プロのメイクアップ講座「小顔編②」面長さんにおすすめ!シェーディング、アイブロウ、チークの入れ方
先日、HowBで開催された「小顔メイク講座&座談会」のレポ第2弾♪今回は面長さん向けの「小顔メイク」をご紹介します。「シェーディングの入れ方が今一つわからない!」というメイク初心者さんもコレを読めば今までの悩みが解決されますよ!
教えてくれたメイクのプロ
Meg.さん
【プロフィール】代官山のサロン勤務を経て、2012年からヘア&メイクアップアーティスト、信沢Hitoshi氏に師事。2017年に独立。現在、雑誌、TV、CM、MV、Web広告、ウエディングのヘアメイクなど幅広い分野で活躍中。
「面長」さんの小顔メイクをレクチャー!
メイクアップアーティスト、Meg.さんの小顔メイク講座は「ベース型」さんに続いて、「面長さん」バージョンのご紹介です!!今回、面長さんのモデルとして登場してくれたのは、フリーランスのモデルとして活躍中のわったんです♪※前回の「ベース型」さん向けの小顔メイクを見逃した方はこちらをご覧ください。
プロのメイクアップ講座「小顔編①」エラが気になるベース型向け!
早速、面長さんの顔の特徴をご紹介!
・顔の横幅に対して縦が長い・頬、あごが長く見える・すっきりとしていて大人っぽいイメージ
わったんのお悩みは?
「丸顔のベビーフェイスに憧れています。普段のメイクでは眉毛の描き方が良くわからなくて、眉山も迷子状態です!」
プロの小顔メイクとどこが違う?半顔メイクで比較!
今回は時間の都合上、ベース、アイメイク、リップは、事前にわったんがセルフでメイク。シェーディング、アイブロウ、チークの入れ方をMeg.さんがレクチャー!実際にプロのメイクとどこが違うのか?わったんにも右の半顔をメイクしてもらい比較してみました。
右半分がわったん、左半分がMeg.さんのメイクです!
わったんの半顔メイクについてMeg.さんからの感想は?
・面長さんはシェーディングとハイライトを横長に入れることで小顔効果が得られ、卵型に近づけることができます。・ツヤっぽく赤ちゃんのような肌に仕上げたいならハイライトが重要です。・アイブロウの位置が自眉より下気味なので、もう少し上の方(表情筋のあたり)に描いた方が表情も生き生きと見えます。・アイブロウが1色だけで描かれており、のっぺりとした印象を受けます。・チークが頬の高い位置に入っているので、頬の余白が少し目立ちます。位置を少し下げて、横長に入れた方が顔の長さがカモフラージュできます。早速、面長さんに合うシェーディング、アイブロウ、チークの入れ方をMeg.さんに教えてもらいましょう♪
POINT1シェーディングは肌の色より2トーン暗め、ハイライトはクリームタイプを使う
シェーディングの色は自分の肌色より2トーン暗めを選んでください。
シェーディングを入れる部分は1 額の縦1/3くらいの位置に横長に2 あご先3 眉頭の下からアイホールの眉頭寄りに(上の写真参照)
わったんは鼻筋が通っているのでノーズシャドウは入れずに、眉頭と眉間のくぼみをつなげるようにシェーディングを入れました。あごのシェーディングはあごの裏から首筋にかけても入れ、フェイスラインとの境目をぼかします(下の写真を参考に)。
ここがPOINT!
わったんはシェーディングをアイブロウパウダーで代用しているということでしたが、色味が暗過ぎて塗った時に違和感が出ます。シェーディング用のコスメも色味が暗いものが多いので、大きめのブラシで手持ちのパウダリーファンデーションとブレンドするか、ない場合は薄くつけて自然な陰影を作るようにしましょう。
ハイライトの色は、白浮きしない肌になじむベージュ系や薄いピンク系、アイボリーなどを選びましょう。クリームタイプは発光したようなツヤが出るので、ベビーフェイスなどかわいらしく仕上げたい時におすすめです。
ハイライトを入れる部分は1 目の下(涙袋とつなげるように)2 鼻筋(鼻の付け根のあたり)
POINT2アイブロウは緩やかなカーブをつけて少し長めに描く
面長さんのアイブロウは長めの平行眉がおすすめ。ボーダーライン効果で顔の長さをカットできるからです。平行眉の描き方の基本はこちらで詳しく説明しています。
[顔型別・美人顔メイク特集]「奥二重&面長さん」は目は丸く&顔の横幅を意識!
わったんの場合、丸顔のかわいい雰囲気を希望されていたので、アイブロウは緩やかなカーブをつけ、アーチ型に近い眉の形に。眉頭から眉尻に向かってブラウン系のアイブロウで淡い色から濃い色へとグラデーションを作り、顔に奥行きを出しました。
ここがPOINT!
わったんは眉を剃り過ぎて眉山がなかったんですが、眉の上の部分は抜いたり、剃ったりしないことが大切です。どうしても気になる場合は、メイクをした後、余分な部分をハサミで微調整する程度にしましょう。
POINT3チークは頬の少し下に横長に入れる
チークは目の下付近に入れると頬の余白が目立つのでNGです。小鼻の脇あたりから横長に入れ、頬の余白を埋めるようにしましょう。今回はツヤ肌に仕上げるために、クリームタイプのチークを使いました。
クリーム系のチークは一度、スポンジに取り、手の甲で伸ばした後、スタンプを押すように頬にポンポンとつけて、横長に伸ばしていくのがポイントです。
小顔メイクの完成!
もともと小顔のわったんですが、プロの小顔メイクで顔の縦幅がカットされ、一段とかわいらしい雰囲気に仕上がりました。
わったんの感想
「自分のメイクとプロのメイクさんに仕上げていただいた顔が全然違いますね(笑)。眉の形も今っぽくて、とてもうれしいです。これから自眉を生やして、アイブロウがきちんと描けるようにします」
1部の最後は小顔メイクの個別相談で締めくくり!
1部の「小顔メイク講座」では、ベース型、面長さんのデモンストレーションの後、Meg.さんによる個別相談を実施。後日、その時の感想をみなさんに伺いました♪
メイクさんのアドバイスに従って自分のメイク方法を変えました。こうした機会に恵まれたことに感激しています。
教えていただいた小顔メイクを実践しています。今まで悩んでいたシェーディングがキレイに入れられるようになりました。
自分の顔の形に合ったシェーディング、ハイライト、チークの入れ方、眉毛の形や長さなど詳しく知ることができました。教えていただいた翌日から普段のメイクに活かしています。
5分間の中でメイクを教えてくれるだけじゃなくて、しっかりとメイクまでしていただきました。わかりやすい説明で、ぜひやってみようと思いました。本当に楽しかったです。
顔のエラ張りにずっと悩んでいましたが、自分に合ったベストな小顔メイクを知ることができて、とてもうれしかったです!気持ちまで明るくなりました♪
半顔で小顔メイクを見せていただいたんですが、シェーディングの入れ方でこんなに印象が変わるのか!と自分でも驚きました。個別相談は1人5分と短い時間でしたが、Meg.さんにメイクのアドバイスから半顔メイクまでしてもらった参加者は大満足!無事、1部のプログラムを終え、休憩をはさんで2部の座談会に入りました。次回のレポではその時の様子をお伝えします。みんなが気になる「小顔に関する本音」が炸裂ですのでお楽しみに!撮影/タブチヒカリ、大根大和(Meg.さん)メイク・監修/Meg.