やり方間違ってない!? 梅雨時期でもうねりづらい「シャンプー&セット」の方法
文・並木まき
1:シャンプー選びも大事!「うねり」が出にくい成分に注目して選ぶ

シャンプーは、どれも同じではありません。うねり対策をするのなら、髪の水分バランスを整える成分が配合されているシャンプーを積極的に選んでみてください。
また、頭皮が傷んでいると毛穴の状態に影響が出て、うねりが生じる原因にも。うねり対策のシャンプー選びでは「保湿ケア×頭皮ケア」ができるものを選ぶといいでしょう。
筆者もうねりが出やすいくせ毛の持ち主なので、湿度が上がる時期は使うシャンプーを慎重に選びます。今使っているのは『haru』と『NatureLab. TOKYO』。

『haru』の「kurokamiスカルプ」は、頭皮をすこやかに保つ成分として注目の「ホップエキス」が配合されていて、洗い上がりはつるんとなめらか。
リンスやコンディショナーを使わずに、これひとつでしっとりした髪になるので、シャンプーが時短になり、慌ただしい朝でも使いやすいです。

一方、『NatureLab. TOKYO』の「パーフェクト スムース」シリーズは、広がりやすいうねり髪やくせ毛の人向けにつくられていて、アルガニアスピノサカルス培養エキス(保湿成分)が配合されています。
こちらもしっとりとした洗い上がりで、うねりにくい髪でもシャンプー後のパサつきやボリュームを抑えられるため、今の時期に重宝しています。
2:お風呂の中で軽く髪をとかすと乾いてからうねりにくい
シャンプーのタイミングで、軽く髪をとかしておくと、乾いてからも、うねりが出にくくなります。コンディショナーやトリートメントを使う場合には、なじませているタイミングで目のあらい櫛を使って丁寧にとかしておくと◎。
そうすれば、うねりによるクセが落ち着くのです。ただし、濡れている髪はキューティクルが傷みやすいので、力を入れずにやさしくとかしましょう。
3:シャンプー後は「なる早」でドライ
シャンプーしたあとは、できるだけ早く乾かすのが、うねりを最小限にとどめるコツ。
髪が濡れていると、くせがつきやすくなってしまうので、さっと乾かしてしまいましょう。大風量の速乾ドライヤーを使うのもおすすめです。
4:セット前のうねりは、濡らしてリセット
髪をセットする前のうねりは、本当はもう一度、シャンプーをするのがもっとも確実な対処法。けれど「そんな時間がない!」というときには、髪を濡らして、ドライヤーをかけ直しましょう。
このとき、うねりが気になる部分には、重みを加えるのがポイント。うねりを抑えるために、洗い流さないトリートメントをなじませて、そのあとにドライヤーでしっかりと乾かします。乾かしきったあとに「冷風」をあてておくと、髪がまとまりやすくなります。
うねり対策には、髪だけでなく頭皮のケアも重要です。頭皮の血行を促進し、クリーンな毛穴を保っておくことは、髪のうねりを防ぐポイントにも。1日1回の頭皮マッサージを習慣にすることもうねり対策につながります。梅雨の時期は、丁寧なヘアケアでくせに負けない髪を育んでいきましょう♡
©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages