Tゾーンはテカるのに、頬はカサカサ……!混合肌のスキンケアはココを押さえれば美肌に♪
額と鼻周りのTゾーンはテカリやすいのに、頬はカサついて、ファンデのノリも今一つという混合肌。乾燥ケアと皮脂を抑えるケア、どちらを優先すべきか迷う方も多いのでは?そんな混合肌に今回は着目し、健やかな肌に導くためのスキンケアをご紹介します!
この記事のHowBガール
常岡珠希
化粧品会社経営、美容講座講師季節によっても肌状態は変化します。紫外線や皮脂、乾燥とさまざまな要因で肌はストレスを感じやすいです。皮脂、乾燥といった悩みの原因から考えてみましょう。
テカリと乾燥の両方が気になる「混合肌」とは?
皮脂も出やすいのに乾燥も感じる、そんな肌質を「混合肌」といいます。顔の部位によって、オイリーな部分と、乾燥している部分に分かれているのが特徴です。一見「オイリー肌」と「乾燥肌」は全く異なる肌質に感じますが、どちらも肌内部の水分量が不足しています。そして、過剰に皮脂が分泌される主な理由に、次の4つが考えられます。
1 ホルモンバランスの乱れやストレス
ホルモンバランスの乱れによって生理前に皮脂量が増加したり、ストレスによって皮脂の分泌が促されることがある。
2 腸内環境の乱れなど内側要因
腸内環境の乱れにより、皮脂分泌が過剰に行われてしまう。
3 思春期によるもの
思春期は皮脂の分泌量が過剰になる傾向にある。20歳ぐらいでピークに達し、徐々に減っていく。
4 乾燥した肌を外敵刺激から守るために皮脂を過剰に分泌。
混合肌の方は皮脂の分泌量が多く、水分量が少ないので、しっかり洗顔したいけれど乾燥が進むことはないか?たっぷりと保湿をしたいけれどベタつくことはないか?といった悩みを抱えているケースが多いようです。
テカリを抑え、保湿で乾燥を防ぐスキンケアは?
皮脂の過剰分泌を抑えつつ、乾燥しないような保湿ケアを徹底しましょう。そこで大切になってくるのが、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリームなどのアイテム選びとお手入れの手順です。
潤いをしっかりキープしつつ皮脂の汚れもスッキリ落とす
クレンジングや洗顔で肌の潤いを保ちながら、皮脂の汚れをきちんと落とすことが大事です。皮脂やメイクの汚れを落とした後は、たっぷり保湿をして肌に水分を与え、乳液やクリームなどで軽くフタをしましょう。
混合肌におすすめのスキンケアアイテムとお手入れ方法
ITEM1 PARTIE リッチモイストクレンジングオイル
ライスブランオイルで作られたクレンジングなので、肌に必要な保湿成分もたっぷり!汚れをしっかり落としてくれて、洗い上がりのつっぱり感がありません。肌にのせたとたん、素早くメイクになじむので、メイクオフに時間がかからないのも肌の負担軽減につながります。
ITEM2 オルビスユー ウォッシュ
少量でも泡立てネットを使うと、ふわふわな泡が簡単に作れる洗顔料です。肌に手が触れないように、泡を優しく押し込むような感じで皮脂の汚れを落としていきます。
ITEM3 アスタリフト モイストローション
3種のコラーゲンやヒアルロン酸が配合されたローションです。美白効果や抗酸化作用、ニキビの炎症も抑えてくれる「ビタミンC誘導体」も配合。適量を手のひらに出したら、顔全体にムラなく塗って、肌にしっかりと水分を与えましょう。
ITEM4 コスメディカ エクストラモイストクリーム
米のエキスに麹菌や酵母、乳酸菌などを加えてじっくり熟成させて作られた天然物由来のエキスが配合されています。べとつき感が少ないクリームなので皮脂が気になる時にも使いやすい保湿アイテム。チューブタイプで量の調整もしやすいですよ。
保湿しすぎるとニキビができやすい方向けのアイテム
混合肌で保湿ケアをしっかり行うとニキビができてしまうということはありませんか?そんな時は、肌に刺激の少ない洗顔料でしっかり汚れを落とした後、乳液やクリームを使った油分メインの保湿は控えましょう。
ITEM1TOKUN 泡石けん
純粋な石鹸に米発酵エキスが配合された洗顔石鹸で、つっぱり知らずです。柔らかい泡で顔を包み込むようにして洗うと、皮脂をキレイに洗い流すことができます。
ITEM2 メルヴィータ ネクターブラン ウォーターオイルデュオ
クリームは重いからと、肌にフタをしないでいると、油分が不足し乾燥を招くので、より皮脂分泌が過剰になってしまう可能性があります。そんな時におすすめのアイテムがこちらのウォーターオイル。白ユリオイル 1:純白花エキス 3の割合で配合されているので、皮脂バランスも整えてくれます。洗顔後、2層式なのでボトルを振ってしっかり混ぜてから、顔全体に軽く吹きかけてシンプル保湿ケアをしてみましょう。
混合肌の方は皮脂をきちんと洗い流した上で、乾燥しないようなクレンジングや洗顔を心がけましょう。また、保湿ケアでは水分をしっかり与えつつ、自分の肌状態を見極めてから油分量を調整しましょう。撮影/常岡珠希※価格は全て編集部調べ