パンチョとガバチョ ナイトブラ 脱毛 置き換えダイエット ケノン 痩身エステ

本サイトのニュースの見出しおよび記事内容、およびリンク先の記事内容は、 各記事提供社からの情報に基づくものでビッグローブの見解を表すものではありません。
ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容についてその正確性を含め一切保証するものではありません。 本サイトのデータおよび記載内容のご利用は、全てお客様の責任において行ってください。
ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容によってお客様やその他の第三者に生じた損害その他不利益については一切責任を負いません。