押す、揉むだけで理想のボディに...代謝UP、むくみ取り、美尻、小顔「ダイエットのツボ」
ダイエットに効果的なツボ押し
鍼灸師の後藤多都椰先生に「ダイエットに効果的なツボ押し」を紹介していただきます。
1. 手の親指と人さし指の間の付け根にあるツボ「合谷(ごうこく)」を押す。
両手各5 秒×3セット。押すことで、気、血、水の流れを良くすることができる。便秘改善にも効果的。

2. 足の親指と人さし指の間から指を滑らせた時に止まるくぼみ部分「太衝(たいしょう)」というツボを押す。
自律神経の機能を正常に戻す。両足各5秒×3セット。

3. 耳の外側にある軟骨の部分「耳介(じかい)」を上から下に4~5か所押して圧迫。
両耳を行うと、体がポカポカと温まり始め、新陳代謝がアップ。脂肪燃焼しやすい状態に。

リンドウー治療院 赤坂一ツ木通り店 痛くない治療、高い技術が話題で、鍼灸・美容鍼初心者にも人気。東京都港区赤坂3-15-9 萬屋ビル3F TEL:03・6459・1483 10:00~21:00 (土・日・祝日~18:00) 無休
※ 『anan』2019年6月12日号より。写真・青木加代子 構成、文・鈴木恵美(by anan編集部)
※ 2019年6月11日配信
むくみに効果的なツボ
鍼灸あんま指圧マッサージ師の神崎貴子先生に、全身に効率よく血液をめぐらせるふくらはぎのマッサージを教えもらいました。
1.片足の親指と人さし指の間に、同じ側の手の親指をあてる。
圧をかけながら下にスライドさせ、薬指と小指の間まで順に行う。5回。

2.両手の親指を重ねて「承山(しょうざん)」(※1)におき、残りの指でふくらはぎを支える。
自然な呼吸を続けながら5秒間押し込む。

3.マッサージしている脚と同じ側の手でふくらはぎを包むように持つ
下から上にぎゅっぎゅっぎゅっと揉み上げる。これを5回。

4.両手の指を広げて足首の内と外にあてる。
指全体に力を入れながら、ひざ裏までスライド。下から上に5回押し流す。逆脚も同様に。


※1 ふくらはぎの中央ライン上。つま先立ちをした時に、アキレス腱と筋肉の境目にできるくぼみに位置する。脚の疲れに直接働きかける。
神崎貴子先生 鍼灸あんま指圧マッサージ師、(特非)日本スポーツアロマトレーナー協会副理事長。「さくら治療院」の院長を務める。ツボに関する著書やメディア出演も多数。
※ 『anan』2018年8月29日号より。写真・中島慶子 モデル・野口絵里弥(SATORU JAPAN) 取材、文・黒澤祐美(by anan編集部)
※ 2018年8月22日配信
老廃物を排出する足裏の押しかた
ツボや反射区などを組み合わせた独自のメソッド「足健道(そくけんどう)」を考案した、田辺智美さん。蓄積してしまった老廃物を排出するには、手で物理的に揉み流すマッサージが何より効果的という。
田辺智美さん 悩める下半身太りは、脂肪が犯人と思われがち。しかし、実は代謝の副産物や余分な水分などが混じり合ってできる老廃物が主な原因です。本来ならリンパ液や血液とともに腎臓などに運ばれて排出されるものですが、重力の影響で、下半身にはこうした老廃物が溜まりやすいのです。
1.足裏のへこみを3秒プッシュ。



※『anan』2020年6月24日号より。イラスト・サヲリブラウン 取材、文・新田草子(by anan編集部)
※ 2020.6.20配信
脚・お尻を揉んで引き締めるコツ
美脚・美尻作りの要ともいえるのが、ふくらはぎ。外側・内側と向こうずね、ふくらはぎ全体と、まんべんなく揉み込もう。引き続き、田辺智美さんに話を聞きました。
1.すねの外側からスタート。

2.内くるぶしから膝へとプッシュ。





※『anan』2020年6月24日号より。イラスト・サヲリブラウン 取材、文・新田草子(by anan編集部)
※ 2020.6.21配信
美尻GETの強めマッサージ
お尻は普通はあまりマッサージをしない場所ゆえに、少し揉むだけで効果が出やすいところ。こちらも引き続き田辺智美さんに教えてもらいました。
田辺智美さん ちょっと強めに揉む・つまむ・こするを行うと効果的。片側ずつ丁寧にマッサージを。
1.握り拳でお尻全体をしっかりこする。


田辺智美さん 「足健道 さと足ツボ療術院」院長。ツボやリフレクソロジー、筋肉マッサージを融合させた「足健道」を考案し、2万人以上の不調を緩和。著書に『もむだけ美脚ダイエット』(産業編集センター)ほか。
※『anan』2020年6月24日号より。イラスト・サヲリブラウン 取材、文・新田草子(by anan編集部)
※ 2020.6.23配信
食欲を抑制するダイエットのツボ

耳ツボ「胃点」で食欲を抑制


※ 文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ
※ 2021年1月15日配信
むくみに効果的なツボのツボ
こちらも引き続き、東洋医学を専門としているもふねこ教授による解説です。「むくみ」に効果的なツボを教えていただきます。
「築賓」のツボで水の停滞を解消
東洋医学では健康を保つ要素として、「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つがスムーズに身体をめぐっていることが重要とされています。もし「水」が貯留し過ぎたり循環が悪くなったりすると、むくみが生じます。そんなときは築賓(ちくひん)のツボを押さえてみましょう!

下腿(膝から足首にかけて)に力を入れると、メダカや子持ちシシャモのおなかみたいに、ふくらはぎがプクッとふくらみますよね。そのふくらみの下のほう、内くるぶしから膝の内側に向かって3分の1くらい上がったところで、ちょっと後ろ寄り、そこが築賓です。

築賓を押さえる時は、膝を曲げて足を組み、右の築賓は左手、左の築賓は右手の親指で圧迫しましょう。人差し指から小指までの4本指を向こうずねに引っかけて、それを支えにして親指でギューッと、少し鈍痛を感じる程度に押し込みます。10秒ほど圧迫したら親指をパッと離して10秒待ち、そしてまたギューッ……これを数回くり返したら次は反対側の築賓です。
※ 文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ
※ 2021年6月13日配信
小顔に効果的なツボ
こちらも、東洋医学を専門としているもふねこ教授による解説です。「小顔」に効果的なツボを教えていただきます。
「觀髎」と「頬車」をVサインで同時に圧迫


もふねこ教授 プロフィール
某大学で東洋医学を担当しているリアル教授。実はキャリアも知名度も抜群。
犬養ヒロ
漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。
「マンガとエビデンスでわかるプラセボ効果」/メディカ出版
「マンガ 鍼灸臨床インシデント 覚えておきたい事故防止の知識」/医道の日本社
※ 文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ
※ 2021年10月16日配信
毎日の習慣にしたいツボ押し
ツボ押しは、場所によっては移動中のふとした瞬間など、隙間時間にもできます。習慣づけて、理想のカラダにちかづきたいですね!
まとめ構成・小田原みみ